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転生してもエンジニアだった(習作)  作者: 来須奏
新社人+会配信者編

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14/21

13話過去の遺産(原稿自体が飛んでいたので書き直しました)

「あ、そうだ。皆さん、FAありがとうございます。同人誌もすべて読ませてもらってます。」

《…………》

《…………》

《え》

《すべて?》

「はい」

《全年齢だけだよね?》

「すべてです。」

《!!!!!!!!》

《逃げろ!!!!》

《作者逃げろ!!!!》

「なんで逃げるんですかw」

《本人に読まれてると思って描いてない》

「僕のFAなのに!?」

《概念としての主と本人は別なんだよ!!!》

「その理屈は分からないですwww」

《あの……成人向けも……?》

「前にも言いましたけど、ちゃんとゾーニングされてるものなら別に大丈夫ですよ」

《読んだ?》

「読みました」

《感想は》

「そこまで要求するんですか?」

《作者が死ぬ》

《聞きたい》

「…………絵、すごく綺麗でしたよ」

《内容には触れない優しさ》

《最大限の慈悲》

「あと解釈が面白いなーって」

《解釈》

《どの解釈》

「そこを具体的に言わせようとしないでくださいw」

《あの……私、主×主の本を……》

「読みましたよ」

《》

《セルフ推し本まであるのかよwwww》

「あれは発想で笑いました。」

《本人公認!?》

「公認とは言ってません。禁止もしませんけどw」

《本人×本人って受け攻めどっち》

「その議論に本人を参加させないでください!!!!」

《でも公式はリバ可》

「公式というか、僕がどちらも否定してないだけです!」

《つまりセルフリバ》

「新しい単語を作るな!!!!」

で、ちょっと真面目に、

「でも、本当にありがとうございます。絵一枚でも漫画でも小説でも、僕を題材に時間を使って作ってくださったものなので。普通に嬉しいですよ」

《成人向けも?》

「そこだけ確認するのやめてもらえます?」

《重要》

「ちゃんと住み分けして、他人に無理やり見せたり、現実の僕に同じことをしようとしたりしなければ、創作は好きに楽しんでください」

《了解》

「ただし――」

《?》

「僕が読んでる可能性はあります。」

《それが一番怖いんだよ!!!!》

《ネットの年齢入力は?》

「肉体年齢と、前世を含めた経験年数の平均で……」

《勝手に独自規格を作るな》

「転生者の入力仕様がないんですよ」

《生年月日を入れろ》

「明確に違法となる部分については肉体年齢ベースですよ。必須項目で詰みました」

「前世アカウントで乗り切ってますが。」

場面を配信に戻す。

「というか皆さん、何のために僕が性に寛容なFAポリシーを設定したと思います?」


《え》


《みんな自由に描けるように?》

「それもありますけど」

少し間を置いて――

「二次元に行けば、自由な世界が広がってるからですよ。」

《名言っぽく言うなwwww》

《急に壮大》

《二次元は自由》

「そうでしょう? 現実の僕には当然、意思もプライバシーもあります」

《はい》

「でも創作の中なら、いろんな服を着せてもいいし、いろんな役をやらせてもいいし、解釈だって自由です」

《受け》

「自由です」

《攻め》

「自由です」

《リバ》

「自由です」

《女装》

「自由です」

《セルフ推し》

「…………自由です」

《一瞬詰まったw》

「だいたい自由です!」

《本人が一番楽しんでない?》

「だって面白いじゃないですか。自分では思いつかない自分がいっぱい出てくるんですよ?」

「…………」

《セルフ推し》

年「それとは別です!!!!」

「だから僕としては、二次元は広く自由であってほしいんです。」

「あ、あと急なんですが――興が乗ったのでオリジナル曲出します。」


《興が乗った》


今度は何》

『Re:IGNITION』って曲です」

《タイトルかっこいい》


「いえ、音楽活動は別名義です」

《まだ名義あんの!?》

「音楽は音楽で分けてまして」

《配信者》

《ぼっち音声サークル》

《音楽名義 ← NEW》

「NEWではないです」

「ようやく昔のアカウントに入れたので。」

《昔》

「…………前世ですね」

《またデジタル遺産が蘇ったwwwww》

《人生NEW GAMEなのにアカウント引き継ぎ》

ログインできるとは思わなかったんですよw」

《本人確認どうした》

「そこは色々ありまして……。まあ、無事アクセスできました」

《去曲残ってる?》

「残ってますねぇ……」

「自分の曲くらい好きでいいでしょう!!!!」

そして新曲の説明へ。

「今は音楽自体、AIをメインに使って制作してます。」

《AI曲?》

「AIに全部お任せ、というより、僕が作りたいものを作るための制作環境の中心にAIがある感じですね。構成を考えたり、生成したり、選んだり、必要なら調整したり」

《なるほど》

「なので表記も、その辺が分かる形にはしておきます」

《前世の音楽名義で今世の新曲》

Re:IGNITION》

《再点火》

《タイトルまで人生二周目っぽい》

…………」

《狙った?》

「…………多少は。」

《でれっ》

「やめてくださいw」

《いつ公開?》

「もう準備してます」

《早》

「興が乗ってますので。」

《最強ステータス異常》

《睡眠時間は?》

「…………」

《主》

「…………曲の話しましょうか」

《寝ろ》

で、古参が昔の音楽アカウントを見つける。

《待って》

「はい?」

《このアカウント開設日》

「…………」

《主の現在の年齢より古くない?》

Re:IGNITION

は入院中現在、Soundcloud視聴可能です。

退院後に妄想OP映像制作予定。

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