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怖い女  作者: 友稀
3/4

私の幸せ

とうとう三話です!

まだまだ文はひどいですが、

よろしくお願いします(^_^)

母から電話がかかってきてから三ヶ月がたった。

誰かの視線は今だに消えず、といっても怖いと感じなかったため、誰かに話すこともなく、普通にすごしていた。

幸せだった。

彼がいて、仕事も絶好調で。

このまま幸せが続いたら…と願ったりもした。


しかしそんな幸せがこんな早くにつぶれるなんて…。



ある日、仕事も終わり、ロッカー室へ入った。

ロッカーを開けると、目を疑った。

白い紙が貼ってある。

そこには短く、

『お前のことを許さない

お前が幸せになるなんて許さない』

と殴り書きで書いてあった。

私はその場に座りこんでしまった。

全身が震えているのがわかる。

「誰が、こんなこと…」

私は大声をあげて泣きだした。

ロッカー室には私だけ。

なのになぜか視線を感じた。



どのくらい泣いていただろう。

窓の外は赤色の空が広がっていた。

私はわかってしまった。

「この会社の中に、私の過去を知っている人がいる…」

私のことを恨んでいるのだろう。何十年も私のことを…。

やっと幸せがみえてきたのに。

やっとなくしてはいけないものをみつけられたのに。

またあの暗い闇が私に襲いかかるのだ。



「最近元気ないね。どうしたの?」

彼氏の隼人である。

「ううん。なんでもないよ」

無理に笑ってみた。

本当はあのロッカーに貼ってあった紙のことで頭がいっぱいだった。

あんまりぎこちない顔だったからか、隼人は私を抱きしめた。

「えっ…」

「心配なことあるなら言って。俺、沙織との結婚考えてる。またしっかりとプロポーズするけど、夫婦になるんだったら隠し事はなしだぜ?」

急の仮プロポーズに少し驚いたが、とても嬉しかった。

ああ、この人が好きだ、放したくない、離れたくない、大切にしなくちゃ、と思った。

「うん」

私は隼人の腕の中で目を閉じた。

しかし、紙のことも、視線のことも、自分の過去のことも相談できず、ただそのときは静かに目を閉じたままだった。



あの紙以来、なにもしてこなかった。しかし、視線は強まるばかり。

さずがの私も少し怖くなってきた。

見られているから、ではない。自分の過去を知っている者がいる、ということにだ。

「ねぇ、沙織。知ってる?」

急に声をかけられてビクッとした。

「なんだ真美か」

一緒の時期に会社に入ったことから親しくなった真美。

唯一楽に喋れる仲間だ。

「なんだ、ってなによ。まぁいいわ。それより! 林さんね、お父さんを早くに亡くして、小さいときからお母さんと一緒に一生懸命働いてたみたいよ。だからあんなに仕事ができるんだわ!」

私は一瞬ぞくっとした。


次回から少しずつクライマックスへ向かいます!

次回ぐらいから少しずつ謎がわかります!

もう少しおつきあいください(>_<)


感想の方もよろしくお願いします(^_^)

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