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極悪少女とルーツをたどる旅

悠は父親に

「それは何時かいう」

だけど信用して欲しい

「お父さん、俺も一緒に行くから安心して」

と告げた。


勇仁は「だがなぁ、じゃあ俺も…」と言いかけたが、綺羅が

「父が仕事しているから俺も悠もこうやって生活できている」

感謝している

「大好きだ」

とにこっと笑った。

「…父は大船に乗った気持ちで待っていてほしい」


…。

…。


勇仁は思わずうっうっと泣き出すと「二人ともが大人過ぎて父は寂しい」と呟いた。

悠は困ったように笑い

「父さん、ごめん」

と告げた。


勇仁は悠を見ると

「くれぐれも無理をしないように綺羅を見ておいてくれ」

それからお前も気を付けるんだ

「悠里のようにお前たちまで失いたくない」

と告げた。


悠は頷いて

「わかってる」

と答えた。


綺羅も頷いて

「一応、父には言っておく」

母の里は岩手の雫石らしい

と告げた。


勇仁はそれに

「そうか」

俺の知らない悠里を探しに行くんだな

「だけど!くれぐれも無理はダメだからな」

何かあったら電話するんだぞ


悠は頷いて

「わかった、お父さん」

と答えた。


翌日、綺羅と悠は東京駅から東北新幹線に乗って岩手へと向かった。

が、綺羅はムスッと新幹線の中で座っていた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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