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性格極悪美少女探偵と狙撃事件
そして子供の一人…真ん中で笑う少女は綺羅に生き写しであった。
綺羅は翌日、厚村から犯人についての報告を受けた。
「犯人は神在月直の取引先の知り合いで株に手を出して大損をして銀行の金に手を付けたことを注意され、自首を勧められたが告発されたらと焦って襲撃したということだ」
小さい頃から手先が器用で改造銃を作って夜中に練習をしていたらしい
「その場所から同じ弾が幾つも発見された」
そのニュースも流れ確かに写真の男であったことを綺羅は確認した。
が、事件当初の厚村の動きはおかしかった。
綺羅は厚村のことを不審に思いつつも手元にある一覧の謎を解くべく自分と悠のルーツを探るために岩手へ向かう決心をしたのである。
母親の黒崎悠里と玲の血。
つまり黒崎家のルーツであった。
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




