1/3
カーリー
ルハラトリアの外れの村で暮らす種族。肌の色は抜けるように白く、輝く黄金の髪、虹彩のない白金の目を持つ。口元には常に微笑みを浮かべている。穏やかな種族のようだ。声はエコーがかかっているように聞こえるが、聞き取りづらくはない。皆とても見事な刺繍が施された手縫いの服を着ていた。手先がたいそう器用なようだ。
村長のグーダル=カヌヤマイナ氏にカーリーについて話を伺った。
カーリーは大神ミラニアルにより光から生みだされた種である。飲食は不要で、代わりに光を浴びる。わずかに発光しており、自ら出す光の波の反射で周囲の様子を認識している。カーリーの出す光は栄養にはならない。光が無い場所では1時間ほど活動した後休眠状態に入る。この村は発光性植物の森の中にあるため常に光が途切れず、常時活動可能である。
とのことだった。
村長の娘であるレアル=カヌヤマイナ氏に宿の手配や村の案内、村人との仲介などの面で大変お世話になったため、ここに感謝の意を表する。




