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ポリリズム  作者: 十万ポテト
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8/8

タイトルに特に意味はない

「ハッハハハハハ!人がまるでゴミのようだ!バルス!!」ついついこういう光景を見ると言ってしまいたくなる。さすが国民的人気でほぼほぼ毎週金曜日に放送されてるだけあって影響力が大きい。


文化祭には、近所の人たちや他校の高校生たちも毎年のように訪れる。特にうちの高校は女子生徒がとにかく可愛いと他校から出会いを求めてくる奴らが多いい。


なぜか、文化祭の女子たちは普段より何倍も可愛く見えてしまう。格好もそうだが、しぐさ一つにとってもドキドキしてしまいがちだ。


「雰囲気に流されてしまう愚かな男子たちよ・・花と散れ・・」


俺は、過去の恋愛経験より積んだ不屈な精神があるから雰囲気で告白してしまうような残念極まりないことはせんのだよ!


そんな勝ち誇ったような顔をしていたらパシャッと写真を撮られた。誰かと思いきや報道局の人たちだった。


報道局は、文化祭前日の記事や毎年のイベントの様子を記事にして学校公式のブログに書いたり、新聞にして生徒たちに配られている。


つまり・・・報道局に写真を撮られたってことは今の写真を使われるってことだ。しかもその記事の内容ってのはほとんどがでっちあげで、面白おかしく書かれてしまう。


報道局の人たちは「いい写真が撮れましたねふふふ。」「これは記事のトップにするしかありまんがな。」と目の前で打ち合わせをしている。


これはチャンスだと思い、ゆっくり近づいてカメラを取り上げることに成功した。そして「近づくな!近づいたらこいつ命はないぞ!」決まったー!人生で一度は言ってみたいセリフ4位!言えたー!


ドラマで見た流れだと犯人に従うことしかできずに犯人の要求を聞いて、その要求を飲むっていう流れだと思っていた。しかし、報道局の中心的立ち位置の小柄な女の子がこっちに近づいてくる。


「それ以上近づいてみろ!本気でこいつをここからフライアウェイさせるぞ!?」それと同時にその女の子の足も止まった。


よしよし、このまま今撮った写真を消すことを要求すれば俺の勝ちだ。相手もさぞ悔しい顔をしてるんだろうと思い目を向けるとそこにさっきまでいたはずの女の子の姿がなかった。


突如襲う寒気に焦り、周りを見渡すがその子の気配がない。次の瞬間。とんでもない激痛が走りその場に倒れこむ。


「ふっふっふ甘いわね!あんたの敗因は!ここが教室であること!そしてあんたがドラマの世界にのめりこみすぎた事よ!」そう言ってせっかく奪い取ったカメラを持っていかれ、しばらくその場から動けなかった。


やっと動けるようになって担当の調理場に行ってクラスの人と交代をした。どんどん注文が殺到し、間に合わくなる。


明らかに人手不足だよな。。人が廊下に並ぶほど繁盛している。まさに猫の手も借りたいところだ。


すると休憩に行っていたはずの佐江川千夏が戻ってきた。「何かお手伝いいたしましょうか?」とわざわざ調理場に手伝いに来てくれた。


ほんといい子だよな。。とつい感心してしまう。「ありがとう」と言い盛り付けなど誰でも簡単にできそうなことを頼んだ。


なぜかと言うとスポーツ・勉強ともに完璧なんだが、ゆういつ苦手の物がある。料理だ。授業で調理実習をやったとき米を焚くどころか包丁すら握れないと普段の生活が見えてしまう。


注文が落ち着いてきたところであたりを見渡すとすっかり真っ暗になっていた。たぶん、ほとんどのクラスの人たちが何も見に行けずに終わってしまったと思う。


すると学級委員長から提案が。「明日は文化祭最終日という事でクラスの出し物をやめて自由行動にしましょ!」もちろんみんな賛成した。


みんなお疲れの様子で帰っていった。その帰り道、カレンと途中で会って一緒に帰った。


「はぁ~もお、嫌になっちゃうよね。こっちは驚かそうとやってるのに可愛いとかメールアドレス教えてとかさまったく」


中身はともかく見た目としてはモデル並みに可愛い。実際、女子のモテランキングで5位になるほどだからな。


「そういえばお化け役だったもんな。練習の時見に行ったけど全然怖くなっかったよな。」


ボンッと鋭いみぞうちを食らってまたしばらく動けなくなった。今日は何か普段以上にダメージがでかい気がする。


「全部聞こえてるっていうの・・バカ・・」


何か言ってた気がするが声が小さくて何も聞こえなかった。そのままカレンは行ってしまった。


明日はいよいよ文化祭二日目。








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