プロローグ
好評ではないけれど、連載始めました。
息抜きで書いています。
短編と同じ内容です。
ユーチューブや、無料ゲーム、なろう小説にも出てくる広告。
ファンタジー的なゲームの女冒険者や聖女が画面の片隅に、きわどい衣装で大きな剣を持って魔物と対峙している画面が多く見られる。
めっちゃみんな、スタイルよくて。昔の言い方で言うと、『ぼっキュンぼ~ん』。
こんな女性が目の前歩いていたら、後ろからガン見するけど、振り向かれたら顔を真っ赤にして、目をそらす自信がある。
そんな私の冒険者生活。
「すごいお尻・・・」
ここは、とある田舎のギルド前。
村のはずれの森で、罠にかかった兎の魔物を麻袋に入れ、肩に担いで歩いて来た私。
村の門をくぐった時から、村人がなんだかそわそわしている。
男達も、女達も2・3人で固まり、チラチラ前を見て、こそこそ話。
女達は「スタイルいいよね」「うらやましい」「はしたないわ」などと話しているが、
男達は「スタイルいいなー」「家の女房とは大違いだ」「一度手合わせ願えないだろうか」「やめとけ、やめとけ返り討ちに合うぞ」などと話している。
簡素な田舎道を、背中に大きな剣を担いだ、きわどい衣装の女冒険者が歩いていた。
見た目で、度肝を抜かれた。
一番に目に飛び込んでくるのが、放漫な胸。
胸って言っていいの、なにあの、まんまる物体は。
申し訳なさそうに、きらきらした三角の布に支えられ、上下に揺れる白い物体。
揺れ方が・・・。絶対柔らかい。
その下につながる細い腰。ちゃんと割れてる腹筋。臍にきらりと光るピアスが情緒的。
それは、何を隠してるの、え?隠してなくない。と思うほどのビキニ。くびれ。ビキニ。
一応、腰に布を巻いているけど、歩くたびにチラチラしているからね。
そこから伸びる、肉厚的な大腿。大腿前面も側面も後面も筋肉が動くたびに、しなやかに波打つ。
ぜひ大腿内面もこの目で拝みたい。
長い長~い足が機械的に動く、直線の長い黄金色の髪をなびかせ、歩く姿はまるで芸術品。
顔は小さい。体は情熱的なのに、なにその幼さの残る顔は。
どうして、そんな、そんな保護欲をそそるような顔に仕上がってるのー。
目は丸く、目の色は紺色。黄金色の髪と紺色目、相反する色に深く吸い込まれる。あの目で見つめられたら、どんな男でもいちころ。
鼻は高くのなく、低くもない、ちょうどいい。
口は小さいのに、唇ぷっくり。はい、吸いつきたいです。
女の私でも、そう思うんだから、男はもう、たまらんだろう。
女冒険者はギルドの前で立ち止まった。
田舎の冒険者ギルド。
誰もがギルドの建物内には、いくつものカウンターがあり、魔物買い取り口があり、隣に居酒屋を併設していると想像するだろう。
田舎をなめちゃいけない。
まず、ギルドの建物はない。あるのは受付のみ、この受付も、昔で言うと、タバコ屋さんみたいな感じ。
ギルドは、小さい日用品屋の横。小さいスペースに、屋根とイスとカウンター、おばあさんが日がな1日座ってる感じ。
そこにグラマラスな女冒険者が立ったまま、受付のおばあさんと話し出す。
私は、狩った兎の魔物を買い取ってもらう為に、女冒険者の後ろに並んだ。
決して、決して間近で、見たいからではない。
「すごい、お尻・・・」
私の口からおもわず、小さい声がでた。
女冒険者は振り向いた。
私と目が合った。
私は、紺色の目に見つめられ、固まった。
ヤバい、ヤバい、じろじろ見てたのバレた。目がそらせない。額から汗が流れる。
女冒険者は、私を上から下までなめるように観察し、私が持っている兎の魔物に目を止めた。
「あなたが狩ったの」
「は、はい!」
「どうやって」
「罠を仕掛けて・・・」
「ここら辺の薬草には、詳しい?」
「は、はい!普通並みには・・・」
最後は小さな声になった。とりわけ薬草に詳しいわけでもない。
「そう、あなた名前は」
「アルフです」
「おばあさん、この子に案内を頼むわ。ギルドでアルフ指名で依頼書を作成してちょうだい」
女冒険者はギルドの受付のおばあさんに、依頼書を頼むと、私に向き直った。
「アルフよろしくね」
握手を求める女冒険者。
呆気にとられる私。これから何が起きるのか、
確実に言えることは、私の目には、グラマラスで刺激的な日々が映りそうです。
読んでいただきありがとうございました。
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