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人の恋路を邪魔しちゃいけません。  作者: 七賀ごふん
転校生の快美

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#15



彼の言葉に驚いて周りを見ると、皆笑ってお菓子等を並べている。看板やテーブル、冷蔵庫等の設置も完了していて、もうやることはほとんどなさそうだ。

「ご、ごめん。あんまり手伝えなくて」

今度は夕夏が謝る。すると近くにいた友人は首を横に振ってジュースを持ってきた。

「七瀬は企画の方を先に考えてくれたじゃん。須賀も食材の発注とかしてくれたし。充分仕事したよ」

優しい言葉と、笑顔。俺はもちろん、夕夏も照れくさそうに頷いた。


「じゃー最後の文化祭! 明日は全力で楽しもう!」

「おっしゃ! カンパーイ!」


友人の掛け声で、皆で打ち上げをした。普通は全部終わった記念にやると思うんだけど、今日までかなり頑張った慰労会みたいなもんだ。

明日使う教室だっていうのにお菓子をこぼして、皆好き放題に暴れている。先生に見つかったら怒られそうだ。

でも、今日ぐらいは仕方ない。ってことにしよう!


「夕夏。おつかれさま!」

「疲れてないけどな。お前もおつかれさま」


軽くコップを当てて、密かに乾杯する。

学校の行事はこうして迎え、そして過ぎていく。


どんなに嫌がっても終わりが来るから、せめて後悔しないように全力で挑みたい。この楽しい時間を大人になっても思い出せるように、しっかりと目に焼き付けた。




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