5/6
お姉ちゃん
ボウッ
「焚き火…私はつけれなかったなあ…」
「災害様なのにか?」
「身体は人間だって!」
「山火事とかよ」
「そんな私情で災害を起こせるかあ」
「意外だな」
「酷くない?」
「いいだろ、親の仇なんだ」
「親?姉じゃなくて?」
「…親同然だった」
「へえ、その話聞かせてくれる?」
「お断りだ」
「ちぇ、ケチ」
「クソッタレ…」ボソッ
「なんか言った?」
「言ってねえよクソ災害、おやすみだ」
「おやすみ〜」
「はぁ……クソ災害」
「なんだい」
「アンタ…嫌になる」
「残念だねえ」
「アンタと居ると自分が嫌いになってく」
「おや」
「どーしても、仇だってのに姉ちゃんが見えちまう…あー…まあそんだけだ、おやすみ」




