↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/73

やっちゃった




 昼休みになると同時に席を立ち、手洗いの帰り道に給湯室の冷蔵庫から“昼食”を取り出して席に戻る。

 ランチョンマット代わりにお弁当風呂敷( 注1)を机の上に広げ、ふと手が乾いている感覚に抽斗(ひきだし)から“ハンドクリーム”を出して少量を掌に押し出す。

 掌を擦り合わせ、指先や手の甲にも、まんべんなく行き渡らせる──そして、そこで私の無意識は……信じられないような暴挙をしでかした!


 これからお昼を口にするのでマスクを外していた。


 これからスマホをいじくるので、視力調整のため眼鏡を外していた。


 いわば物理的なスッピン状態である( 注2)。何も考えず、私は自分のほっぺたに、掌いっぱい、くっついている“ハンドクリーム”を塗ったくった。


「あっ!」


 気がついたら3回は頬で円を描いていた。無意識、ナニしてくれちゃってんの!?

 既に声を上げてしまっていたが、私は知らん顔で頬を拭い、正しく手先にクリームを浸透させた。

 幸いパソコンのモニターで向かいの席から私の顔は見えないハズだし、昼休みをずらして取るので隣の席の人はまだ仕事中、その目は自分のモニターか手元の書類に向けられていたハズ。誰も私のうっかり(?)には気づいていない……と思いたい。


 これまた幸いなことに、ハンドクリームだと質感が重くて伸ばしにくいため、私が“ハンドクリーム”として使っているのはボディミルクだった。つまり、全身用のクリームである。ハンドクリームよりは顔への使用は適用範囲内かと思うのだが……?




挿絵(By みてみん)

 友人にいただいたボディミルク。柑橘系の香りが爽やか♪













注1 100均ショップでつい衝動買いしちゃったパンダ柄。どうせなら、色違いのも揃えれば良かった、と後で思った。


注2 実はコロナ全盛期からこっち、メイクせずに出勤しているので、そういう意味でもスッピンだった。



そういや、何かの雑誌の投稿でお年頃のお姉ちゃんの洗顔フォームを歯みがき粉と間違えて使っちゃった体験談があったなぁ。やらかしちゃうのは、そこんちのお祖母ちゃんとかお父さんとか。チューブタイプだと紛らわしかったんかねぇ?









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。