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〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


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No.1の実力




 “医者(ツウ)”の友( 注1)は「肩凝りには効かないよ〜」という。だがしかし、一応、効能書きを読むと


【感冒の初期:自然発汗がなく、ゾクゾクするような寒気、頭痛、発熱がある場合。肩こり、上半身の神経痛、筋肉痛。鼻かぜ、鼻炎、扁桃炎、乳腺炎、結膜炎の初期症状。じんましん。】とある。


「鰯の頭も信心から」という(ことわざ)だってあるのだ、「効く!」という想いがプラセボ効果を発揮し、体内で飲んだ薬の有効成分をミラクル活性化してくれたのかもしれない。


 えっ、何の話だって?


 葛根湯(かっこんとう)の話です。


 もちろん、お薬というものは、人それぞれで効きかたが異なります。ある人には少量でものすごくよく効いて、ある人には何の効果もない、またあるは人は飲んだだけで体調が悪くなってしまうこともあるかもしれない。そこを考えて飲むのが治療であり医療であり化学なんだと思う。


 で、ここまで読むとお判りのとおり、私は葛根湯の信者である。といっても、風邪をひいたときは、もっと西洋化学に基づいた薬効のものを飲んでいる。そっちのほうがズバッと症状にコミットするから。


 ではいったい、何に対して漢方のチカラを借りているのかというと、冒頭に出てきた【肩凝り】なのだ。

 薬効にはやたら“〜炎”が書いてある。つまり、炎症に対抗するモノが入っているのだ。

(風邪の症状にしても上気道炎やら気管支炎やら鼻炎やらの“炎症”だし)

 私は肩の“炎症”に対しての処方を行っているわけで……ここで、前回のナントカ肩も絡んできます、はい、【肩関節周囲炎】コレも“炎症”で、葛根湯が効いていると思われる時間内、事実、痛みは少なからず緩和されていました!


 すげぇ、葛根湯、マジ万能薬!って思いましたよ。


 まあ、肩凝りは、慢性的にずっとあるんですけどね……




挿絵(By みてみん)

 そういや、顆粒は飲みにくいので市販の空カプセルに移し替えて飲もうとしたら、詰めても詰めても1包の量がなくならなかったので、結局、大きく息を吸いこんで、グパッと口に放りこむのがイチバン効率的だと悟りました。

 後日、錠剤の存在を識る……(笑)












注1 私に手首測定型の血圧計を薦めてくれた人。今でこそ、降圧剤をもらうために内科に定期通院している私だが、それ以外だと歯医者ぐらいにしかかかったことがない。風邪も怪我も薬局で買った市販薬で治るので。


あ、No.1というのは漢方薬で有名なメーカーさんでの葛根湯のナンバーです。やっぱ、色々あるけれどコレが一番汎用的な漢方薬、とメーカーが自負しているからかな、と深読みしてます。






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