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79話 ライルさんとエリザさん

日曜日。

 朝、庭でスズメを見かけた。薬草畑の中の何かをついばんでいたので、多分虫取りをしてくれているのだろう。

こっちに来ないかな……と思っていたら来てくれた。小麦の粒をあげたら喜んで食べている。前にしゃがむとなんと膝に乗ってくれた。可愛いので手から餌をあげた。


「餌付けすんなよ。居着くだろうが。」

息子に怒られた。だって虫取りしてくれてたんだもん!

「なんで見張るの?!」

「見張ってねーわ。自意識過剰か。」

うう。言葉がきついよう。


 

今日も唯花は異世界でお留守番です。

息子はバイトが休みでオシャレをして出掛けて行った。デートだな。


そして夫と録画したテレビの鑑賞をする。二人とも趣味ができた事で結構が録画したのが溜まっている。

スパイのやつも好きだけれど、最近ファッションのやつも好きだ。でもファッションは勉強してもやっぱり難しいと思う。私はファッションの感性が人とはずれているのかも知れない。


私が可愛い!と思ったものが評価が低かったりするのだ。


 2D君が連続最下位だったのはあまり似合っていなかったので私にも予想できたけれど。

私は顔の良い人はあまり好きでは無いけれど、世間一般的には顔が良かったり、ただ背が高い人はそれだけで補正も入るし、好きなタレントさんはやっぱり推してしまうのが普通だと思う。

 結局は自分に似合う服を選べるかどうかだし、有名な芸能人が着たらそれをきっかけに流行ることもあると思う。


 

異世界。

 さて、再び商業ギルドへ。ちょっと面倒そうな人だけれど、初対面で信用もない私に色々親切に教えてくれたし、偵察とか交渉とか本当に苦手だから、もうこうなったら直接色々聞こうと開き直った。偵察担当の唯花が居ないから仕方ない。


受付に行くとすぐ個室に通されギルド長ライルさんが来た。


大森林に住んでいてあまりこの辺のことを知らないので持ってきた物の価値を教えてほしい旨と、薬を売るのに資格や許可がいるかを尋ねた。

「これなんですけど……」

 アメ豚、スエード10枚ずつ、花を封入したレジンのペンダントトップを10個と、貝殻で作ったビーズやラメを星の様に散りばめた宇宙玉10個をマジックバッグ(のフリしてアイテムボックス)から出したらその場で全部買い取ってくれる事になった。


宇宙玉はレジン付与なしは一つ1万ゴルド、花は6000ゴルド、スエードは9000ゴルド、アメ豚は7000ゴルド、革に高値が付いたのは、品質が良いのとなめし方が違い珍しいからだそうで、ダンジョンでいくらでも取れるものなので、破れのない皮でもなめし前なら4000が良いとこらしい。って言われても私実は物の価値とかあんまりよく分からない。

まあでも、色を付けてくれて、しめて35万ゴルドになった。

 

ちなみに薬はこの商業ギルドか冒険者ギルドの鑑定書があれば個人でも売れるらしい。健康被害を防ぐための鑑定だ。ここらではその他に資格が必要なものは無いが、昨日の様に価値の高いものをあまりの安さで売るのはそれまで高価だったものが突然値崩れしたりして良く無い事らしい。

ライルさんには謝って、次からは相談する事を約束したら、この辺のことを教えてくれたり、価格を相談できる同性の顧問をつけてくれると紹介された。

「この度ユメ様の顧問をさせていただく事になりましたエリザと申します。何でもご相談いただければ幸いです。

 早速ですが、ユメ様は使徒様でいらっしゃいますか?」

 えぇ……。




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