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二番煎じの転生者  作者: きゅうとす
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石化者と鑑定

石化者は誰?

承章3 衝撃の湖クレイモア⑥

僕の名前は八神直哉ナオヤ)と言う。

バフォメ目指して旅の途中だけど、今はクレイモア湖の遺跡を探索中だ。


ダズンとメリアイダに用事を言いつける事にした。

お礼をしてもらうにはちょこっと仕掛けが必要だ。


2人に仮眠をしてもらっている間にラセメア辺境伯爵への手紙を書いた。これまでの経緯とこれからの予定、そしてこの手紙を届けた2人の処遇について。


2時間ほどで書き上げたので2人を起こす。

2人に取ってはコカトリスと戦った直ぐ後の祭り状態だから疲れが残っている。

仮眠で大分顔色も良さそうだ。


2人にラセメア辺境伯爵への手紙を届けて欲しいと言うと少しの驚きとともに了解して貰えた。


彼もラセメア辺境伯爵と知り合いだったらしいからね。ダズン達だって知らない訳は無い筈だ。


東へ向かう2人を送り出した僕は直ぐには動かず、少し考えを纏めていた。


ぼっちは楽だ。

他人と関わらないで済むし、他人の意向を斟酌しないで済むからだ。

でも、戦いに於いては破壊力に乏しい僕には厳しい。

今まではなんとか魔素が通っていたから対応出来た。

魔獣アジュラやクレイヒュドラやコカトリスのような敵が沢山出てきたら逃げる如かない。

でも、逃げるわけにはいかない場合も出てくるだろう。

そんな時どうするか?

僕の今後の課題だ。


気の置けない相棒を得ること


それが答えだ。

セラを仲間に加えても良い。でも、セラは聖女だから簡単には仲間に出来ないか?そもそも、告ってないわ、僕。

・・・ひ、ひとまず置いておこう。アセアセ


デコイ人形パペット)から思いついたロボットを作る構想も一つだ。操り人形タイプなら可能である事は証明出来たが、自分が戦いながら操るのは無理がある。

やはり、デコイ人形(パペット)を使うならある程度自律性が必要だ。


その時、レーダーに反応があった。感知範囲に入って来たのは“ねね“だった。僕がクレイモア湖の洞窟調査している間、この辺の森で遊んでいたのだ。ねとねと洞窟は好きじゃあ無いらしい。


そうそう、“ねね“くらいの知能が無いと僕の相棒にはならない。ただ“ねね“は気まぐれだし、言葉が話せない。


言葉を話せるのは重要だ。こちらの命令を聞き、結果を話す。壊されても最悪情報源にはなる。


ある程度の知能、会話機能、自律性のあるエネルギー源などを持ったロボット。

かなりハードルは高いが魔法と言うチートがあれば僕にも作れると思う。


やっぱりキーアイテムは“魔法陣“だろう。


ライナーに会ったら話をしてみることにしよう。

考えがまとまったので移動を開始する。



暫くはクレイモア湖湖畔を軽く走って流す。

そういえば、体力もこちらへ来てからだいぶ上がった気がする。

ひさびさにステータスを確認してみようか。

鑑定ガイドつき)を自分に掛ける。


鑑定ガイドつき)

 八神直哉:地球からの転生者。14歳。クレイモア湖畔に滞在。

火魔法初級

ファイア ファイアボール ファイアウォール

木魔法初級

ウッドウィプス ウッドボール

水魔法初級

ウォーター ウォーターボール ウォーターウォール

土魔法初級

ガイアホール 

風魔法初級

ウィンド ウィンドボール

闇魔法初級

光魔法初級




  無属性魔法

レーダー 

属性変換

空間操作

クレイ操作


  ステータス

HP:669

MP:730

SPP:181

SKP:503


  スキル

身体強化 フェーズⅠ~Ⅴ

遠隔 レベル8

繰糸 レベル8

繰糸太 レベル3

縮地 レベル3

瞬足 レベル6


  神器腕時計

タイム レベル2

ストップ レベル1

インベントリー レベル5

鑑定2(ガイドつき) レベル1

プロテクト レベル5

プロテクトアーマー(特殊) レベル2



おお、数値が増えてる。

あんまり良くわからないけど。


突然声が聞こえた。

“ガイドしますか?“

そうか、鑑定も少し変わったんだ。うん、ガイドして。


HPってなんだ?

“HP:ヒューマンポイント、数値が高いほど人間性が高い。消費してスキルを得たり、スキルレベルを上げたりできる。“

ん?人間性って何? 人間性とは所謂、善性(とく)の事です。

え?ヒットポイントじゃあないの? 違います。

え?スキルを得たり、レベル変えられるのか? 出来ます。



じゃあ、MPはなんだ?

“MP:マナポイント、魔素マナ)の残量を示す指標。魔法を使う元。体力と連動して増減する。“

やっぱりだ。人間基本は体力だよね。


この調子でSPPは何だろう?

“SPP:スピリチュアルポイント、霊性ポイントは光魔法を行使する為に必要な指標。精神性の高さに比例する値。“

なんじゃこりゃ? 精神性の高さって何だよ? より高度な判断能力の高さの事です。全体最適を選択できる精神の高さの事です。

余計に判んないや!

一応属性は使える筈なんだけど光魔法の使い方は分かんないんだよね。セラに訊いてみようかな?


SKPって何?

“SKP:スキルポイント、技能スキル)を使用するために用いられるポイント。技能の練度に比例して増えるポイント。肉体スキルは体技、武器スキルは武技、魔法スキルは魔技と呼ばれる。“

そうか、瞬足や縮地は体技なのかな。 その通りです。


属性変換って使ったことあったかな?

“属性変換:魔法属性を変換するスキル。水を火に、土を木に、光を闇に変換できる。魔素マナ)から複数の属性魔法を発動する事も属性変換と言う。“

なるほど、もしかして相手の魔素マナ)に干渉して属性変換出来るかも知れないな。 不可能ではありません。


空間操作なんてしてないような気がする。

“空間操作:異空間の開閉をして物を出し入れする。インベントリー操作のこと。また、インベントリー内のアイテムを取捨選択する事を含む。アイテムバックはバック内空間を拡張する事で物を収納している為空間操作とは言えない。“

あーそういう事ね。


じゃあクレイ操作は何かな?

“クレイ操作:魔素マナ)を含む粘土クレイ)を捏ねて形作る操作のこと。粘土だけでなく同時に魔素マナ)を操作することでゴーレムなどを創造できる。“

無属性魔法の説明はこれまでか。


じゃあ“タイム“ってのは

“タイム:神器腕時計の機能の一つ。時間を正確に測定表示することができる。“

そ、そうだよね。他にあるわけないし。


次の“ストップ“は何かな?

“ストップ:神器腕時計の機能の一つ。一定範囲内の時間を停止することができる機能。1回にステータス全ての半分を消費する。停止物の干渉は不可、操作者に含まれるものは対象外。“

え?何その機能?

知らなかったわ~と言うか使ったこと無いわ~。一定範囲内ってどれくらい何だろう。

“ステータスの値全てが100消費して操作者を中心に直径10メートルの範囲。“

て言うことは、SPPが181だから半分の90を消費して今だとおおよそ直径9メートルなんだな。


停止時間の制限はあるのかな。

“ストップの機能が効果を発揮する時間は操作者の主観時間にして無限。“

うわ~何それ、壊れてる!

使う状況は限られるなぁ。

止めたものは動かせないけど自分の持ち物とかは使える訳な。インベントリー内から出すのも有りかな?

“機能は同時使用出来ません。“

なるほど。駄目なんだ。

後はだいたい分かるかな。


あっそうそう、鑑定2(ガイドつき)の説明もあるのかな?

“鑑定2(ガイドつき):指定物のみならず、言葉などの2次鑑定可能な鑑定スキル。使用法ほか、ある程度の質問にも答える事が出来る。アドバイスなどの場合は上位機能:鑑定3(賢者)である必要がある。“

そうなんだ、もっと上の機能があるんだ。使ってみたいけどまだまだレベル低いもんね。レベル上げるには

HP使えば直ぐに上がるか。因みに鑑定のレベル上げるにはいくつ必要だろう。

“鑑定2(ガイドつき)を次のレベルまで上げるにはHP500必要。“

わわわ~随分必要だ。


じゃあ、今スキル取得出来るものは何かな?

“取得可能スキル“

天走あまかける) 100HP

幻影ミラージュ) 100HP

引取アポーツ) 100HP


おうおう、みんな欲しいなあ。

詳しい説明を知りたいなあ。

っと、もうこんな時間か。

鑑定していたら、スキルチェックになってクレイモア湖畔でた立ち尽くしていたな。

もう、4時を回るから日が沈む前に遺跡まで急ごう。

スキル取得は後にしよう。


僕は瞬足で遺跡まで走った。おおよそ30分後、遺跡が見える頃、僕は信じられないものを見ていた。


傾いだ巨大な山の麓が煌々とお祭りのように輝いていたのである。

電飾のように光る魔石で飾られた遺跡。その前に広がる屋台の数々。


クレイモア湖畔の遺跡“ババロンの落石遺跡“は観光地だったのだ。



ババロンの落石遺跡で遊びます

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