表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
怪奇異譚~KAIKI・ITANN~  作者: 荒野ヒロ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/29

あるゲームセンターの閉店事情

本当にあった怖い話的な~?

信じるか信じないかはあなた次第です!(笑)

 これ、ほんっっっっとうにあった話。

 私の知り合いの話なんですがね、この人。ある特殊な力が使えるって言うんですよ。

 いやぁ、みなさんも一度は耳にしたことがあるんじゃないかな。


 物事には「陰と陽」があるっていう、そういうもんですがね。その知り合いいわく、そうした「気の力」みたいな物を()()()って言うんですよ。


 それでその知り合い、S県N市にあるゲームセンターに行ったらしいんですがね。まあ、あれですよ。UFOキャッチャーというんですか? あれをやって景品を取ろうとしていたところ──ええ、最近では、アームの力がヒドく弱いんだとか。

 景品を掴み取る腕の力? が低く設定されているんだとか。

 設定で変えられるらしいですね、店側が。


 それでそのゲームセンターでも、アームの力が1番弱いんじゃないかってくらいに設定されていて、何度も景品が落とすべき穴に落ちずに、別の隙間に引っかかったらしいんです。

 で、景品の位置を何度か店員の若い男に戻してもらっていたらしいです。すると、あろうことかその若い店員、その知り合いに、こんな言葉を言ったそうです。


「まだ取れないんですか?」


 この言葉に、知り合いは──かなり頭に来たそうですよ。

 アームの力を弱く設定しているくせに、なんて言い草だって、ええ。


 それでどうしたのか? って、私は聞きました。

 すると知り合いが、くら──い顔をして、言うじゃありませんか。

(こうした顔をしたときは、たいてい要注意です)


「そいつに()()()()()()()()()()。むろん、()()()()()()()()()()()()()()ね」


 この話しをした──だいぶあとになって、S県N市を車で通ることになった私は、なんとなく気になって、そのゲームセンターの場所を知り合いから聞き出して、その場所に行ってみましたよ。

 するとそのゲームセンター、つぶれて無くなっているじゃありませんか。

 知り合いにそのことを話すと、あっさりとこう言われましてね。


「当たり前だろう。陽を失い、陰を大量に背負った奴を雇っていた店だぞ。客は近づかなくなるし、潰れるに決まっている」


 その店員の若い男が、その後どうなったか……

 それはみなさんの想像しだい、ってところですかね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ