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恩人

セシル視点です。

僕が初めて会った彼はとても綺麗な戦い方をしていた。

その時に彼の隠していた顔が少し見えたがとても綺麗な人だった。

だけど、その瞳は真っ黒で絶望しきっていた。

その瞳を見た僕は恩人の彼を助けようと決意した。


それからは、あらゆる手で彼の素性を探った。

それから、数年後に彼の正体が分かった。

彼は序列1位のルキウス・レインバーグだったのだ。


序列1位の彼が何故あんな山奥にいたのかは分からなかったけどそんな考えがどうでも良くなるくらいに僕は彼にまた会いたいと強く思った。


だが、僕は第一王子だ。

王太子となった身だから簡単には彼には会えないと諦めていた。

彼と学院で再会するまでは..........!

彼は学院に来ていた!


時間は遡り数分前。

僕はいつも1人で屋上に来てご飯を食べている。

だから、今日も毎日と同じ日々を過ごそうと思っていた。

僕が屋上の扉を開ける寸前に怒鳴り声が聞こえた。


嫌な予感がして扉の隙間から気配を殺して覗いた。

あまり、見えなかったが声からして僕の妹の第一王女レティシアだろうな。

また、厄介な事に巻き込まれたようだね。


そうして、しばらく覗いていると男がいた。

その男はレティシアの方をしばらく見ていたが次の瞬間雰囲気が変わった。

そして、男が何かを唱えるとレティシアの周りにいた男たちが次々と身体事凍っていった。


その魔術の発言スピードと魔力操作に魔力量が全てにおいて完璧に鮮麗されていて驚いた。

けど、一瞬だけ見覚えのあるような感覚に陥った。

彼はすぐに転移で姿を消した。


僕は気になって彼を探した。

そしたら、裏庭に辿り着いた。

そこで、彼が寝ていた。


彼の顔は前髪が邪魔で見えなかったから興味本意で避けてみたらとても美しくやはり見覚えのある顔をしていた。

しばらく、見惚れていると彼が起きた。


彼は不機嫌そうに僕の顔を見た後急に慌てて顔を見たかと聞いて来た。

無論、見たと正直に謝った僕を見て彼は急に無表情になった。


そして、また不機嫌そうに顔をいつまで見てると言われてしまった。

綺麗だからと答えたらもっと不機嫌になってしまった。

どうやら、彼は自分の容姿が嫌いらしい。


とにかく、僕はここに来てようやく彼の事を思い出した。

彼は昔、僕を助けてくれた序列1位のルキウス・レインバーグだったのだ!


そして、彼の.........彼らの秘密が本当の事なのか質問してみたらどうやら、本当みたいだった。

彼は組織の長シリウス・レインバーグの事になると顔に感情が出ると言う噂があったから試してみた。


案の定、顔に感情が出た。

噂は案外侮れないと思ったよ。

まあ、そうやって質問していると彼に逃げられてしまった。


まだ、聞きたい事があったけど問題はない。

だって、彼は僕の近くにいるんだから。

また、いつでも会えるのだから焦らなくても問題はない。


僕は絶対に君を救うよ。

だから、それまで待っててね。

次回も楽しみに!

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