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ドリームアイランド  作者: スピカ
プロを目指すぜ!
50/314

50《俺も貰えた。天ぷら。》

日浦君キャワユイです。

 日浦は東松阪から桃園に電車で帰らないとならないので秋は自宅にあげて扇風機と氷入り麦茶で熱を冷ましてあげる事にしました。

 初めて秋の家に上がった日浦はいたく感激し…


「ここが秋の部屋か!金魚とハムスターがいる!かっわいいなぁ~小赤(こあか)金魚にしては尾っぽがデカイなお前」

「そいつオバマ。でハムスターがトランプってんだ」

「えらい大層な名前だな」

「俺とねーちゃんが付けたんだ」

「へー」

 ひとしきり可愛いがった後部屋を見回して。


「ここで曲作ってるのかー」

 しげしげとギターを見たりする。

 作曲メモを見たり、貯めてあるCD屋や映画のチラシなんかを見たりして、感心しまくった。

 ペーパーウェイトの手のひらサイズのリアルな白熊を誉めて、下に降り帰る時間まで水戸黄門の再放送を見た。


 CMになると秋は急にモジモジして

「あーのさー…今日光の彼氏にされて嬉しそうだったけど、もしかして日浦って光が好きなの?」

「えぇ!?まさか!」

(光ちゃんが好きなのはお前だよ!おーまーえー!気づけっ!)

挿絵(By みてみん)

「明るくてハキハキしてて光ちゃんていいよな。あ、でも光ちゃん多分好きな男いるよ?」

「え!?何それ初耳なんだけど!?」

「いや俺の勘なんだけどさー。あれは恋する乙女の目だぞ?」

「そうかぁ?でもなんか、俺幼馴染みだからあいつに先越されっとなんかな~」

 渋い顔だ。日浦は別な意味で渋面になる。

(すげー本当に気づいてないよ)

 秋は聞いて気が済んだのか、

「あ、そだ。話変わるけど健んちも教えたから、もし行くことあっても大丈夫?」

 帰り道、一足先に別れて上川町まで行ったのだ。

 因みに総合運動公園と商業高校がほど近く、近所に新田公園という小~さな公園があり秋と健はそこで出会ったのだ!


「ああ、多分覚えた」

「多分~?」

「忘れなければな」

 そこで日浦は時計を見た。

「あ、時間だから帰る」

「あ~待って」

「何だ?」

 秋は台所に行き何やら袋を持ってきて、

「残り物だからこれ遠慮しないで貰って」

 冷凍天ぷら。水上家は天ぷら屋。日浦の瞳が輝いた。

「いいのか!?こんなに!?」

「10個しか入ってないよ?しかも冷凍」

「いやいやいや悪いよ!」

「いいの!うちのお土産はいつもこれしかないからさ。貰えよ美味いんだぜ?」

「そうか?なんか悪いなーじゃあ有り難く貰ってくか」

挿絵(By みてみん)



「あら日浦君もう帰り?」

「あ、おばさんこれ貰いました」

 嬉しそうにペコリッ!

「(笑)そんなもんだけど美味しいからね~」

「はい、じゃあ俺これで」

「はーいまた来てね」

「じゃな秋」

「おう」



 笑顔が止まらない日浦君。日浦は実はこうなる事を少しだけ期待していた。前に健が秋んちから天ぷらを土産に貰ってると聞いていたので、いけないと思いつつも自分は貰えるだろうかと。

 なのでホクホクの帰り道の日浦なのであった。


よければ前回の海水浴篇も見てね★

今日見た競馬で11レース1着のアユツリオヤジ

今日の気合は凄くスタートからハナを奪い先頭で4コーナーを曲がった後!もう前だけ見て全力疾走わき目もふらずゴールにまっしぐら!

ああゆーの見るとむせび泣きそうになる☆2019有馬のリスグラシューもそう、感動をありがとー♥

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