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ドリームアイランド  作者: スピカ
プロを目指すぜ!
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49/353

49《夏の海だ!》

7月15日の(前回の)続きです!

 で、頑張って自転車をこぎ、大淀である。


 秋と日浦は

「おぉ~う、人いっぱいじゃん、水着ギャルは!?」

「たしか大阪とか名古屋からも人来るんだよな?」

「らしいな。目っの保っ養っ♪」

 光はヤキモキ

「もースケベ、いいもんあたしもイケメン探して目の保養にしよっと」

 七郎はお構い無く

「じゃあ着替えよ~」



 男子更衣室でパパっと裸になって日浦は

「七郎ってほんとに男だったのかよ~ガッカリー!」

 ウケる秋

「(笑)淡い期待してやんの」

「ごめーん♥」

 くねっと腰を向ける七郎にくうっ!とプルプル。

 七郎の水着を見て秋は少し驚いた。(中学生時は女子用スクール水着だった)

「なんで驚くの?」

「だって海パンて、てっきりビキニかと」

「ビキニは持ってないよ。見たかった?」

「いやいいけどさ」

「フッフーン、でも可愛いでしょ~。もぎたて果実なのです~♪」

 黄色とオレンジのグラデーションにマンゴーの柄!

「今がまさに食べ頃だよ♥でも~実はこれだけじゃなくて」

 秋&日浦は

「?」

「外出たら見せるね♥」



 光がはしゃいで

「七郎君可愛い~」

「でしょー?でも上にこれ巻くんだ」

「なに?」

「じゃーん、パレオです」

 水色基調のハワイ柄!

「ほら~僕海パンいっちょじゃちょっとね~」

「確かに七郎の裸は色白で華奢な上にムダ毛処理にお肌の手入れが行き届いててしかも普段は男性用ブラを外さないのに、それがトップレスだとこそばゆいな!

こっちが照れるぜ。ヘタすりゃ光よりキレイだし」

 光は目を丸く!

「でもそれ巻くと折角のマンゴーが隠れるぜ?」

「下から覗けば見えるよ?」

「誰が覗くかっ」

「ガクッ。いいの、海入る時は取るから」



 七郎&光はキャピキャピしながら互いにウォータープルーフの日焼け止めを丹念に塗り合っている。

 それを横目に秋&日浦はちゃちゃっと日焼け止めを塗り終えビーチボールを膨らます。

 一息でかなり膨らました日浦。ライバル心を燃やす秋

「やるな。やっぱ肺活量ある」

「秋の番」

 すぐ渡してきた日浦。秋は自分も大きく息を吸って吹き込んだ。

「おぬしもやるな」

 そんな感じで直径50cmのスイカボールはすぐ膨らんだ。


「おいやろーぜ!」

「まだ塗り終わってないよー」

「んじゃ俺ら先にやってっからなっ、日浦いこーぜ!」

「おう!」


 二人でさっそくトスだ。すぐ熱中する!


「おりゃっ!」

「やったなっ!」

挿絵(By みてみん)

 だが拾う!上に上がったボールを!

「うおりゃぁっ!」

 バシッ!スパイク。

「なんのっ!」

 バシッ!片手レシーブ。

「あっコノヤロ!」

 追いかけて後ろ向き片手レシーブ。体勢が崩れた所に日浦は

「食らえっトドメだ!」

 バシッ!ジャンプスパイク。

「んにゃあっ!」

 拾えなかった秋。

「くっそ!日浦!もっかいだからな!」

「よしゃあ!こいや!」

 ピューッとボールを拾いに行く秋。



「あーもう白熱してる、こうなると入りづらいよねー」

「ちょっと眺めよっか」

 七郎が日傘を出して相合い傘である。

「ありがとー」

 するとそこに男子二人組みが。

「かーのじょっ♪二人とも、俺らと一緒に泳がない?」

 白い歯がまぶしい。

「えっどうしよ、ねえ」

 光が慌てると七郎はニコ~ッと男子達に笑いかけ、

「あーごめんなさい~あたし達両方彼氏持ちだから~。ほらあそこでトスしてる」

「え!そうなの!?なんだー残念!」

「じゃっ、楽しんでってね!」

 爽やかナンパ二人組みは去っていった。

 秋&日浦はそんな事はつゆ知らずまだ白熱中。

「あいつらあたし達が今ナンパされた事気づいてないわね」

「ん~てゆーか眼中に無し?」

 七郎は人差し指を口に当て拗ねるフリ。

「でも助かったよありがとー七郎君」

 軽く抱きつき。初めてのナンパであった。

「さっき僕の事七郎君て呼んでたら変な事になってたよね(笑)」

「名前出さないで良かったよー」

「さ、あいつらに仲間入りしますか。どっちが先行く?」

「あ、あたし先荷物番するよ」

「えーそう?じゃごめんね?」

 七郎が二人の所にかけて行く。



「ねーねーちょっと」

「ん?ああやっと来た」

 やめて集まる。

「さっき僕と光ちゃんナンパされたんだよ?」

「えっマジ!?」

「それで!?」

「もちろん僕が守ってあげましたぁ~」

「おぉ~あ、でも」

「お前が彼氏のフリしたのか?」

「ノンノン。君ら二人があたし達の彼氏って言ったの!」

「えぇ~」

「因みにどっちがどっちかな?」

 突っ込んだ日浦。

「ん~どっちとは言わなかったけど~、僕が秋ちゃんかなっ?」

 秋の腕に抱きつき。

「じゃあ俺が光ちゃんか。悪い気しないな」

「何嬉しい顔してんだよ日浦、助けろって!おい七郎っ!」

「いやんナナコって呼んで!」


 遠目に見て光は

「何やってんだろ、ほんと仲良いよね秋ちゃんとナナコ」

(羨ましい!あたしもああ出来たらいいのに!)


 3人はトスを少しして1度水に入り、すぐ上がって戻ってきた。

「待たせたな、光も泳ごーぜ!」

「うんっ」

(濡れ髪ヤバ!キャー)

「次僕留守番するよ」

 ボールを受けとり日傘をさす。

「いってらっしゃい」

「悪いな!」

 3人走って海に直行!波を蹴散らして水に入り…光が転んだ。がすぐ起きて二人を追ってかけて行く。赤に白水玉でフリフリスカートのついたワンピの可愛い水着。

挿絵(By みてみん)

「ほんと気づかないんだから秋ちゃんてば。あんなに可愛いくしてるのに、ったく」

 頬杖の七郎。その時秋のスマホに健から着信が。七郎は代わりに電話に出た。

「たけーる君♥」

『あれ七郎?』

「秋ちゃん達今泳いでて僕留守番なんだ」

『あ、そっかー。俺今休憩時間でー、今日行けなかったから今そっちどうかなって』

「天気いいから人多いよ。あ、でね、さっき僕と光ちゃんナンパされたんだ~すごいでしょ」

『七郎も?もしかして水着女物なの?』

「海パンの上にパレオ巻いてるから女だと思ったんだね~」

『あ~、そう』

「後で写真送るね」

『ありがと。あ、じゃあ休憩終わりだからまた今度ね』

「うん、じゃね~♥」

 ピ。

「健君て真面目だよね~」



 焼きそばとかき氷でお昼にして、四人で写真を撮って健に送り、また今度は2対2でボールを打ち合い、グダグダになってまた海に入り…


 「やっぱり来て良かったわー」

 日浦は満点の笑み。

(可愛いな)

「だよなー水着ギャルいっぱい拝めてマジ良かったわ」

「もうっ!あたしもイケメンいっぱい見たもんねーだ」

 そして光の片思いに何の進展も無かった事に内心ガッカリの七郎。


 満足の四人はまた汗をかいて自転車をこいで帰りましたとさ♪


七夕祭りどころじゃないよ…世界の気候はまだ操れないのだろうかー!世界を救う科学技術!

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