表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
188/308

第27章 ①

第27章① 種蒔き


朝。


畑を見る。


黒い土。


腐葉土も混ざっている。


みんなで混ぜた。


私は頷く。


「いい土になった」


ルークも頷く。


「黒いね」


カイルも土を触る。


「柔らかい」


私は種袋を出す。


ほうれん草。


菜の花。


それだけだった。


少ないけど。


十分だった。


私は指で溝を掘る。


浅く。


真っ直ぐ。


サラが覗く。


「あな?」


私は頷く。


「うん」


「種の家」


サラは笑う。


「おうち!」


種を落とす。


三粒。


また三粒。


土を被せる。


ふわり。


強く押さえない。


ニコも真似する。


土を被せる。


ぎゅう。


強すぎた。


私は少し笑う。


「そっと」


ニコは頷く。


「そっと」


もう一度。


今度は優しかった。


イナは畑の隅に座っている。


大人しい。


珍しい。


私は少し疑う。


「掘らない?」


イナは首を傾げる。


多分。


掘らないらしい。


信じていいのか。


分からなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ