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第26章 ➂

第26章③ 腐葉土


私は木箱を置く。


ルークも置く。


カイルも置く。


黒い土を入れる。


少しずつ。


落ち葉も入る。


私は止める。


「葉っぱは少しだけ」


ルークが頷く。


「うん」


カイルも頷く。


「分かった」


サラは小さい葉っぱを拾う。


ニコも拾う。


イナは。


黒かった。


……。


私は見る。


「イナ」


イナも見る。


私は頷く。


「後でお風呂」


イナが止まる。


耳が動く。


少しだけ後ろへ下がる。


私は笑う。


「まだ。帰ってから」


イナは尻尾をふった。


木箱がいっぱいになる。


私は頷く。


「帰ろう」


みんな木箱を持つ。


私は一番大きい箱だった。


重い。


でも。


宝だった。

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