35.第11話ネームチェック&解説
いよいよ『師団長会議』ですね。本1冊の中に必ず入れるようにしていました。
挿入すると場が引き締まりますし、話の内容を整理できます。
研究棟とはまた違った、ネリアの師団長としての仕事ぶりが見られて、読者さんにも好評なんですよ。
ライアスやレオポルドも揃いますしね!
ライアスと会話するユーティリス第一王子。犬歯はアーネスト陛下にもあって遺伝だそうです。(ひつじロボ先生による後づけ設定)
扉絵は躍動感たっぷりに走るネリア!
バックにドラゴンや竜騎士たちも小さく描いて頂いてます。
ひつじロボ先生から、錬金術師のローブはキャラごとに丈を変えようと、アイディアを出して頂きました。なので小説よりも短めになってます。かわいいし美脚!
師団長会議では国王もレオポルドもアクが強いため、ライアスの存在がほんと清涼剤のような爽やかさをもたらしてくれます。
にぎやかな王様と静かなレオポルド。
ネリア登場。パタパタという擬音がピッタリの小動物っぷり。まだ慣れない感じ。
すんっとしたままのレオポルドに、ネリアを見ているライアス。王様は普通にしてても暑苦しい感じ。悪い人じゃないんだけど、こういう上司は苦手かもって感じのオジサマにしました。
ライアスのモノローグで描かれるソラは物騒で、最後にネリアのあっけらかんとした笑顔が、パッと話を戻す感じ。メリハリが効いてます!
お菓子作りにガーデニング。無表情にアレコレやってるソラが楽しいですね。
ユーティリスもですがソラにも伏線張りまくりです。まぁ、読者さんには気にせず先に進んで頂いて。
こじんまりとした小会議室で、国王と師団長たちだけの会合です。ひつじロボ先生が椅子の配置をいい具合に決めて下さってます。
レオポルドが無表情なぶん、ネリアとライアスの表情が豊かです。
『トイレ?』の小ネタもしっかり使われていました。「コレ、元を書いたの自分かぁ……」と感心しております。私にとっては書いたのって、もう6年前ですからね。
王様は『赤鬼』って感じですし、ネリアもすごく仕事がデキる人みたい!
ようやく口を開くレオポルド。ライアスの和み効果と、レオポルドの引き締め効果。キャラ同士の対比も絵になるとわかりやすいです。
ライアスの質問に、魔術学園の生徒たちのイメージ映像がでてきました!
キャラクターデザインがまだないキャラもいます。わぁ、漫画になるとしてもまだ先ですが、ワクワクがまた増えました。
便利グッズな魔道具の数々。おそうじ君=ルンバなの、ウケますね。
国王はユーリをほめられてうれしそう。
説明するネリア、めっちゃカッコいいです。かわいいとカッコいいが同居。ひつじロボ先生、マジで表情がすばらしい!
人も予算も少ない錬金術師団の現状。悩ましい場面なのに最後のコマ、ネリアの表情でパッと軽快なテンポに戻ります。重くなりすぎない配慮、こういう所が絵がうまい、だけじゃないワザを感じます。
グレンも回想でちょこっと登場。薄れない存在感。
対立するレオポルドとネリア。オロオロするライアスと面白がっている王様。それぞれの表情がまさしく、そういう反応するだろうなって感じです。
ひつじロボ先生ご自身が素直な気性の方だからこそ、どのキャラクターも自然な表情を見せられるのだと思います。
重い場面になっても、最後のコマでパッと切り替えたり、力強さを感じられる引きで、落ちすぎないように工夫をされるのは、たぶんネガティブな物を描くとご自身も引きずられてしまうのでしょう。
そういった繊細さが、ネリアの持つ軽やかさと相性がいいのかもしれません。
連載1周年を迎え、ネリアのふとした表情もどんどん良くなっていますね。
どんどんキャラクターをモノにしていって、下さって本当に嬉しいですね。作者冥利に尽きるとはこのことです。
ガラリと変わって国王様のKYな発言。
驚くネリアもいいし、動揺するライアスに、額を押さえてため息をつくレオポルド。三師団長は国王をフォローする立場でもありますからね。
ネリアの心情について、ひつじロボ先生からも確認がありました。
11話終盤へ。冒頭出てきた王子様登場。
お茶を淹れてくれるのは彼の補佐官さんです。
ここで登場する人物は2人いて、会話をしています。
『面白そうじゃない?』というセリフについても、今度は担当さんから確認が。
「キャラクターの性格的に『面白そうじゃないか?』の方がしっくりくるのでは?」
原作ですと『面白そうじゃないか』というセリフです。つまり『?』がない。
じゃあ、原作通りがいいのかというと、そうでもないのです。原作や小説だと、会話相手の補佐官はほぼモブで、王子様のセリフを聞いているだけです。
それに対して漫画は絵がつくため、読者さんも会話相手を意識して見ることができます。
・王子様のセリフが補佐官の同意を求めているなら『面白そうじゃない?』
・同意を求めず聞かせているだけなら、『面白そうじゃないか』
そう、コメントを返した上で、「『面白そうじゃない?』は会話する2人の親しさが、読者さんにも伝わりやすいアレンジだと思います」とつけ加えました。
たかが語尾に『?』がつくか、『か』がつくかでも、誰かが引っ掛かりを感じたら、そんなやり取りを交わして作品を制作しています。
個人的にはシュッとした補佐官ぶりにびっくりしました。
こちらも初めてキャラクターデザインがつきました!
彼にもファンがいますので。『魔術師の杖』、魅せてくれるキャラクターがホントに多い。
拝見していて、とても面白い漫画になっているので、嬉しいやらびっくりするやら、毎回楽しく読ませてもらってます!











