34.第10話ネームチェック&解説
第10話。仕事始めのネリア。かっこいいですね!
ソラに手伝ってもらい、ローブを着るネリア。
張り切っている感じが伝わってきますし、新しいローブに袖を通して嬉しそうです!
工房のイメージは理科室です。ひつじロボ先生が描きやすいように描いて下さればそれでいいかと。
セリフだけでなく、表情や目線でキャラクター同士の関係性が伝わりますね。
カーターとネリアの関係は良好とはいえないですが、副団長ならではの存在感!セコさとギラギラが大事なキャラです。
可愛いだけじゃない、ユーリの性格もしっかり伝わります!
漫画は『伝わる』というのが大事なので、たったひとコマでそれぞれ、本当にわかりやすく表現して頂いてるなぁと思います。
そしてクセ強錬金術師には、グレンで慣れているネリア!
自分の名前が出るだけでビクビクするヌーメリアも可愛いですね!
防虫剤作りではオシャレもできず、グレンが用意した服を着るしかなかった、デーダスの生活がしのばれます。
今回はローブといい、服に対するネリアの愛も伝わりますね。
副団長の嫌がらせ、意味がない。本当に楽しそうなネリア。
防虫剤ですから、植物由来の素材ですね。葉っぱとか茎な感じでいいと思います。
こっからネリアのチートっぷりと魔力が炸裂ですが、見守るヌーメリアとユーリの表情がいいですね!
チラっとでてくる水蒸気蒸留、蒸気冷やすためのガラス製の管(リービッヒ冷却器、蛇管冷却器など)は2万ぐらいします。
薬学部の実習では「壊すな!」とめっちゃ注意されます(でも壊れる)。
そして『超臨界流体抽出法』。
単純に「オタクが好きそうなネーミングじゃん!」と名前で選びました。訓練を受けた声優さんなら、かまずにセリフを言ってくれるはず!
ヌーメリアとユーリはどんどん置いて行かれます。
これ以降はちょっと反省して、高校の化学便覧を参考にネタを選んでます。(ネリアは高校生でしたので)
それなりの設備が必要な『超臨界流体抽出法』、それを錬金釜ひとつでやってしまう。ファンタジーって素晴らしい!
超臨界流体抽出法は、温度と圧力を調整して、目的物質だけを選択的に抽出します。
たとえば…。
・コーヒーから『カフェイン』だけを抜き、カフェインレスのコーヒーを作る。(香りは失われません)
・逆にゴマや抹茶などから、『香り』だけを取りだすこともできます。
お次はRPGゲームの憧れ、ポーション。
いいじゃないですか、作ってみたいんだもん。
錬金術師団印のポーションは市井には出回りません。三師団とか国軍とか王城その他、国が備蓄して消費します。災害の際は提供されたりもします。
治癒魔法もあるので、ポーションはケガを即治す必要がある緊急時などに用いられることが多いです。
治癒魔法とポーション、どちらも便利ですがそれぞれメリットとデメリットがあり、あえて使わずに自然治癒に任せる場合もあります。
呪文の詠唱速度が上がるペラペラキャンディ、ただのダジャレだったのに採用して頂いてた!
ラジオでハガキを読まれたハガキ職人になった気分です。
ペラペラキャンディ、レオポルドは舐めずにガリガリかみ砕きます。ネリアには怒られます。
午前中で仕事が終わるっていいですね!(うらやましい)
ネリアのすっきりした表情がまぶしいです。こんなに元気よく働きたい!
ソラのお世話でご飯タイム。デーダスからでてきて、食べ物に関しては幸せいっぱいな環境に。
ネリアが食事を楽しんでいるのが嬉しいです。(親心)
ただし、ヌーメリアはすっかり自信喪失してしまいました。
テーブルを囲んだ会話が続くので、俯瞰で見せたり、寄ってみたり、カメラワークで変化を持たせて頂いてますね!
ネリアの言葉がヌーメリアを変えていく場面では、彼女の瞳に力が宿り、表情が変化していきます。その変化もすばらしいです!
なぜ自然界に毒が存在するのかというと、『身を守るため』なことも多いのです。生き延びるための毒。
わざわざ毒を持っていることをアピールするために、毒々しい姿をしている生きものもいます。
そこで、彼らは好戦的なのではなく、臆病さゆえに毒を持つのではないかと考えました。そこからヌーメリアの性格が来ています。
そこからネリアの提案。
薬って怖い物なんです。臆病で慎重なヌーメリアが扱うぐらいでちょうどいい。
ネリアの言葉がヌーメリアに届いて良かったな、と思います。
連載時はなろうでも読者さんがついて来てくれるだろうかと、ドキドキしながら毎回更新していました。
こうやって漫画になったものを拝見すると、凄くいい話だな~と思うこともあれば、好き勝手に書いたマニアックで分かりにくい話だと反省することもあります。
今回は専門用語が多く、監修作業はいつもより細かめにしました。











