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 8 凶悪犯罪者 *



「大量殺人とか、残酷な殺人とかって、普通の人ではないとは思う」

「何かのはずみで殺してしまった、なんてことはないとは言えないけれど、

 一人殺したら、ショックでそれ以上続けられないのが普通だろうね」

「連続殺人ができるのは、異常性があるのでしょう」

「テロ犯人なんかもそうだね」

「勝手な理屈をつけているけれど、正常な人間のやることでなのは確かだろうね」

「政治家で、政敵を次々殺してくのがいるけれど、同じようなものだね」

「そういうのが権力を握ってしまうと恐ろしいね」

「被害の人数も桁違いだしね」


「大量殺人者はサイコパスで間違いないだろうけれど、

 同じような人がほかにもいると思うと怖いね」

「犯人をよく調べると、

 事件以前にも問題行動がいろいろあったことが分かってくる」

「早いうちに見極めて警戒したほうがいいね」

「反社会的行動をとる前に怪しいと決めつけることはできないけどね」 


「怖いのは、具体的にその人を殺す理由がなくても殺してしまうことだよね」

「無差別殺人なんて言うね」

「恨みによる殺人なら、恨まれないように心がけるとかできるけど」

「通り魔とか、災難としか言いようがない」

「無差別だと避けようがない」


「相手が特定されていても、計画的な殺人って、

 常人の感覚ではできないだろうね」

「とっさにとか、過剰防衛とかならあるかもしれないけれど」

「どんな理由があっても、計画的な殺人ができるのはサイコパスでしょう」

「サイコパスに追い詰められて、不適切な反撃をしてしまった、

 なんてのは同情の余地はある」


「死刑になるのはサイコパスかな」

「裁判官や裁判員がそう判断したのでしょう」

「でも、悪い奴だから殺していいということにはならない」

「執行人は正常な感覚ではできない」

「前日に知らせると当日体調を崩すから、当日通告するらしい」

「何人かでボタンを押して、どれが本当なのわからないようにするとか」

「とんでもない災難だよね」

「死刑の支持派もサイコパスかもね」

「サイコパスは生かしておいて、研究に使ったらいい」


「駅で硫酸をかけて攻撃したのがいた」

「狙われた人以外にも被害が出たし、極めて危険な行為だね」

「理由も、逆恨みもいいところ」

「鑑定留置されたけど、精神障害を理由に減刑なんてとんでもないね」




小野 一光 著「人殺しの論理-凶悪殺人犯へのインタビュー」幻冬舎新書

イドリアン・レイン/[著] 「暴力の解剖学-神経犯罪学への招待-」紀伊國屋書店

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