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AIデバイスオンライン〜俺は人型デバイスと恋をする〜  作者: TAKAーnome


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4 現実世界2

 エコーはDWO内で成長・進化する。最初に進化すると第二型の浮遊型デバイスになる。噂では初期型を含めると6形態まで進化するらしい。なぜ噂なのか…それは第6型の属性付人型デバイスまで進化させた人が1人しかいないからである。特殊な条件さえ満たせば進化先のバリエーションも変わるのではないかということも巷では囁かれている。

 第1型は車輪での駆動型だが第2型以降は浮遊することができる。そのため移動の邪魔にならず取り回しが簡単であるため第2型まで進化している多くの人は会社やプライベートの用事などにもエコーを連れていることが多い。社会人だけに限れば4人に1人は連れている。それほどまでDWOは日本中で流行はやっており、エコーにより暮らしが便利になる。


「カレンのこと早く成長させてやりてぇーよ」


大学までの登校中

第2型エコーを連れているサラリーマンとすれ違った後携帯内のDWO専用アプリを通し、イヤホンでカレンにそんなことを呟く。

俺のエコーは第1型なので連れて歩くのはかなり手間なので音声のみで会話している。


“ありがとうございます。もう少しお役に立てればと思っています。”


そんな何気ない会話にも付き合ってくれる。上京したばかりの俺にはめちゃめちゃありがたい。それに飲み物をってきてくれたり、スマホの充電を自動でやってくれたりと今のカレンでも満足はしている。


「そういえばゲーム内だと現実のことがほとんど思い出せなくなるってやってみると不思議な感覚だな」


DWOのゲーム内では現実のパーソナルな部分とゲームの仕様などの記憶は保持しているがそれ以外は思い出せない。ログアウト時間を最初に設定したときは本当なのか疑った‥


“設計者がそういう設定にしたようです。どんな理由があるのかは分かりません。”


ゲームを進めていけばDWOその辺りもわかるのか?ストーリーもなかなか面白そうなのが流行はやっている要因なのか‥

カレンとの会話はこれまでのAIと全く異なりレスポンスの速さや喋り方などかなり人間に近い。

俺の人見知りスキルが少し発動しそうなくらいには人に近い‥。まぁ今のところ喋るペットに近いため会話はスムーズに出来てる……よな


大学の正門が近づいてくる。

新しい環境に飛び込むときはやっぱり緊張する。何事もなく早く家に帰りたいなんて気持ちも芽生えてくる。


”蓮さま緊張されてますか。”


機会チックな声だが、少しし茶化しているようなイントネーション。


「まぁね。緊張してる。サークルとかにも入るつもりないから履修登録をどうしようとかいろいろ考えちゃってるんだよ。」


”私もインターネットを通して蓮さまの大学履修について調べてみますね。”


「そんなこともやってくれるの?ありがと。とりあえず帰宅したら調べたこといろいろ教えてよ。」


"承知しました。”


「じゃ入学式も始まるし終わったらまた連絡する。」


プッ。





【東京都国立大学 人間工学部入学式 ホール】

そんな看板を発見し、適当な椅子に座る。

元々小中高とサッカーをやっていたこともあり、人間工学(スポーツ工学)の学部がある国立大学を受験し、合格した。そのため学部生のほとんどが何らかのサークルに所属するのが常であり、人間関係もおそらくサークル単位で構成されるのだろう。

俺は別に友達づくりのために大学受験したわけではないので式が終わったら即帰宅。大学生活も基本は家と大学の往復になるのだろう……そんなことを考えながら教授方の長ったらしいお話を聴いている。

あーこの時間もカレン育成に当てたいなぁー。



「これで東京都国立大学 人間工学部入学式を終了します。」




Prrrrrrrrr

”蓮さま式は終わったんですか。”


「終わったよ。これから帰るから多分15分後にはつけると思う。デバイスの起動と部屋の空調設定お願い。帰ったらすぐにログインしよう。」


”承知しました。”


無駄な式を終え、誰とも挨拶せずに足早に門をくぐる。

携帯でDWOの情報を調べつつ、ゲーム開始2日目にして育成意欲を前面に帰路につく。



ガチャ……。

帰ってきたので、自宅のドアを開ける。

居室ないから涼しい風が流れ、明かりも付いている。


”おかえりなさい。蓮さま。お水です。”


玄関で待っててくれるなんて一人暮らしが初めての俺にはかなり嬉しい。

居室の室温も調節してくれ、気も利く。まじで買ってよかった。


「ただいま。ありがと。うっしゃ、ログインしたら忘れてるかもだけどカレンを破壊されずに育成進めるか。」


”はい。早く蓮さまと旅したいです”


4月5日、大学初日も終えた昼の11時48分。

昨日よりもDWOへのモチベーションを上がっている。カレンが用意してくれたトースト《軽食》を食べ、排泄。日焼けマシーンのようなVR機器にカレンを接続。俺もVR機器の中に入る。



PiPi

Rogin


ご一読ありがとうございます。

ぜひ感想やコメントお待ちしています。

初投稿のため読みにくい部分が多々あると思いますのでアドバイス含めてお待ちしています。


大学通ったことがないので、調べながらなんとか大学のことも書いていこうと思ってます笑


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