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ウワワ仮面再び

 私達が帰る準備を終えて帰ろうとしていた時でした。


「ウワワ。もう帰っちゃうんですか? ここからが面白いのに...。【レッドフェニックス】さん?」


 私は声が聞こえる方向に向き直る。


「...ウワワ仮面か。今の私は気分が良くないんだ。私と戦いたいだけなら日を改めてくれないか?」


 と呟く私に彼はこう返してくる。


「くふふ...。大会に出て体力を消耗している今を叩くのが作戦として素晴らしいでしょう。なぜこんなチャンスをみすみす逃す手があると言うのでしょう。それに今日は特別ゲストも連れてきてますからね」


 そう呟いた彼の背後から突然仮面を被った大きな巨人が現れる!


 遠くから見ても目立つ奴の登場にそこら中から悲鳴が聞こえてきた。


 それを見た明梨が叫ぶ!


「あれはまさか! 【怒りの巨人】!? 耐火性能の高い怒り状態が厄介なC級相当の強力な怪人ですよ! あんな怪人を配下につけてるなんて...!」


「...おや? 誰かと思えばクソ雑魚魔法少女の【ホワイトサンシャイン】じゃないですか。今日も怪人たちの経験値の役目お疲れ様で〜す!」


 経験値とか言われてしまっているが気にしていない様子の明梨!


「...今日こそ私があなたを倒して見せます! 変身! 白い光が暗闇を照らす..【.ホワイトサンシャイン】!」


【ホワイトサンシャイン】に変身する彼女を見てウワワ仮面は笑う。


「あなた如きどうでも良いですがね。【怒りの巨人】よ! やってしまいなさい!」


「ウガァアアア!!!」


 激しい怒りの声と共に拳を振り上げた時だった!


「【トパーズスパーク】!!!」


 天高くから雷が降り注ぎ【怒りの巨人】の注意を引く。


「【トパーズサンダー】のお出ましですか? まあ良いでしょう。ここで【レッドフェニックス】ともども終わりにしてあげましょうか!」


私の前に現れる【トパーズサンダー】は私の方をちらっと見ながらこう言いました。


「あなたが【ホワイトアンクル】に入ってくれないと言うのなら最悪それでも構いません。でも...一応考えてくださいね」


と静かな声でそう呟くと【怒りの巨人】の方に向き直りいつもの声色で勇気を振り絞っていた。


「さあさあ! ここが私【トパーズサンダー】の大見せ場!!! C級ヴィラン【怒りの巨人】とB級ヴィラン【ウワワ仮面】を倒して一気にB級魔法少女になってやるぜ! 皆! 応援してくれよな!」


【トパーズサンダー】の登場にも市民の声色は高ならない。


「【トパーズサンダー】ってD級だろ?」


「大丈夫なのか? 相手はC級とB級だぞ?」


「...俺は逃げるぞ!」


市民がどんどん逃げ出していくのを見て「まあ、当然だよね。誰も私が勝つなんて思えないだろうし当然の反応だよ」と半ば諦めたような表情をしながらも【ホワイトサンシャイン】にこう叫んだ。


「そこの君! 一般人は早く逃げなよ! ここは危ないし私があいつを止められる保証なんてどこにもないぜ!」


しかし、当の本人の【ホワイトサンシャイン】はこう返すのでした。


「失礼な! 私だって魔法少女ですよ! 微力ながら戦います!」




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