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ホワイトサンシャイン弱くね?

「なぜそいつの攻撃が朝比奈君に効かないのか教えてやろう」


 自慢げにそう呟くウワワ仮面はこう続けます。


「単純に...ホワイトサンシャインが弱いのだ」


「...はっ?」


 私は思わずそう漏らしました。


「だから、普通にホワイトサンシャインが弱いのだよ。紅君。君は聞いたことはあるか? 【ホワイトサンシャイン】なんて言うヒーロー名を」


「...いや、聞いたことないな。【ブルーオーシャン】とか【エメラルドグリーン】とかは聞いたことあるけど」


「そいつらは有名な魔法少女だからな。しかしこいつはどうだ?」


「聞いたことない。一度もない。テレビでも見たことないしグッズも知らないな」


 私の言葉に1番傷ついていたのはどうやらホワイトサンシャインのようだ。


「ちょ...! いくら鈴羽先輩でも酷いです! そりゃあ私の知名度なんて地元でも殆どないですけど...」


「グッズも一つもないしな。【ブルーオーシャン】なんて沢山あるぞ? それこそ検索かけたらハンカチから始まり等身大フィギュアまでな。魔法少女は敵だが敵のことを知るのも悪の美学よ」


 それを聞いた私は思わずドン引きしました。


「リアル人間の等身大フィギュアって...。うわぁ...ないわぁ...」


「人気があればなるぞ? 私もいつかなってみたい物だな」


 誰もウワワ仮面の等身大フィギュアなんて欲しくないと言いたいが今は飲み込む。


「ホワイトサンシャイン! 他になにか技はないのか!?」


 私が聞いてみると彼女は笑ってこう答えました。


「ないです!」


「...キッパリいうなよ」


 どんどん絶望的になって行く中、ついに朝比奈先輩の猛攻が始まるのでした。





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