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まるで水神だな...
奴が暴れ狂う度に空から雨が降り注ぎ、私に向かって水の弾丸がいくつも飛んでくる!
「くっそ! ほぼ台風だろ!」
そう思いつつも全力で炎を生み出してやつの水を相殺するものの、やはり水と炎では分が悪い。
やつの2倍の質力の炎でようやく相殺と言った感じなのでかなり魔力を消耗してしまう!
「くっ! ガス欠だ...!」
疲れ切った私に奴はとどめを刺すべく追撃し、そうなる度に私は劣勢に立たされて絶命する。
しかし、絶命する度に私は徐々にパワーアップして復活できる。
(この調子で行けばいつかは勝てる!)
そう思っていたのですが...。
「ッ!?」
死ぬ度にまるで頭にモヤがかかったような不快な感覚になるのはいただけないな。
(こんな時に余計な事は考えるな! 戦いに集中しろ!)
この時の私はまだ自分の能力のデメリットのことを深く考えておらず、この後で辿ることになる末路のことなどまだ理解できていないのでした。




