白星無し
私たち【ザ・フェニックス】の活躍はあの後も続きました。
有名怪人の検挙にサイン会などの市民へのサービス。
おかげで【レッドフェニックス】意外の2人も名前がどんどん売れていきました。
特に【スノウクリスタル】は今まで活躍がなかっただけに私の隣にいるだけで凄まじい勢いで名前が売れていた気がします
そこで不満を漏らすのが【ホワイトサンシャイン】です。
「...ない!」
魔法少女新聞を広げて叫ぶ明梨。
「何がないんだ?」
私がそう呟くと彼女は新聞紙の見出しを見せつけてきました。
「私の活躍がないんです! この前もC級ヴィラン【相剋のアストルド】を倒したのに!!!」
そうは言っていますが頑張ったのは私たち3人です。
澪を「みおっち」と呼ぶのは同年代だしまだいいが、1歳上の奴に「あかっち」と呼ぶのはどうしたものだろうか?
「いや...。明梨、お前この前も簡単にやられてたじゃないか」
「そうですよ〜! 大空先輩はもう少し頑張ってください」
「あはは! あかっちは弱いからな〜!!!」
ついには天音にあかっちとあだ名で呼ばれているのは如何なものか。
とはいえあれだけ模擬戦をしても白星を一つもつけれてないのは事実だ。
私も含めて他の2人は新技を編み出しているがいまだに【サンシャインシャワー】しか技がないのも拍車がかかっていると思う。
私たちが明梨のことを茶化していると...!
突然地震が鳴り響き私たちは【ザ・フェニックス】の部室内で飛び跳ねるのでした。




