緊張ー桃花ー
私は緊張していた。
いつからか好きになっていた先輩に明日の大会頑張れってメッセージを送ろうと思っただけなのに送ることが出来なかった。
あの日、ユキ先輩にキスしてしまってから特になにかあった訳ではないが自分から連絡するのは何か恥ずかしさと気まずさがあった。
あまり遅くなっても迷惑になるから早めに送ろうと思ったが文面に悩み、送るかどうか悩み、もう日付が変わった頃だろうか…
「え、もう5時!?」
まさか自分がこんなにも夢中になっていたなんて。
ユキ先輩に振り回されている気がして少し恥ずかしい。
大会にこっそり応援に行こうと思ってたがとりあえず仮眠をとって起きたらメッセージ送って大会に向かおう。
出来たらお弁当でも作って行こうかな…
スマホを枕元に置いて寝ようとした時、暗くなったスマホの画面が光った、
「え、ユキ先輩から?」
『もしもし?こんな時間にどうしたんです?』
『あ、桃花!緊張でこんな時間に起きちゃって~』
ユキ先輩でも緊張するんだな。
『用がないなら寝てもいいですか?』
あー、素直になれない自分がいや!
『頑張ってとかないのー?』
『先輩はめんどくさい彼女ですか?』
まったく世話がかかる可愛い人だ…
ブブッ
スマホがシャットダウンしている。
わー!ずっとメッセージ送るのに考えて画面とにらめっこしてたから充電が!!
急いで充電しなきゃ!
数分後、電源をつけた。
しかし、また電話をするというのは気恥ずかしい。
メッセージを送るか。
そういえば、お姉ちゃんが寝る前に
「髪がくるくるするな~明日は雨かな。結衣に教えてあげよう!」
って言ってたな。
ユキ先輩はなんやかんやで抜けてるとこあるし教えてあげよう。
''明日雨らしいですよ。傘忘れずに''
''それと頑張ってください''
少しして先輩からありがとうとスタンプが押された。
さて少し寝て準備するか!
お読み頂きありがとうございます。
梨花の妹ということもあり桃花も残念な1面が出てきましたね~(笑)
もう少しクールな感じにする予定でしたが前話の電話切れた理由を充電が切れたからにしたら可愛いのではないかと思いこうなりましたw
次回もよろしくお願いいたします!




