第22話「全ては暗黒へ」
お待たせしました!第二十二話です
「炎の賢者…。あなたが」
「あなた達の仲間になるつもりはないわ。そしてクロネ、あなたを連れて帰るように言われているの」
「言われてるってまさか」
「魔王にね」
ペネーチカは懐からアメジストに似た石を取り出す。
それをいとも簡単に粉々にし、地面に落とす。
するとそこから黒い魔法陣が発動された。
「悪いけど、サクヤは連れて帰るわ」
指を鳴らすと影が一人でに動きだす。
影がサクヤに巻きつきその自由を奪う。
「離してください!」
「サクヤ!」
シンが手を伸ばす。
サクヤも力を振り絞り手を伸ばすが僅かに届かず、シン、ルーチェ、デーティスは魔法陣から現れた闇へと引きずり込まれた。
「シンくん!ルーチェ!デーティス!」
ただ闇が消えていくのを見つめることしかできなかった。
ショックだったのだろう。
何も抵抗をしなくなったサクヤを見る。
「さあ、サクヤ。あなたは彼の元へ連れて帰るわ」
ペネーチカが指を鳴らし魔法陣が姿を現す。
そこに乗り、二人も姿を消した。
ーーー…
シンside
闇に飲まれた後、目を開けるとそこはまるで深海のようだった。
辺りを見回してもルーチェとデーティスは見当たらない。
どうやらバラバラにされたらしい。
(それにしてもどこだ?ここは)
どこも闇でわからない。
闇は嫌いだ。
あの時を思い出す。
…ルイ。
俺はあの時お前を…。
お前を殺してしまった。
ありがとうございました!
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