第17話 「引きこもり少年」
お待たせしました!第17話です
ーーー…
ルーチェの言ったとおりに進むとそこには一軒のログハウス。
「この家か?」
「そうみたいですね」
サクヤは控えめにノックする。
返事はない。
もう一度ノックしてみる。
やはり返事はない。
「やはり出てきませんか」
聞いた声がして後ろを振り向く。
そこには先ほど見た少女が。
「ルーチェ⁈お前、どうしてここに⁉︎」
「今は精霊に任せています。私に任せてください」
ルーチェは扉の前に立つ。
コンコン
やはり返事はない。
「もしかしていないのでは?」
「いや、いるよ」
コンコンコン
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン……
ずっと叩き続けていると突然扉が勢いよく開いた。
バーン!!
「うるさいよ!って、君かよルーチェ⁉︎」
「やっと出てきたわね。デーティス」
出てきたのはサクヤよりも少し幼い少年。
深緑色のロングコートに身を包んで出てきた。
髪は白く蒼い瞳の少年だ。
「どうしてくれるのさ!せっかくいい薬が出来そうだったのに!」
「あなたが出てこないのが悪いんでしょ?まるで引きこもりね」
「うっ…。ひ、引きこもりじゃないよ!研究してたのさ!」
「似たようなものじゃない」
「えと…。ルーチェ、その人は?」
サクヤが控えめに問いかける。
その声にこちらを向く二人。
「ごめんね、サクヤ。紹介するわ。この子はデーティス。錬金術の賢者よ。そして私の幼馴染」
「初めまして、デーティスさん。私はサクヤといいます」
「僕はデーティス。あと、できればさん付けと敬語は外して欲しいな。一応年下だし呼び捨てでいいよ」
「ではデーティスと呼びますね。敬語は…善処します」
こうして早くも3人目を見つけたサクヤであった。
ありがとうございました!




