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サイドストーリー.5-1
「ミカエル。女神の娘を発見した」
「…………何処だ」
「地球。『四番目』らしき世界」
「行け、ウリエル。ルシファーに先を越されては厄介だ」
「生死は」
「殺せ。連れ帰ったところで、奴の計画は続く」
「承知した。ところで、彼も一緒にいるのだが、どうすればいい」
「…………邪魔立てするようなら殺して構わん。奴は女神の加護を受けている。それを心得て挑め」
その会話を、青い小鳥の瞳を通して見ていた女性が一人。
右手で白いブラウスの胸の部分を握り締める。
「……ッ」
咲と光助の抹殺を命じた熾天使ミカエルと、目が合った。
なんの表情もない、冷たく澄んだ青い瞳。あれはもう人形の類だ。目的だけが芽生えた人形。彼の今の目的は、ルシファー復活の儀式を阻止すること。そのためには、我が愛娘の咲を殺す必要があるらしい。
そんなことは許さない。
だが………………何も出来ない。
「お願いです、光助」
閉ざされた庭園の中で、女神は祈る。
「咲を守って」




