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修練場見学

 俺が部屋に戻ると、海崎と綾小路がいる。


 他の皆は、今日も朝から近衛兵団の訓練に参加している。今回彼らの出番はない。彼らは彼らで一刻も早く戦力となることが求められていることは理解している。

 こちらの一件も気になってはいるだろうに、自分の力量を鑑み、自分は自分のできることをするという姿勢は尊敬する。



 俺は海崎に、非プレイヤーでありながら協力を頼んだ。他の非プレイヤーは、今も訓練に行っているが、海崎はリュートへの連絡をしてくれている。

「すまんな、君にも手伝ってもらって」

「構いませんよ」


 海崎には手を借りなければいけない。連絡手段が原始的なこの世界で彼女のスキルの有用性は秤し得ない。


「リュートに連絡は?」

「30分程前にしました。色々問題はありそうでしたが…」

 海崎の言葉に俺は不安に駆られる。

「大丈夫だったか?怪我は?」


「あ、いえ…体は問題なさそうでしたよ」

「なんだ…脅かすなよ…」

「ただですね…」

「?」


「落ちた先が教会だったらしく、幸い他の人も怪我はないようですが、神父さんから説教を受けているようです」

「教会に落ちるかよ…あいつ…。繋いでくれるか?」



「はい」


 …

 …

 …

「帰ったら覚えてろ!だそうです」

 リュートからの伝言を海崎が俺に伝える。

「何のために空気抵抗無効を解除したと思ってるんだ…って伝えてくれ」

 …

 …

「空中で服を着たことあるのかよ!?だそうです」


 あぁ…。そういや服着てなかったな…。


 親方!空から裸の男の子が!は、物語の始まりではなく、人生の終了である。


「ま、まぁ無事に着陸ができて良かったと伝えておいてくれ。定期連絡はまた入れると」

「はい」




 テレパス。

 非常に有用なスキルだ。一定の関係が築けていれば、どんなに遠距離に離れていようが双方が意思疎通できる。

 まぁ、彼女を通さないと俺が直接やりとりできないという点と、電話を掛けれるのは海崎の方からしかできないという点はネックだが…。

 それでも、この固有スキルの価値は高い。


 ーー俺のゲームエンジンで同じことができないかなぁ…

 というのは欲張りすぎか。



「では、私は皆さんの所に戻りますね。また何かあれば呼びます」

「ああ、頼む」



 海崎が部屋から出て行く。


 そして綾小路が部屋に残った。どうやら俺に話があるようだ。

 綾小路にも明日の作戦にはバックアップとして手伝ってもらうことになっている。


「あの子は?」

「セトのことですか?」

「そうよ」

「王都の伯爵の屋敷に偵察に行ってます。屋敷の人質の安否確認とか必要ですし」

「なるほどね。大丈夫なの?」

「彼女の腕前はなかなかのものですよ。戦闘力は俺たちに遠く及びませんが、隠密性や潜入スキルは高いですね。王城に何度か侵入しているようですし、心配する必要はありませんよ」

「そう?ならいいんだけど」


「それで、何か俺に用でも?」

「そうよ。私とリュートは、クラスレベルのレベリングに行ったのは知ってるわよね?」

「ええ。オルカの森林帯ですね」

「この世界でのレベリング、大変よ」

「…と申しますと?」

「まず、全然上がらない。レベルがね。2日かけて上がったのは3つ。ゲームの感覚なら10は超えているのに」

「やはり、ゲーム時間60倍速だったことが原因ですかね…。他にもなにか要因が?」

「そうよ、強いモンスターが滅多にいないわ」

「やはりですか…」

「心当たりがあるの?」

「いえ、そういう訳では。ただ、レベル100クラスの魔物を倒していたプレイヤーがいない世界で、レベル100の魔物がポンポンでたら終わりですからね。良くも悪くも、ゲームバランスが整っているってことでしょう」

終末の混沌ロストカオスもそうならいいんだけどね」

「…どうでしょう。少なくとも、人間を取り込むという知恵があるよう魔族なので、それだけでゲーム時代より遥かに脅威に感じます」

「…そうね…」



 とは言え、今の時点でどうすることもできない。それは明日分かることだろう。


「さて、これからアンタどうするつもり?」

「国王に強制召喚状を貰いに行きます」

「伯爵の話をして?」

「ええ、まぁ国王が魔王軍に内通していることはないしょうし、国王から伯爵に漏れるということもないでしょうからね。逮捕状が通用しない貴族相手だと、強制召喚状がどうしても必要です」

「そ、まぁ頑張って。それが終わったらみんなの様子を見に行かない?」

「構いませんよ。面白そうですね」


 俺も彼らの訓練に興味はある。


「じゃ、行ってきますね」


 俺は自室を出て国王執務室に向かう。昨日、セバスに今日のこの時間に、国王に強制召喚状を貰いに行くという話をして予定は開けてもらっていた。




 国王の執務室に入り挨拶を交わす。

「おぉ、勇者殿。調子はどうじゃ?言われた通り、他の者はおらん」

「どうも、陛下。おかげさまで」

「この国には慣れたかの?」

「ええ。もうすぐ1週間になりますからね。今日来たのは別に召喚無事1週間を祝ってじゃ無いですよ?」

「うむ、頼まれたものは用意しておる。これをどうするのじゃ?」


 紙に国王の紋章と直筆のサインが入った強制召喚状。


「ドークリーバー伯爵が、我々人類を裏切り、魔王軍に加担しています」

「なんと!?それは誠か!?」

「ええ。明日その強制召喚状で連れてくるんで、楽しみにしててください」

「うぅむ…とても楽しみにはできんのぉ…ドークリーバー伯爵がの…証拠はあるのか?いくら召喚状があれど、証拠もなくーー」

「もう黒なのでその心配はありません」

「…うむ…。そうか…。…そう…か……」


 まだ確定しているわけじゃ無い。だが、少なくとも勇者を暗殺しようとした奴がいるのは事実。

 ゆえに、ドークリーバー伯爵がセトに命令したか、

 セトがドークリーバー伯爵を黒幕にでっち上げているか。

 二つに一つ。


 それは、明日ドークリーバーの屋敷に夜豹族がいるのをこの目で見れば白黒付く。

 本当に地下に監禁されているなら、ドークリーバーがセトを使って勇者の暗殺。その事実を一番喜ぶのは魔族、という線が繋がる。


 国王はドークリーバー伯爵の名前を強制召喚状に記し、俺に渡す。

「本当に間違いはないんじゃな」

 国王が俺に確認する。

「ええ」

「…うむ…」


「うまくいけば明日すべてお話しするので、この話はそれまで極秘に」

「うむ、承知した」


 俺は書状を受け取り執務室を後にする。



 その後、俺は部屋に戻り、綾小路令嬢と修練場へと訪れた。


 …

 …

 …


「やってますね」

「そうね」


 星華、悠希、紅葉、大智、海崎の五人の姿が見える。


「こりゃ、レイ殿とシオン殿じゃねーか。どーしたー?」

 後ろから大きな声で名前を呼ばれる。俺の名前を知っているこの世界の人は少ない。


「あなたはーー…」

 近衛兵達とは一風変わった服装。顔に傷跡のある歴戦の猛者風の40代の男。確か王国軍最高軍事責任者。名前が思い出せない…。えーっと…。


「ジーク司令長官。ごきげんよう。仲間の様子を見学に来たのよ」

 綾小路令嬢、外行きの顔で挨拶を交わす。



 綾小路詩音のことは、最初は雰囲気がお嬢様ということで令嬢令嬢と言っていたが、実際家は綾小路財閥だと言う。流石は社交界に幼い時から出ていただけはある。俺とは違って世渡り上手…。


 …の割には、極度なゲーマー。ゲーム世界に定住するとか言ってる始末。お母様が聞いたら泣く。これが英才教育の弊害というやつか…。



「彼らは、俺の自慢の弟子だ。成長速度に驚くぞ?」

 誇らしげにジーク司令が胸を張ることに、なんだか負けた気がする。いつからあんたの弟子になったのだ、と。


「司令自ら指導を?軍は軍で忙しそうですが…」

俺は隣に立った司令に尋ねる。

「なぁに。今は魔王軍の動きもなく城壁の建造が主な任務。俺のできることは兵の育成ぐらいよ」

「さいですか…」


 三人並んで遠く模擬戦をしている五人を眺める。



「あれが本物の剣術…綺麗ね」

 その様子を見て綾小路令嬢が感心する。

「綾小路さんは、剣を?」

「ええ」

「武神流ですか?朱雀流ですか?」

「光剣流よ」

「え…」


 光剣流。

 通称ライトセーバー流。いつの間にかそう呼ばれていた奇抜な型があった。その特徴は、とりあえずブンブン回すというものだ。曲芸の一種だと思っていたが、まさか本当に極める奴がいるとは…。

 俺が知る中でライトセーバー流で強い奴はいない。


「…あれってネタじゃ無いんですか!?」

「違うわよ!?」

「いや、あんな振り回す意味ないでしょ!?考えたやつ頭イカれてるでしょ…」

「失礼ね。…最初は朱雀流を派生させた”見せる”剣術だったのよ」

「…ああ、聞いたことあります」


 SLIGエスリグの流派は、剣術の流派とは意味合いは違う。


 技の型が投稿されたサイトの名前で「〇〇流」と言っているだけだ。


 ライトセーバー流は、朱雀流にない”見せる”剣術を考案するために創設されたサイトだという噂は聞いたことがある。SNSや動画配信では、合理追求型の朱雀流や武神流よりも、派手な紅蓮流の人気が高かったりする。ライトセーバー流は、紅蓮流が誕生する前の先駆者的な意味合いで開かれたサイトだったのだろう。



「最初はちゃんとした型も動きもあったのよ!?なのに…知らないうちに、「とりあえず剣を回せばライトセーバー流っぽく見える」とか言われるようになり…。今じゃ「剣を振り回せば全部ライトセーバー流」とか言われる始末よ…」

「あー…」

 SLIGer(エスリガー)の大多数はその認識だろう。俺もそうだ。


「誰も光剣流をやらなくなったわ」

「ですよねー…」

 もはやライトセーバー流は完全なネタ枠だ。


「もしかしなくても…綾小路さんが考案者ですか…」


 考案者というのか、サイト創設者と言うべきなのかは知らないが。


 最初は綺麗な”見せる”型を作ろうと投稿サイトを開設したが、他のユーザーが投稿する型がどんどんおかしな方向に行き、今やネタ剣術ということか…。居た堪れない…。



 俺の使う朱雀流は、合理性だけを追求したような技ばかりだ。だから、稀にゴミのような技が投稿されると、「ターンライトセーバー」というコメントが着く。

 意味は、”回れ右ターンライトしてライトセーバーページに投稿しろ”だ。


「…そうよ、悪い?私が最初の発足者よ!?」

「い、いえ…」

 さっきイカれてるとか言ってしまいましたが…。本当に申し訳ございませんっ!!散々馬鹿にして朱雀ページではゴミ処理場みたいな感覚で言ってましたすみませんっ!!


「なんだ?詩音の嬢ちゃんは、流派の開祖なのか!?」

 黙って聞いてたジークが尋ねる。

「まぁ、そんなところね」

「スゲーな。流石は勇者ってもんか」

「褒められることでは無いわ。今は私の光剣流は、ダークサイドに落ちてしまってるもの」

 誰がうまいことを言えと…。


「異世界剣術か…、ものは相談だが、俺たちにも教えてくれないか?開祖から教われるなんてこんな機会はねぇ」

「!?」

 綾小路の目が見開く。そのニヤけた表情に危険を感じる。

「お、おい待て早まるな綾小路令嬢…」


「そうよ。向こうはもうダメでもこっちで布教すればいいんだわ!!」

「よせよせ、落ち着け!」

 俺の頭にライトセーバー流を名乗るプレイヤーと野良レイドに行った際に、ゴミすぎる動きに絶望した記憶が蘇る。


「なによ。止める気!?」

「いやぁ…なんというか、ほら、彼らももう王国流の剣術を身につけてる訳だし、今更変えるのもよく無いかなぁと」

「心配ないわ。王国流も動きも綺麗だもの。光剣流にも通じるものがあるはずよ」

 心配大アリだわ!!なんの根拠にもなってねぇ!!


「お、やる気だな?よっしゃ。おいお前らぁ!勇者殿が異世界の剣術を教えてくれるだとよ!興味がある奴は剣を持って集まれ!」


 ーーちょっと!?ジーク司令!何やってんの?


 あーぁ、もう知ーらね。どうなっても知ーらね…。




 俺はもう何も見なかったことにして海崎達の方に行く。


 模擬戦は一段落し、地面に座って休憩を取っている。



「見てたよ」

「あ、零さん。お疲れ様です。何か問題でも?」

「いや、見学に来ただけだ」

「そうでしたか」


「…槍斧を使ってるのか?」

 俺は全員が槍斧を使っていることに疑問を挟む。決して弱くは無いが、なぜ全員がなんとも言えないその武器を使っているのか…。

「はい。師匠ジークが、「戦士たる者全ての武器に精通していてこそ一流なのだぞ」と。なので、今はこの武器を使って基本的な動きを学んでました」

「なるほど…。一理あるけど、あの人魔法戦士でしょ…。どの口が言う…」

「まぁまぁ。私たちも、いきなり選べと言われても困りましたからね。こうして一つずつ使ってみたほうが合う合わないが確かめれますし。一通りは使えるようになりましたよ?」

「ふむ。確かに、使ってみるのはいいことだな。で?メイン武器はどれにするか決めたのか?」

「私に向いているのは…リーチの短い剣だそうです」

「実感はないのか?」

「はい…。…正直分かりません。師匠もカイル団長も言うので間違いはないと思いますが…」

「思いますが?」

「い、いえ…」

 無条件に同意しかねている海崎の様子に、ゲーム時代に一度だけ組んだパーティーを思い出す。


 三人組みの中学生。仲間内で役職のことで悩んでいた。

 曰く、三人とも近接戦闘職で、支援系も盾職もいない。だからあるダンジョンで手詰まりを迎えており、これを期に誰かが後方職に転職することにし、誰がなるか揉めていたそうだ。

 そこで野良の魔法職である俺に声を掛け、誰が向いているかを聞いて、それに従うという話だった。


 その時俺はこう言った。


「向いてるとか、向いてないとか気にするな。やりたいことをやればいい」

 ーーと。

「…え…?」

「向き不向きなんてあってないようなものだ。一番向いてるのは、自分がやりたいと思ったこと」

「そう…ですかね」

「で?やりたいのはなんだ?」

「やりたいってほどじゃありませんよ」

 面倒くさい奴だな…。

「気になってるのがあるんだろ?」

「ええ…まぁ」

「それは?なんだ?」

「弓…です」

「おぉ、いいじゃん!…待てよ?弓使ってないのか?」

 海崎の固有スキル”アイサイト”があるなら、弓の適性は抜群なはず。それにジーク司令やカイル団長が気づかないとは思えない。

「はい。近衛騎士団では弓兵はいないようですし、弓は主力装備ではないようなので」

「は?マジ?」

 弓はバリバリの主力兵装だぞ?初心者では全然当たらないが、極めると脅威の性能を出す。


「おい、カイル団長!」

 近くに来た近衛兵団長に問いただす。

 弓が主力兵装じゃないってどういうことだ!?と。

「はっ。弓は矢の数に限りがあります。戦闘序盤で敵戦力減損のために使いますが、その後の戦闘は白兵戦になります。近接戦闘が行われている際には誤射に繋がるので弓は使いません」


「…そうか、忘れていたよ…」


 この世界では矢の数は有限。ゲーム時代ではレベル100の生産職が、一瞬で大量に作って激安で売っていた。魔石を使った合成矢はそれなりの値段はあったが、それでも一度の終末の混沌ロストカオスで供給不足になることなんてなかった。

 だが、この世界の職人のレベルを考えれば、当然か…。

 弓使いもレベルが低ければ乱戦で撃てば味方に当たることもある。サブ武器判定されても無理はない。


「カイル団長。彼女は弓を使います。弓力の一番強いものを持ってきてください」

「はっ」

 駆け足で遠ざかる後ろ姿を見送りながら、海崎に尋ねる。

「なんで弓を?使ったことあるのか?」

「えぇ、昔少し習いました」

「ほぉ。弓道部?」

「いえ、隣の家が道場だったので…」

「なるほど」


 しばらくして弓と矢が海崎の手に届けられる。


「カイル団長、射っていい場所は?」

「あちらの塀でしたら…」

 そう言って修練場を囲う土壁を指差す。



 海崎は綺麗な構えで弓を番え、弦を引く。


 バシュッ!!

「!?」

 風を切る音と共に、矢が飛ぶ。


 バギッ!!


「「おぉ!!」」

 放たれた矢が壁に勢いよく刺さり、周囲に放射状のヒビを入れる。

「使えそうか?」

「はい。…予想以上にまっすぐ飛んでいったので驚いてます」

「だろうね。威力が高くなれば速度は上がるし、重力落下も少なくなる。今の君も力を考えれば、弓次第でレーザー兵器になるよ」

 俺の知ってるトッププレイヤーの一人は、STR(攻撃力)とDEX(器用性)のパラメーターを最大値で巨大な弓を使っていた。彼の矢は、まるでレーザー兵器と言える。


「…それは…人間離れしてますね…」


 それに、彼女の固有スキル”アイサイト”の効果に、遠距離攻撃命中率の上昇がある。

 この世界では認知されていないようだが、確かめようもない効果だ。認知されなくて当然だろう。


「どうだ?弓。いいだろ?」

「そう…ですね。ありがとうございます」



 彼女の顔を見るに、決めたようだ。向いている向いていないは好みの問題だという話をしたが、海崎に弓は向いている。言葉には出さないが、俺はそう思う。



 海崎の武器は決まり、他のみんなも決めていたようで教えてくれた。


 星華さんはレイピア。悠希は両手剣、紅葉は短双剣を使うらしい。大智は、大剣を選んだ。盾を少し期待したが、大剣も盾並みの防御ができる。剣術の習得速度を向上させる剣術〈豪〉が活かせるからこれはこれでありだと思う。



 これからは、それぞれの武器を極める時間になるだろう。武器の修行は使った分だけ上達する。彼らが前線で戦うころには、一流の使い手になっていることだろう。



 どんな過酷な訓練をしているかと思ったが、前向きに懸命に取り組んでいる姿を見てほっとした。彼らにとってはやりたくもないゲームの武器鍛錬を無理やりやらされているようなものだ。どんな表情で取り組んでいるのか少し怖かったが、その心配は杞憂だったようだ。


 俺はみんなよりも一足先に、修練場を後にすることにした。

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