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山積みの問題と解決(2)

 使用者の意思次第で切れ味を増し、魔術さえも斬り裂くことが可能な退魔の刀・刈夜叉。魔術師や妖を相手に戦う時には大変に頼りになる得物だ。ただしそれも、刀身が折れていなければの話である。

「ごめん、ほんっとごめん! 俺が折っちゃったから!」

 紅刃があわあわと青ざめた顔で頭を下げる。

「いや……いいんだ。ばたばたしてるうちに、すっかり忘れてた俺が悪い」

「不破京介、お前意外と間抜けなところがあったんだな」

 弁天が容赦ないコメントをくれた。言い返せない。最近では頻度が減ってきているものの、京介は「五回に一回は致命的なポカをやらかす」ことで定評があった。こんな時にその悪癖をぶり返す羽目になるとは、と京介は嘆息する。

 八月、魔術師・千鳥八尋と戦った際、紅刃は千鳥に操られて歌子を襲った。歌子を庇って前に出た京介は刈夜叉を盾代わりに構えたが、紅刃に一撃で叩き折られてしまったのである。その後、京介は怪我で入院し、退院してからも何かとばたばたと忙しなかったため、刀の修繕を後回し後回しにしていた。本調子になるまで竜胆が妖絡みの仕事を肩代わりしてくれるという話になっていたし、そもそも重大な事件はさほど起こらなかったようなので、刀の出番もずっとなかった。そうしてうっかり失念しているうちに、今回の騒動である。

「魔術が使えるとはいえ、武器なし、ですか……正直、いかがです、京介さん?」

「無理です」

 見栄を張っても仕方がないので紗雪の問いには正直に答える。

「けど、のんびり刀を直してる暇なんかないし」

「なんとかできねえのかよ、きょーすけ」

 潤平がもどかしそうな顔で言う。

「ってかさ、刀壊れたらさ、普通パワーアップした刀が登場するもんだろ」

「そんな都合よくいくか」

 潤平の参考にならない意見をスルーすると、美波が参考になりそうな意見をくれる。

「お祖母さまにご相談されては? お祖母さまが退魔師として活躍されていた時に使っていらした刀はないのでしょうか」

「この刀が、俺が竜胆ばあさまから受け継いだものだったんだ」

 刈夜叉は、不破家の当主が代々受け継いできた退魔の刀であり、竜胆がちゃんと自分で仕事をしてくれていたときは彼女が刈夜叉を使っていた。京介がそれなりに戦えるようになった瞬間に、「私、箸より重いものは持てないから」という理由で京介に押しつけてくれたわけだが。

 それにしても、不破家が受け継いできた秘密をあっさり暴かれたり、大事な刀をあっさり折ったりと、いろいろとご先祖様に申し訳の立たない跡継ぎだな、と京介は自虐的なことを思う。

「けど、竜胆さまだって、京介君が戦えない時には代わりに仕事をしてくれるんでしょう? そういう時に使っている刀はないのかしら」

 歌子に問われ、京介は考え込む。

 不破竜胆という退魔師が箸より重いものを持てるのかが、目下最大の問題である。


★★★


 廃洋館の前、森に囲まれた場所で、竜胆は高峰蓮実と対峙していた。

 否、正確には、竜胆の代わりに対峙してくれているのは竜胆の式神・乱鬼である。召喚された乱鬼は、清潔そうな白いワイシャツと黒のスラックスを纏い、しかしその紳士的な装いとはあまりマッチしない割烹着を身に着けている。右手に持っているのは包丁だが、これはなにも、乱鬼の固有武器が包丁であるわけではなく、単に食事の準備をしている最中に呼び出されたというだけの話である。

 乱鬼は肩越しに振り返り葡萄色の瞳で竜胆を捉えると、困惑気味に眉をハの字に下げる。

「ご主人、困ります、今丁度、海老の下ごしらえをしているところなのです。ただでさえ、中央会に踏み込まれたお屋敷には戻れないと、使い慣れない台所での仕事を強いられているというのに、この上こんなときに呼び出されては、食事の時間が遅くなります。遅い時間の食事は美容の大敵。規則正しい食事のために、私は戦っている暇などないのですが」

 「式神は主人に従順であるべき」という大原則よりも規則正しい食事の方が大切らしい乱鬼は、開口一番に文句を言った。竜胆はまだ戦ってもいないうちから若干の疲労を感じ眉根を揉んだ。

「ちなみに今日の晩ごはんは」

「エビチリでございます」

「私の好物を作っていることは大変すばらしい。けれど乱鬼、考えてもごらんなさい。お前が戦ってくれないと、そもそもお前の料理を食べるべき人間がいなくなってしまうじゃないか。主夫業に精を出してくれるのは嬉しいけれど、たまには妖らしく派手にバトルをだね」

「妖らしくと言われましても、私は元々戦いより料理の方が好きです。私の戦場はキッチンです」

「頼むよ乱鬼。ぐちぐち文句を言うより、三分でこちらを片づけた方が話は早いよ」

「はあ、もっともですね」

 乱鬼は溜息交じりに割烹着を脱ぎ捨て、包丁の代わりにちゃんとした得物を手に現した。

 相対する蓮実は呆れかえっていた。

「全力を出すと言いつつ最初から式神に全部丸投げでありますか。しかも、その式神は、微妙にやる気がなさそう……私をおちょくっているのではありますまいな」

「いやあ、私、箸より重いものは持てないから。それに、式神の力は主人の力、私が全力を出すと言ったら、それすなわち乱鬼が全力を出すということだよ。私の言葉に偽りはない」

「世間一般では、それを屁理屈と申しますが」

「屁理屈は数少ない私の特技だ。ねえ乱鬼?」

「然様でございます。屁理屈はご主人の唯一の特技。屁理屈をご主人から取ったら何一つ残りません」

「海老の下ごしらえを邪魔したこと、そんなに怒ってんの?」

「こうしている間にも海老の鮮度が」

「お前は海老と私、どっちが大事なの」

「人の命に値段はつけられませんが、海老に値段は付けられます。二人分で八百円でした」

「海老は千円札(野口)一枚で釣りがくるが、私の命はプライスレスだ」

「ご主人、『priceless』の使い方を間違っていますよ。この単語に『無価値』という意味はございません」

「誰がそんなつもりで使ったって言った?」

 海老の恨みは恐ろしいな、と竜胆は戦慄する。

 もっとも、乱鬼の毒舌は今に始まったことではない。丁寧な物腰でありながら、主人に対して言いたいことは何でも言う、芙蓉とはまた違ったパターンの問題児だ。どうも、不破家退魔師の式神は代々問題児ばかりが揃う。そういう伝統でもあるのかもしれない。

 そろそろ蓮実が茶番に本気で苛立ち始めた気配を感じ、竜胆は肩を竦める。乱鬼もいい加減ふざけてばかりはいられないと悟ってくれたようで、得物をしっかりと握りしめる。

 臨戦態勢万全、だが、蓮実はますます苛立ったような顔で言う。

「念のためお尋ねしますが、それがあなたの武器でありますか? できれば、冗談だと言っていただきたいのですが」

「ご安心ください、冗談ではございません」

 真顔で乱鬼が掲げるのは、黒く重厚なスキレット――要するにフライパンである。

「焼く・炒める・蒸す・揚げる・煮る・殴るなど、あらゆる調理法に使える万能器具でございます」

 「殴る」は調理法に含めていいのか。

「これがあれば大抵の問題は解決できます。無論、ただのスキレットではございません。妖力によるコーティングが施してありますので、魔術戦でも充分に使えます」

「そういうとなんか、ダイヤモンドコーティングと同列に聞こえるね」

 竜胆は茶化したつもりだったが、乱鬼は思いのほか真剣な顔でまじまじとスキレットを見つめる。

「言われてみれば、ヨゴレは確かに落ちやすそうです――試してみましょう」

 乱鬼が蓮実に向かって駆ける。スーツ姿の男がスキレット片手に疾走する姿はシュール極まりないが、相手が銃を使う以上、接近戦に持ち込もうとする選択は、間違ってはいない。

 無論、敵がそう来るだろうことは、百戦錬磨の蓮実は想定済みだろう。懐には入れまいと、魔法銃を連射する。光の礫はヘッドショットを狙う。それを、乱鬼はスキレットの底を盾代わりに防いで弾く。

 蓮実は後退しながら絶えず引き金を引く。まだ乱鬼の間合いではない。間違ってもあんな間抜けな得物にぶん殴られはしまい、とでも考えているだろうか。

 しかし、どんなに間の抜けた武器に見えたとしても、腐っても妖の武器。ただの鈍器だと思っていれば文字通り痛い目を見る。まだスキレットで殴り飛ばせるほど間合いを詰められていないにもかかわらず、乱鬼は得物を頭上に振りかぶる。

「潰せ」

 スキレットの柄が伸びる。ぐんぐん伸びる。径が二倍、三倍に伸び、スキレットは巨大な鎚へと変貌する。リーチの伸びた得物が、目を見開く蓮実の顔に翳を落とす。

 それを一気に振り下ろす。蓮実は反射的に小銃を両手で掲げて受け止めようとする。

 ガンッ、と重い金属の衝突音。魔力で強化された蓮実は、腕力でどうにか受け切る。が、スキレットによる打撃は重いだけではなく、熱かった。

「……!?」

 じゅうぅぅ、と何かが焼け焦げるような音と臭いで、蓮実は気づいたようだった。スキレットは熱を発している。コンロの上で充分に熱せられたかのように。その熱が得物を通じて自分の体を蝕もうとするより先に、蓮実は銃を放り出して距離を取る。地面に転がる小銃は、所々が融けていた。

 竜胆は、自分では何もしていないのに、さも自分の手柄みたいに哄笑する。

「はっはっは、見たかね蓮実、うちの乱鬼のスーパースキレットの力を!」

「とりあえず、ふざけていたわけではない、ということは、認めざるを得ませんな」

「大事な武器が台無しじゃないか。自分の武器を大切に使えない退魔師は伸びないよっ!」

 ――その頃葬儀場跡地では京介が、なかなか竜胆に電話が繋がらないことを訝しみながらくしゃみをしていたが、竜胆は知る由もない。

「さて、今がチャンスだよ、乱鬼。とっとと捻り潰しておやり!」

「ご主人、それは完全に悪役寄りの台詞です」

 律儀にツッコミを入れながら、元のサイズに戻したスキレットを握り直し、乱鬼は蓮実に接近する。得物を失った蓮実は忌々しげに溜息をついた。

「まったく――どいつもこいつも、人の仕事を増やしやがる」

 空気が変わった。あからさまに変わった口調、滲み出る嫌な気配、そして瞳に宿った昏い光。どれをとっても不吉な予感がして、竜胆は乱鬼に警戒を促す。

「乱鬼、油断するな――」

「『魔性鎧装マショウガイソウ』」

 乱鬼が振りかざしたスキレットによる攻撃を紙一重ですり抜けた蓮実が、右ストレートを放つ。鳩尾への一撃で、乱鬼が呻きよろめく。人間の細腕から繰り出された拳ごときで、頑丈なはずの妖が、だ。

 唖然としながらも、竜胆は事態を見極める。蓮実の全身を鎧のように覆う高密度の魔力。それが彼女の身体能力を格段に引き上げている。屈強な妖にさえも通じるほどに。

 蓮実は続けざまに右脚を振り上げ、まず乱鬼の右手を蹴り抜き得物を吹き飛ばす。そして無防備な乱鬼の下顎を蹴り飛ばした。妖の反応速度を上回るほどに高速で、妖の耐久力をぶち抜くほどに重い連撃。乱鬼が大きく仰け反り、背中から地面に落ちた。

 蓮実は煩わしげに前髪を掻き上げる。

 固有の得物には銃を選んでいて、中長距離戦が得意なシューターと見せかけて、実はガチガチの近接格闘用魔術が切り札。武器を奪って有利に立ったと思い込んで懐に飛び込んできた敵を容赦なく返り討ちにする、それが高峰蓮実だ。それがどれほど恐ろしいものかといえば、警告が一歩間に合わず乱鬼が一撃でノックアウトされる程度には凶悪である。

 竜胆は乾いた笑みを浮かべつつ分析する。

「全能力を肉体強化に注ぎ込み、自身の体を一つの武器として完成させる魔術……前に見たときよりキレが増してるんじゃないか。結局そういう路線に舵切ったわけか。余計なところに力を回す余裕がないせいで、取り繕ってる鉄仮面キャラが崩れるオマケ付きなんて、昔はそこまでぶっ飛んでなかっただろうに」

「こんな無駄な仕事してる暇はないんだから、邪魔をしないで……!」

 どうやらぶち切れスイッチが入ってしまったらしいな、と竜胆は肩を竦める。

「言いたいことはいろいろあるけど、とりあえず、蓮実。キレた瞬間出てくる言葉がそれってさ、たぶん働きすぎだよ。ワーカホリックも大概にして、一度ゆっくり休んだ方がいいんじゃないかな」

「黙れッ」

 竜胆の戯言などは歯牙にもかけず、蓮実は一言でぴしゃりと断じると、荒々しく踏み切り一瞬で間合いを詰めてくる。懐に飛び込んでくるや否や、蓮実の拳は竜胆の鳩尾に捻じ込まれる。

「ぐっ……!」

 凶暴な打撃に圧倒されて地面を転がる。衝撃で一瞬呼吸が止まるほどだった。妖さえもぶちのめす拳を、生身の人間が受ければただで済むはずがない。

「まったく……こっちは還暦過ぎた隠居だってのに、容赦がないことだ」

 咽返りながらぼやく竜胆の表情からは、ついに笑みが消える。余裕ぶっていられる状況でもなくなったということだ。

 こんなとき、京介なら、相手の術の弱点を見極めたり、意表を突く攻撃で奇襲したりと、頭を使った戦い方をするだろう。芙蓉なら、嬉々として、力ずくで正面突破、全力を以て叩き潰すだろう。

 竜胆はといえば、京介のように考えて戦えるほどの知恵はないし、芙蓉のように強引に敵を押し負かせるほどの力もない。たまに前線に出ても基本的に式神任せ。しかし今やその式神も頼れなくなってしまって絶体絶命な状況だ。

「……ま、普通にやって私に勝ち目なんかないんだけどさ。他のことなら、私の負けでーすって笑って終わりにするんだけど、今回ばかりは負けられないわけだ。そういうわけだから、さて、ちょっとズルさせてもらうよ」

 竜胆は懐から一枚の呪符を取り出す。ミミズがのたくったような字で複雑に書き込まれた呪符を宙に放り投げる。

「これでも一応、今は私が不破家当主だ。小娘如きに舐められるわけにはいかんよ」

 竜胆が何かを仕掛ける前にと、蓮実が迫ってくる。魔力で強化された脚力で、一瞬で距離を詰める。蓮実の拳が再び竜胆に迫った、そのすんでのところで、竜胆は詠唱を終える。

「鎧装剥離」

 直後。ぱしん、と蓮実の拳を、竜胆は難なく受け止める。

 あっさりと防がれた攻撃に、蓮実は瞠目する。

「な……なぜ、防げるのでありますか」

 呆然と呟き、それから、いつの間にかいつもの口調に戻っている自分に気づいたようで更に愕然とする。竜胆は勝ち誇り微笑む。

「馬鹿だねえ、蓮実。かつてお前の魔術訓練に付き合ってやったのはこの私だよ? お前の手の内なんて知り尽くしているんだ。対策されていると思わなかったのかい」

 そもそも竜胆は基本的に前線に出ない。戦いとなれば全部乱鬼に任せてしまう。そんな竜胆が、自分の手を下す必要が出てくるとすれば、可能性は限られてくる。

「乱鬼を退けて私に届くとすれば、お前の『魔性鎧装』くらいしかないと踏んでいたよ。だから私は、その対策だけをしておけばよかったんだ。たった一問しか出題されないテストで、しかも何の問題が出るのか解っていて、準備期間は腐るほどあるってなったら、誰だって百点取れちゃうじゃないの」

 思ったよりも蓮実が必殺技に踏み切るのが早かったせいで焦ったが、落ち着いて対処すれば問題ない。戦闘向けの魔術はたいして得意でない竜胆だが、日々の暗躍で磨いた技術を以てすれば、蓮実の魔性鎧装を無効化するためだけのピンポイントの魔術を作り出すことは造作もなかった。全ての魔術を無効化となれば竜胆の力では難しいが、対策する魔術がたった一つでいいならどうとでもなる。

「まあ、そういうわけでさ。普通なら私に勝ち目はないけれど、私は最初から普通にやってやる気なんてなかったんだ。こういう小細工は得意なんだ。暗躍と小細工と詭弁で私の右に出る者はいない。だから本当は、お前の方にこそ勝ち目はなかったってことで」

 竜胆はにっこり笑い、右の拳をぐっと引く。

「やられた分一発だけで我慢してあげるから、今回のところは諦めて負けておきなさい」

 そして遠慮も手加減もなく、竜胆の拳が蓮実の顔面を殴り飛ばした。

 魔術による身体強化を強制的に解除された蓮実は、受け身もロクにとれずに倒れ転げる。私の拳もまだまだいけるなあ、と竜胆は内心で自画自賛する。

 とはいっても、流石にそう何発も殴れるほど若くはない。できればこれで終わりにしてほしいな、と願いながら様子を窺う。幸い、倒れた蓮実は起き上がってこない。これで一安心かな、と竜胆は嘆息する。

「こんなロートルでもたまには頑張るってことさ。ま、概ね想定通りだ……唯一予想外だったとすれば」

 竜胆はじろりと倒れたままの己の式神・乱鬼を見遣る。

「たいしたダメージでもないくせに、お前がさっさと狸寝入りを決め込んでしまったことくらいだよ」

「――おや、気づいていましたか」

 むくり、と乱鬼があっさりと起き上がる。悪びれる様子は全くない。やれやれと竜胆は首を振る。

「主が危機にさらされているというのに、寝たふりでサボるとは、どういう了見だい」

「いえ、思いのほか凶暴な相手で面倒になってしまったので。基本的に、私はキッチンでしか戦わない主義ですし。あとは、海老の恨みでしょうか」

「乱鬼、今日、お前の分の海老、ナシね」

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