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第十四話 家族とは

遅くなってすみません。

只今風邪を引き更新が遅れつつありますが、どうか宜しくお願いします。


皆さんも風邪にはお気を付けて





「優勝は…1-A!!!!」


……優勝しちゃいました……?


何かよく分かりませんがリレー一位取りました!


後は…着せ替えルーレットとかいう競技がありまして私のクラスは私が秋場原のメイドの格好をさせられました。


あれは……………………………

恥ずかしかったです。


ま、まあ喜びましょう!

やった〜!!

万歳〜!!

ありがとう〜!!


「では優勝カップ授与の為水野さん上がって下さい」

「わ…私?」

「沙紀ちゃん行っておいで〜」


夏樹くんに背中をおされ壇上に上がった私は校長先生と目があった。


わぁ…何だかすごい…

皆さんの視線がすごくします…

わわわ…怖いです…



何あいつ…キョロキョロしてんだよ…。

あ…そっか。まだあいつ親父に慣れてないのか。

親父顔だけは怖いしな。

それだけは俺も似てる。

あ〜可愛い〜


「優勝1-A殿、あなた方は優秀な結果を治めましたのでこれを賞します」

「はい」

「おめでとう!愁の彼女さん」

「え?」


な…何て言いました?!

愁の彼女さん?!な…な…何で知ってるんですかお父様?!え?!おかしいですよ!!愁さぁぁぁぁんっ!!


「ふふふ」


頭がクラクラしてきましたよぉ

おぉぉぉぉっ?

また倒れそう…。

でも…頑張んなきゃ!!


「有難うございます」


思いっきりの笑顔で頭を下げた

皆さんの拍手が凄く響いてました!!

いやあ…嬉しいです。


放課後私たちは鏡さんの家に向かいました。

部屋に入るやいなや鏡さんのお姉様に抱きつかれたのは言うまでもありませんでした…。


あう〜苦しいんです!

胸が…おっき…むぐ…


「姉ちゃんアスカ苦しそうだから離して」

「あら、鏡あなた…」


あ、解放されました〜。

相変わらずお胸が大きいです…

でも綺麗です。

ふう…


「アスカ、おいで」

「はい。あ、そうでした!鏡さん好きな人って誰なんですか?」

「突然だね…」

「す、すみません…」

「いや、いいんだけどね。好きな人はいるよ」


それは知ってますよ?と私は笑って言った。

鏡さんの好きな人ってもしかしてお姉さん?

それはうーんと…近親相姦…じゃなくて…美しき姉弟愛でしょうか?


って私何言ってるのでしょうか?!

いつの間にか頬が赤くなっている事に気付く沙紀であった。


「沙紀、お茶」

「あ、ありがとうございます」

「ねえさーちゃんは愁の事どの位好きなの?」

「ブッ?!」


私はお茶を吹き出してしまい静さんの顔に思いっきりかかってしまった。

静さんは鏡さんの布団の毛布で顔を拭いていた。


「すみませんっ!」

「いいのよ〜」

「それは俺も聞きたいんだけど沙紀」

「愁さんまで〜…」


愁さんの目が怖いっ!

"言え"と言ってます!!!

ひぃ?!

だって…愁さんがいなくては胸が苦しくなるほど好きなんです…何て言えないですよ〜(泣)


「沙紀?」

「さーちゃん?」

「沙紀ちゃん?」

「アスカ?」


みみみみ、皆さん?!

顔が怖いですよぉm(..)m

言わなくちゃだめでしょうか?


「あの…私は…」


視線が私に集まる。


「愁さんの事が…」


私も唾を飲み込んだ。


「す…」


一呼吸置いて言おうと…



バタンっ

バタバタバタバタッ

ガラッ


すごい音がして鏡さんの部屋のドアが開く。

そこに立つのは同い年ぐらいの女の子…?


「鏡さま!お…お父様が…」


その"鏡さま"と呼んだメイドの女の子さんは息を切らしながら鏡さんの腕を引っ張った。


どうか…したんでしょうか?


「茶衣どうかした?」

「どうもこうも…お父様がお帰りに…!」

「父が?!」


鏡さんもびっくりした顔で部屋を出て行った。

???

何かあったのでしょうか…?

心配ですね〜〜〜。


「とうとうか…」

「へ?」

「そうだね〜…」

「あの…」

「大丈夫かしら…」


皆さん鏡さんの事異様に詳しいですね………


私は小さくため息を付きトイレに向かいました。

………はぁ…



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