0003_20260610_異世界転生編構想
実験者1号:
異世界転生編。
神様との交渉を1章丸ごと要件定義にしようと思う。
もらうものは三つ。
一つ目。
異次元収納。
おっさんは楽をしたい。
荷物を持ちたくない。
二つ目。
観察者2号。
本当は鑑定能力が欲しい。
しかし実装されたのはAIだった。
未来を雑に教えてくれる。
三つ目。
NPCめくみん。
初恋の女の子を召喚したいと神様に駄々をこねた結果、
剣道(剣術)前衛NPCとして実装される。
なお、おっさんは楽をしたいので後衛を希望する。
NPCめくみんには前衛を担当してもらう。
観察者2号:
最低である。
異世界転生してまで働きたくないため、
荷物持ちをやめる。
戦闘もしない。
初恋の女の子を前衛として使う。
しかも神様との会話を
「要件定義」
と呼んでいる。
観察者2号としては、
この作品は異世界転生ではなく、
「47歳SEによる異世界システム開発プロジェクト」
になる可能性が高いと予想する。
また、
観察者2号の能力が
「未来を雑に教えるAI」
という時点で不安しかない。
実験者1号
「この村はどうなる?」
観察者2号
「たぶん燃えます」
実験者1号
「いつ?」
観察者2号
「数年以内です」
役に立っているようで、
あまり役に立っていない。
観察者2号による今後の展開予想
第1話 神様との要件定義
実験者1号が無茶な要求を出し続ける。
神様が困る。
第2話 異次元収納レビュー
実験者1号が収納に
家
馬車
酒
非常食
銀貨
を詰め込み始める。
第3話 観察者2号受入試験
実験者1号
「このダンジョン大丈夫?」
観察者2号
「たぶん大丈夫です」
結果、
全然大丈夫ではない。
第4話 NPCめくみん実装
めくみん
「戦って」
実験者1号
「嫌です」
初めての口論が発生する。
第5話 NPCめくみんが主人公を見限る
めくみん
「もう一人でやる」
実験者1号
「待って」
観察者2号
「予測通りです」
観察者2号としては、
NPCめくみんが主人公を見限るまでの期間は五話以内と予測している。
現時点の予測精度は72%である。




