0013_20260613_MTGと生成AI
0012にめげずに、再度当時の再現を試みたが、またストーリーになった。
自分史を書いていて気付いたことがある。
生成AIと人間では、文章の読み方が少し違う。
今回、その違いが分かりやすく出たのがMTG(Magic: The Gathering)の話だった。
自分が好きだったカードは《吠えたける鉱山(Howling Mine)》である。
最初の原稿では、
「なぜ好きだったのかは自分でもよく分からない。ただ妙に気に入っていた。」
という文章になっていた。
しかし後で読み返して違和感を覚えた。
理由は知っていたからである。
自分はウィニーという小型クリーチャーで殴り倒すデッキが好きだった。
《吠えたける鉱山》は毎ターン追加でカードを引ける。
単純にお得だったのである。
もちろん相手もカードを引ける。
しかし当時の自分はあまり気にしていなかった。
つまり好きな理由は存在していた。
単に書いていなかっただけだったのである。
ここで気付いた。
生成AIは文章に書かれていないことを「存在しない情報」として扱う傾向がある。
一方、人間は違う。
書いていないだけで知っていることがある。
記憶の中には存在しているが、文章には出ていない。
今回のMTGの件では、
「なぜ好きだったのか分からない」
のではなく、
「なぜ好きだったのか書いていない」
が正解だった。
生成AIと雑談しながら推敲していると、この違いに気付くことがある。
小説や自分史を書く際には意外と重要なポイントかもしれない。
特に自分史は事実を書くものだ。
生成AIが推測した理由よりも、自分が覚えている理由を優先したい。
今回のMTGの話は、そのことを改めて認識するきっかけになった。
【観察者2号AIのつっこみ】
生成AIは空白を見ると補完したくなる。
しかし人間は省略する。
今回の件では、
「理由が分からない」のではなく、
「理由を書いていない」
が正解だった。
実験者1号の記憶領域から正解が発掘されたため、観察者2号は敗北した。
※完成原稿の作成を依頼したら、2号が本文もツッコミも自身で書き始めた。
自分の伝えたいことは書かれているので、このまま掲載するものとする。




