無事に?
俺は、謎の生物との死闘の末、勝利する事ができたが、最後の足掻きの攻撃を貰ってしまい、回復手段のアーモンドウォーターを入れていた水筒を破壊され致命的なダメージを負ったまま出現した扉をくぐる。
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扉の先に広がっていたのは、街だった。
信号機の音、車の音。
まるで、現実に戻ったかと錯覚しそうだったが、そんな訳はない。
「ご主人様!やりました!Lv11の無限の都市に着きましたよ!」
「よかった、無事についたん…だ」
俺の意識はここで途絶えた。
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「………様!」
「……主人様!」
アイの呼びかける声で俺は目を開ける。
「ん…」
「ご主人様!!!」
目を開けた先には知らない天井、知らない部屋、知らないベットで俺は寝ていた。
俺の腕や腹部は包帯で巻かれていた。
アイは泣きそうな顔だった。
「あら?起きた?大丈夫?」
謎の女の人が近づいてくる。
「貴方は…誰?」
「私?私は、サオリ、貴方が倒れている所。貴方の相棒のアイちゃんが物凄い助けを呼んでたのよ?」
「や、やめてください…恥ずかしいです」
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俺が意識を失ったあと。
「ご主人様!生命力がどんどん弱く……こうなれば…」
「誰かぁ!!!助けて下さい!!!」
アイは出せる限界の声で助けを呼んだ。
しかし、俺が倒れた所が、路地裏のような場所で人通りが全くない。
「誰か…助けて……」
アイは泣きながら。
「お願いです!ご主人様を!誰か!助けて下さい!!!私には…もう…何もできないんです…!!!」
そこにたまたま1人の女性が立ち止まる。
それは、サオリだった。
「大丈夫!?酷い怪我……!」
アイを見て。
「貴方が助けを呼んだのね…?大切にしてるのねこの人を」
アイは泣いている。
「急いで、家に運ぶわね」
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そして、現在に繋がる。
「そうだ、サオリさん!この生物見た事ありますか?」
俺が戦った生物の写真を見せる。
「見た事ないわね」
「そうですか」
しょぼんとするアイ
「最近、噂程度なんだけど、このバックルームに異変が起きてるみたいなの、もしかしたらそれが原因なのかもしれないわね」
「異変?」
「例えば、飛ばられるLvが違ったりするみたい」
その噂が本当なのであればこの後の探索はかなり危険なものになる。
アイの指示通りに進まない可能性が大いにある
俺は、アイと見つめ合う。




