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6/14

201番から240番

201

 あなたは怒りがこみあげてきた。この緊急事態に自分だけ回復してあなた(達)をスルーするとはなにごとだ。

「ふん!この露骨な嘘つき野郎が!」

 と、カルナズに怒鳴りちらす。

「綺麗事を並べたところで、所詮ターシム人は浅ましいエコノミックアニマルのようだな。高価なエリクサーを最終決戦の前に仲間に分け与えるくらいなら、世界が終わっても構わないと思っているわけだ!」

「静かにしてくれ」

 カルナズがささやく。あなたの大声が真のマグス達の帰還の儀式を行なっている連中に聞かれやしないかと恐怖で気が気ではないのだ。ザラのような高位の魔術師が大勢、復活の儀式に参加している事に思い至らないのか、と。あなたは彼の表情を見て我に返るが、遅すぎたようだ。

 階段の上に、何人かの狂信者達が現れたのだ。いや、狂信者達というより、ザラの上司達と表現した方がいいかもしれない。今顔を出している者達は、真のマグス達の帰還の儀式を直接指揮して執り行っている者達だ。当然、ザラより立場が上であり、魔法の腕もザラ以上の大魔術師達だ。彼らは数秒とたたずに、あなたとカルナズをネメシスの電光よりもはるかに強烈なダメージの魔法で黒焦げの骨だけの死体に変えてしまう。

 カルナズの言葉も足りなかったかもしれないが、最終決戦を前にして仲間割れを起こしたツケを支払わされたというわけだ。あなたの冒険はここで終わる…


202

 あなたは飛び上がりますが、先端が黒曜石の槍が真上の天井から飛び出してくる。あなたはなんとか頭を横にひねって槍が脳天を突き刺すのだけは避けますが、槍の先端はあなたの鎖骨の部分に刺さり、そのまま体を縦に貫き、あなたは即死します。

 複数でプレイしている場合で、生き残ったキャラクターがいる場合、仲間の死体から必要なアイテムを回収した後、次にどうするか決めること。最後列の目の前の石板に乗るなら183へ。左斜め前に進んで、最後列の真ん中の石板に乗るなら85へ。または左に進んで、9つの石板の1番中央の石板に乗るなら542へ。


203

 もしあなたが、赤い(ロッド)を持っていたら114へ。それ以外なら、あなたはそのドアを開けて51へ。


204

 半分ほど進んだところで、そのコウモリが狂ったような叫び声をあげ、あなためがけて急降下しながら襲ってくる。あなたは幅僅か1メートルの斜面でバランスをとりながら迎撃する。これ以上不利な地形もそうそうないだろう。

 巨大コウモリ

 戦闘力 10

 精神力 6

 鎧強度 0

 生命力 77(以前の戦闘でダメージを与えていれば、それを差し引け)

 打撃力 サイコロ2つ+3

 機敏度 8

 コウモリの攻撃を受けたキャラクターは、サイコロを2つふって合計が機敏度以下の目を出さねばならない。失敗したら、そのキャラクターは歩道から転落する。そのキャラクターは即死し、所持していたアイテムも失われる。ただし転落したのが僧侶だった場合には、空中浮遊術が使えるので、転落死はせず戦闘に復帰できる。

 足場が不安定なため、逃げることはできない。戦って勝ったら、空中歩道を安全に渡って530へ


205

パーティ全員のキャラクターシートに、ELEKTRAと暗号を記せ。

(椅子に座ったキャラクター)

 あなたは目の前に輝くクリスタルの球を見る。それは蝋燭の炎のように消え去り、一瞬輝きを放ってから暗くなる。あなたはサイキックパワーを感じる。あなたは一回だけ、ネメシスの電光を使えるようになる(魔術師以外のクラスでも一度だけ使えるようになる)。魔法の準備状態にする必要もなく、成功判定のサイコロもふらずに成功する。ただし、この方法でネメシスの電光が使えるのは、たったの一度だけだ。

 50へ。


206

 あなたはその階段をのぼっていく。階段の1番上に近づくと、何もない壁で終わっているように見えますが、足元の段が動き、ドアの形をした石板が前方にゴロゴロと音を立てて現れます。ドアをくぐるとそこは自然の岩で壁と天井が覆われた不潔な感じの部屋で、強烈な悪臭もします。

 あなたの目の前には、泡立つスライム状の生き物がいて、あなたの目の前で絶えず姿を変えています。擬足や触手、キチン質の昆虫の脚のような突起腕、巨大な掴む形の腕のような形のものがランダムにその体から出たり消えたりします。ネバネバする目が体の上に開き、触覚と腕が体から伸び、それらの先端には目や口がついているものもあります。それらは現れたり、体を構成する不定形の粘液の中に再び吸い込まれたりしています。大きな口が裂け、歯が並んでいるものや、よだれを垂らしている口もあり、そこから伸びる舌のうちのいくつかは、凶暴そうな棘で覆われていたりもします。あなたは嫌悪感とともにその怪物を見るが、ゾッとした事に、背後の、あなたの入ってきた石板のドアが音を立てて閉まり、同時にその巨大スライム状の怪物が、無数の昆虫のような脚を使ってあなたの方に向かってきます。戦わなけれはならない。16へ。


207

 全員のキャラクターシートに、FLITTER-MOUSEと暗号を記せ。

(椅子に座ったキャラクター)

 あなたの目の前のクリスタル球はゆらめいて光り輝き、やがて光は消えていきます。あなたは体内に飛行の呪文の力が入り込むのを感じた。これは、あなたと、あなたの仲間がいるのなら仲間最大3人までを、短時間飛行できるようになる呪文だ。戦闘中に使うと、逃走が選べる場合には、即座にFLEEのマス目にあなたと仲間全員が入れる。緊急救出のような働きをする。この飛行の呪文は、魔術師以外のクラスでも使えるが、たった一度しか使えない。いつ使うかは慎重に選ぶこと。50へ。


208

 石板の上に乗り、罠が仕掛けられていなかった事に安堵します。9枚の石板ゾーンを抜けて、前方の演壇へと向かいます。303へ。


209

 あなたはカカトでその巨大コウモリの脇腹を蹴って飛ぶよう指示します。コウモリは不機嫌な声をあげて飛び立ち、あなたを背に乗せたままプラットホームから上昇して、スパイトの遺跡の中の塔のうち、比較的高い塔のうちの一つに作っていた自らの巣へと、あなたを乗せたまま向かいます。

 そいつは塔の屋根の上に着地し、あなたはその背中から降ります。これでまんまとコールドロンの亀裂は越えたことになりますが、今いる塔の屋根から、塔の中へ入る階段は見当たりません。この巣から出る唯一の道は、スパイトの遺跡の別の塔へと続く狭い空中歩道だけです。

 もしあなたがその狭い空中歩道を進んでいくなら204へ。その前に、目の前の巨大コウモリを倒すつもりなら245へ。


210

 最後の動物を倒すと、あなたが倒した動物の死体が全て消えます。あなたからちょっと離れたコールドロンの縁で、さっき戦っていた動物達が静かに休みながら星が昇るのを眺めているのが見えます。あなたは幻影と戦っていたのだ。あなたはブルームーンの幻覚を呪いながら、亀裂の縁まで歩く。274へ。


211

(椅子に座ったキャラクター)

 その光り輝く球に亀裂が走り、閃光があなたの体を雷撃のように貫く。サイコロを1つふり、出た目を10倍した分だけ、生命力を失う。

 生き残ったキャラクターがいれば50へ。


212

 あなたはそのマスクを置く。何も起きない。実際、あなたがそのマスクを使って何をしようとも何も起きない。それらのマスクを思いつく限りの順番で並べ変えても、何の魔法も起動できなかった。仮に何らかの起動できる魔法があったとして、の話ですが。

 あなたは肩をすくめ、先へ進むためにドアへと向かいます。

 188へ。


213

(飛び降りたキャラクター)

 あなたは強烈な上昇気流の中へと身を投じた。外套をはためかせながら、あなたは落ちていく。もしあなたが僧侶なら、空中浮遊術を使い、安全に下へと降りていける。それ以外のクラスの場合、強烈な上昇気流を受けてもなお、あなたは激しく地面に打ち付けられ、サイコロ5つ分のダメージを受ける。鎧は無効。

 他のキャラクターがいた場合、同じく飛び降りるか、縮小案を試すか(もし持っていた場合)決めること。縮小薬を使うなら121へ。

 もしあなたが落下のダメージで死んで、他のキャラクターが上の部屋にまだ居る場合、飛び降りるなり薬を使うなりして下へ降りるか、降りるのを諦めるか決めること。降りることにしたキャラクターが全員降りれば、546へ進む。上にとどまるキャラクターは、下のキャラクターが探索を終えて戻ってくるまで、しばらく待機することになる。下に降りたキャラクター達が546からの冒険で全滅した場合は、残ったキャラクターだけで276へ進んで冒険を続けよ。


214

 以下の持ち物のうち、どれを使うか?ブラッドソード(23へ)、縮小薬(59へ)、ひとつかみのダイヤモンドダスト(33へ)。どれも持っていないか、この場では役に立たないと思うなら390へ。


215

 あなたは銀のボタンを押す。カチッと音はするが、それ以上は何も起きない。さて、では次に金のボタンを押すか(223へ)、銅のボタンを押すか(159へ)。


216

 もしあなたが金貨20枚以上の価値のあるものか、魔法のアイテムを捧げたのであれば144へ。それより価値の低いものを捧げたのなら179へ。


217

 クリスタルの棒の表面を覗き込むと、ぼんやりと顔の断片的なイメージが浮かび上がります。それは人間のものではなく、地獄から出てきたばかりの悪魔の顔です。今やあなたは集中しているので、その悪魔が何を言っているのか、なんとなく分かります。

「やあ君。私を解放してくれ。そうしたら私はあなたをスパイトの中心までテレポートで送り届けてあげよう」

「取るに足りない約束だ」2本目のクリスタルの棒の悪魔が言う。「私のクリスタルの棒を壊してくれ。ここに閉じ込められているんだ。私を解放してくれたらあなたをすぐに真のマグス達の真ん前へとテレポートさせてやろう」

「人間よ。聞きなさい」3本目のクリスタル棒の悪魔が呼びかける。「アイツらの約束に意味は無い。もしあなたが私を解放してくれたら、私はあなたに力を授けよう。あなたのクエストが完全に満足して、そしてすぐに終わるように」

「大袈裟な約束にも意味は無いぞ」4本目のクリスタル棒の悪魔が言う。「私に自由を与えたまえ。その見返りに金よりも価値があり、大海の水より豊富な贈り物をやろう。武器でも薬でもないが、巨大な敵をも打ち負かす事ができるものだ」

 もしあなたが、これらの悪魔を解放する事が危険と感じるならば、金の橋を戻ってスパイトへ入る別の道を選択をせよ。この場合は448へ。もし悪魔のどれかを解放するなら、1本目の悪魔(287へ)、2本目の悪魔(355へ)、3本目の悪魔(272へ)、4本目の悪魔(387)のどれかを選んで解放せよ。どの棒も破壊せずにスパイトの遺跡に入るのは、あなたがどんなに痩せて細かったとしても、さすがに無理だ。


218

 この自動人形(オートマン)は、あなたの足元で残骸となっている。そいつの頭は外れ、金色の2つの球が転がっている。あなたはそれを取る。金の球はそれぞれが金貨20枚の価値があるとあなたは見積もった。持っていくならキャラクターシートに記せ。ただし、2つで1つの持ち物と数えよ。このオートマンの向こうには上へ続く階段がある。その階段をのぼるなら412へ。あるいは、準備がまだ十分ではないと思うなら、地下室へ行ってもいいし(345へ)、エントリーホールの右手のドアまで戻って、そのドアを開けても良い(340へ)。


219

 あなたはその緑のマスクを3番目につける。室内に何かを期待する雰囲気が流れているのをあなたは感じる。それはあなたの想像か、それとも描かれているヘイムダルが動いたのか?

 あなたが望むなら、マスクを試すのを中止して部屋から出て行っても良い(188へ)。そうでなければ、最後の顔にはどの色のマスクをかぶせるか?青いマスク(237へ)か、白いマスク(57へ)か。


220

 あなたは同意すると言った。あなたはよろめき、突然体が弱くなり、無気力になったように感じる。あなたの生命力がいくらか持っていかれたのだ。各キャラクターは生命力を5点引け。鎧は無効。またこの減点は回復しない。つまり例えばあなたがランク6の戦士の場合、生命力の最高点は36でなく31になる。

「さあ」とギフトスターの神託者は耳障りな声で言う。「私に捧げ物をしなさい。そうすればお前のために神託を授けよう」

 あなたは、代償なら払ったではないかと神託者に詰め寄るが、奴は何を言ってもあなたの言い分を聞こうとしません。あなたは神託者をぶん殴ろうとしても、奴は実態のない形なので傷ひとつつかない。

 もし奴にアイテムを何か捧げてやる気なら、それをキャラクターシートから消して171へ進め。捧げ物を拒むなら56へ。


221

 あなたはその斧の魔法に屈した。あなたは即座に武器を落とし、仮面の乗り手達のされるがままになる。奴らはあなたを近くの木の枝を利用して即席の絞首刑を執行する準備をして、あなたを縛り首にする。あなたの冒険は失敗に終わった…


222

(魔術師)

 すぐに魔法は効果をあらわし、あなたは強い幻覚の魔法をすぐそばに感じた。しかしそれはどうやら付近の通路に隠された罠などから発せられるものではなさそうだ。その幻覚の魔法はどうやら、目の前のエメリタスその人から出ているようだ。

 あなたが行動を起こそうとすると、エメリタスの姿は溶けだし、人間とは似ても似つかない姿の化け物になる。112へ進んで戦え、ただし奴は正体がバレたと気づいていないので、最初の1ラウンドは、奴は行動できず、あなたは一方的に行動できる。


223

 大きなカチッという音がして、それから何かを引き潰す音がする。神社の一部が開くが、砕けたガラスが中に入っているだけだ。液体が撒き散らされ、岩の床を流れている。どうやらあなたは間違ったボタンを押したようだ。肩をすくめ、船に戻って旅を続ける。282へ。


224

 そのファルタインは、鎧をコールドロンの底へと投げ落とす。あなたは苛立ちのあまり息をのむ。

「なぜ欲しくもない物を取るのか?」

「どうしてダメなの?」ファルタインはわざとらしく無邪気に答える。「人間はいつもそう言う。でも実際、鎧は後で取りに行く。」

 ファルタインがスイッチを押すと、機械の鳥は空中で停止する。

「着陸したい時は、スイッチを直立位置に戻してください」

 と、ファルタイン。

「さて、さようなら。終末の日と人間界の最終的な崩壊が数時間後に迫っているので、あなたが私や私の同胞と再び出会うかどうかは分かりませんね」

 あなたはファルタインを元の世界へと追い返す。197へ。


225

 どのマスクを最初につける?黄色(57へ)、緑(22へ)、赤(336へ)、青(212へ)、白(342へ)。どれかを選ぶこと。


226

(サソリに刺されたキャラクター)

 サソリの血があなたの血管に入った。あなたはめまいがし、槍立てを支えにしてかろうじて立つ。

毒は継続的にあなたの力を奪っていく。今から新しい番号へ進むたびに、生命力を毒のために1点引くこと。キャラクターシートにPOISONEDと暗号を記せ。毒を治すには魔法による回復しかない。生命力を回復させる薬を飲んだ場合には、魔法による治癒がされたとみなして毒の効果は消える。僧侶の生命力回復術でも解毒されたとみなす。もしどちらもすぐには用意できないなら、あなたは今後、緩慢な死へと向かうことになる。512へ。


227

(仮面の乗り手達の斧を取ったキャラクター)

 この斧には、精神支配の魔力が備わっていた。斧を手にしたことで、あなたに影響が出るかもしれない。サイコロを2個ふって、合計が精神力と同じかそれ以下の目を出せ。成功したら、その斧の有害なる精神支配の魔力から逃れて、あなたは森の中へと逃げ出すことができる(353へ)。もし失敗したら、あなたは仮面の乗り手達が来るまで、何もできずには立ち尽くすほかない。奴らが到着したらあなたは捕えられて、その場で絞首刑にされるだろう。

 複数でプレイしている場合、斧に支配された仲間を見捨てて森へ逃げる事ができる。この場で迎え撃とうとしても、乗り手達場後から後から湧いて出てきているのでとても勝ち目はない。戦士がいて、斧の魔力に屈していなければ、斧に支配された仲間を抱えて森へ逃げる事も可能だ。この場合は、斧に支配されたキャラクターも一緒に353へ進むことができる。斧に支配されたキャラクターは、戦士に連れられて353へいけた場合のみ、353にて正気に戻ることができる。


228

 あなたは縦穴を再び上がる方法をすぐには見つけることができない。肩をすくめ、あなたは部屋の奥の壁を調べることにした。上へ戻る階段が隠れているかもしれない。350へ。


229

 あなたは荘厳な階段をのぼる時に不安を感じますが、今回は以前あなたと戦うために現れたカタクラフトの姿は見当たりません。階段をのぼりきり、あなたは重いブロンズのドアを押します。そのドアは氷のように冷たいですが、今回は何者も現れません。ドアはゆっくりと開きます。58へ。


230

 あなたは膝をつき、苦痛に叫び、あなたの心は溶け始めます。広大な冥府の深淵が、大口を開けてあなたを虚無の暗闇へと引き込もうとしているように見えます。あなたはその虚無の暗闇へと落ち込み、無限の空虚の中を回転しながら、悠久の暗闇の中をどこまでも落ちていきます。そして、この空間には友も敵も、怪物さえいない完全な孤独の空間です。あなたは気が狂い、真のマグス達がこの世に帰還した後であなたを見つけ、あなたは自分達真のマグスのものだと主張しに来るまで、あてもなくスパイトの廃墟をさまよい歩きます。あなたの冒険はここで終わる…


231

「そのプレイグスターの部屋は」とホムンクルスは言う。「そこは病気とアンデットが蔓延すると 不潔な場所です。実際にあなたに病を感染させようという歩く死者には注意してください。もし墓などをあばくなどして、死者から物を奪う機会があれば、ためらわず奪ってください」

 150へ。


232

 小さな色の結晶のカケラがこぼれ落ち、ブラッドソードの刃に触れると発火し、巨人の脳の空間には刺激臭のある煙が充満します。窒息しそうになりながら、急いであなたは後退し、巨人の胸へ通じる通路を進みます。469へ。


233

 その戦士は以前と同じように実体化する。以前の遭遇で奴にダメージを与えていたとしても、それは全回復している。しかし、あなた(達)は、今回は戦いの準備ができているので、奴が動く前に第一ラウンドのみ一方的に動ける。513へ進んで戦え。ただし各キャラクターは最初の1ラウンド自由に動ける。 


234

「私があなたにお願いする仕事は、スパイトの外に行って、ブラックリンデン(黒乗峠)のそばの城にある女神像を持ってここに戻り、この部屋の五芒星のうち空いているそこの頂点にその像を置く事だ」

 ミョーグ(マイオーグ)は身振りで置くべき場所を指し示した。

「そこへ像を置いてほしい。そうすれば褒美を渡そう」

 あなたがその話を聞いて、「黒乗峠なんて聞いた事もない地名だ。そしてこのスパイトの外は何キロにも渡ってだだっ広い氷原が広がっているだけで、峠なんてないぞ?」と質問する暇すら与えてもらえず、周りの景色がカレイドスコープのように回転し始め、周りの景色も老人の姿も消えていった。74へ。


235

 あなたは船を、その島の岩に設置されている鉄の柵へと係留する。上陸して島の内部へ歩いて行くと、島は内部が低い窪地になっている事が分かる。湖からは低すぎて島の内部は見えない。古くて荒れた小屋が、あなたのそばにあります。その小屋のそばには小さな神社があり、忘れられた神様を祀る彫刻された石の台座があります。

 小屋を調べてみるなら92へ。神社を調べるなら459へ。船へ戻って旅を続けるなら282へ。


236

 あなたは異教の神の祭壇に供物を捧げる気にはならない。あなたは記録に残る最後の審判の時に、あなたが信仰する神様があなたを守ってくれると信じている。そして、あなたの信仰は報われる。あなたは水中に潜む邪悪を感じていますが、そいつはあなたの敬虔な力に立ち向かう勇気はありません。144へ。


237

 あなたはそのマスクを最後に置く。突然、部屋に静寂が訪れた。虹の橋にいるヘイムダルの姿がちらりと動いている事に気づく。ヘイムダルは、ふりかえってあなたに英雄の角笛を渡すと、あなたはびっくりして飛びのきます。そして角笛を渡したヘイムダルは再び元の位置へ戻り、また動かなくなります。あなたのキャラクターシートに英雄の角笛と記せ。あなたは先へ進むためにドアへと向かう。188へ。


238

 あなたは縮小薬を自ら飲むか?それともカタクラフトに投げつけてやるか?

 自ら飲むなら195へ。カタクラフト(氷の戦士)に投げつけてやるなら271へ。


239

 ファルタインは空中から、この機械の鳥の取り扱い説明書を取り出す。「ふむ」と言ってファルタインは機械の鳥の操縦を始める。機械の鳥は最初落下するのであなたは慌てるが、すぐに羽ばたきを始めて空を飛ぶ。ファルタインは、スパイトの遺跡の中の大きな広場へ向けてこの機械の鳥を飛ばす。

 突然、下の方から叫び声が聞こえてあなたは見下ろす。広場には、真のマグス達の復活を願う狂信者達が20人前後もいるではないか。真のマグス達がこの世に帰還する時に現場に居合わせようという狂信者達が、この広場に集まっていたのだ。

 もしあなたがファルタインに、着陸せずに広場の上空でホバリングするよう言うなら126へ。このまま着陸して、真のマグス達の狂信者達と戦うつもりなら78へ。


240

 あなたは振り返ってその男を見て、旧友のエメリタスだと思っていた男の姿が変わって行くのを見る。奴の姿は溶けさり、たくさんの振動する嚢で構成され、紫色の頭を持つ怪物に変わり果てている。これは仮装者という怪物で、獲物の心を読み取り、その獲物の友達の幻覚を見せて油断させて襲いかかる怪物だ。その怪物は、あなたの友や敵、家族、友人知人の姿をとりながら襲ってくる。このため、あなたにためらいが出るので、この戦いの間だけ、戦闘力と機敏度を1点ずつ減らす。ただし戦士は、日頃の鍛錬しているので、戦闘力と機敏度の減点はない。

 仮装者

 戦闘力 8

 精神力 9

 鎧強度 0

 生命力 56

 打撃力 サイコロ3つ

 機敏度 12

 そいつは鋭い嘴で攻撃するだけでなく、魔法も使う。各ラウンドで奴の行動順になったら、奴の出方を決めるためにサイコロをふれ。

 1か2ならば、嘴で攻撃してくる(通常の攻撃として処理せよ)

 3ならば、戦闘の興奮で頭に血がのぼりすぎ、このラウンド奴は行動できない。

 4から6ならば、魔法の準備、又は唱える。

 奴は盲目的服従、死の接触、雷撃そしてバンパイアを使ってくる。戦闘開始時にはどの呪文も準備状態に無かったので、まずは魔法の準備を行う。奴の場合、呪文の成否判定のサイコロは2つになるのを忘れずに。敵役をやるプレイヤーがいない場合、呪文の行使の際はどれを使うか更にサイコロを一つ振る。出目が1なら盲目的服従、2かう3なら死の接触(隣接したマス目に誰もいなければ盲目的服従)、4か5なら雷撃、6ならバンパイアだ。

 この戦いからは逃げられない。勝ったら483へ。

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