481番から520番
481
あなたは前方へ体を投げ出し、その演壇の前まで跳ぶ。長い鋭い木の槍が、たった今まであなたのいた石板に刺さる。命があることに安堵し、あなたはその演壇に注意を向ける。303へ。
482
彼の剣はどこかで見た気がする。あなたは以前、その剣をどこかで見たはずだ。しかし記憶を探っている暇はない。戦いは目前に迫っている。
降伏する気なら528へ。戦うなら49へ。
483
その生き物は倒れ、痙攣するだけになった。あなたはそのエメリタスに化けていた生き物の死体が、青い宝石を持っていた事に気づく。望むなら持っていってもよい。宝石は一つだけだ。持っていくならキャラクターシートに記すこと。宝石は一つの持ち物として数える。
この宝石は一度だけ、幻影の戦士を作り出して戦闘であなたとともに戦わせることができる。この幻影は、パーティメンバーの一人として行動し、宝石の所有者に従う。幻影戦士の能力は次のとおり。
戦闘力 8
精神力 7
鎧強度 3
生命力 30
打撃力 サイコロ4つ
機敏度 7
後で参照したくなった時のために、ここの番号をキャラクターシートの青い宝石の隣に記せ。この幻影戦士は一度の戦闘シーンに限り有効。戦闘が終わると消えてしまう。青い宝石も一緒に消えてしまう。
準備ができたら167へ。
484
ブラックリンデン城(黒乗峠城)の扉まで階段をのぼると、扉は自動的に開き、あなたを暗いエントランスホールへと招き入れます。あなたが中に入ると、背後で空虚な音がして、扉が自動で閉まります。まるでその扉が、自分の意思を持って動いているように見えます。
ホールの上の天井の垂木の間を、コウモリが羽ばたくような音が聞こえます。あなたは暗闇の中を奥へと進む。左手には地下へ降りる階段があり、右にはドアがあります。そして前方の暗闇ではドアを開けるような音、続いて閉めるような音がし、その後体重の重い人物が歩いてくるような足音が聞こえます。
さて、あなたは左の階段を降りるか(345へ)、右のドアを開けるか(340へ)、前方の足音の方へ向かうか(465へ)。
485
あなたはその光のプールに入る。あなたの肌と服は不思議な色に輝きだす。その後あなたは重力に逆らって上方へと引っ張られる。数百メートル上がり、そばのバルコニーから出ている光のビームがあなたを重力に逆らって引き寄せているようだ。あなたがそのバルコニーに降り立つと、重力は通常通りに戻るのを感じた。まるでさっき入った光があなたに不思議な力を与えたかのようだ。
バルコニーに続くドアがあり、あなたは他の塔へ続く細い橋も見る事ができる。しかしあなたは橋の上で金切り声をあげて吹き荒れる風を考慮して、その橋は渡らない事にする。風に煽られたらどうなるかなるて、分かりきったことだ。そしてあなたはドアから塔内に入り、風に逆らってドアを閉める。447へ。
486
(魔術師)
視界の端でエメリタスは、あなたが魔法の準備をしている事に気づいた。あなたが魔法を使う事で、エメリタス自身には危険に対処する能力が無いとみなされたと感じたのか、エメリタスは怒り出した。
「そんな事はやめてくれ。私はあなたが考えているほど間抜けじゃない」
彼を無視して呪文を使うなら222へ。元々が外で体を動かす仕事とは正反対の医者だし、さっきも危うく罠にかかりそうだったじゃないかと思いつつ、彼が怒るので呪文をやめるなら346へ。
487
あなたの仲間の死体は冷たいクリスタルに変わる。あの怪物の視線の効果のようだ。恐怖の表情を浮かべている仲間だったもののクリスタルから、今後の冒険で必要となるアイテムを持っていってよい。装備と所持品はクリスタル化していない。あなたは仲間の死を悼み、真のマグスを破壊しようという気持ちを新たに階段を上る。182へ。
488
あなたはSISTOと書かれているパネルのレバーを回す。不幸にもそれは鳥の機械を停止させるレバーだった。鳥は下の広場へと真っ逆さまに落ちる。あなたは最後の瞬間にジャンプするものの、各キャラクターはサイコロ5つ分の生命力を失う。鎧は無効。しかし、下の広場にいた狂信者達も何人かは下敷きになって死ぬ。生き残った奴らは武器を手に殺到する。
狂信者達
戦闘力 6
精神力 6
鎧強度 0
生命力 10(14人とも同じ)
打撃力 サイコロ1つ
機敏度 6
奴らを全滅させたら88へ。囲まれているのでこの戦いから逃げる事はできない。
489
その庭園の中心には綺麗な光がある。木々は葉を失い、何世紀もかけて石になった木が、陰気な番兵のように庭園中心の空き地の周囲に立っている。あなたは台座の置かれた古い石の噴水に向かって進みます。台座には石のガーゴイルか4つあり、見えない目で睨んでいます。
もしあなたが噴水をもっと近くで見たいなら30へ。この庭園を出て先を急ぐなら276へ。
490
あなたがその宝石から手を離しても、その宝石は金切り声をあげ続ける。突然、その宝石の置かれていた暖炉全体が崩れてあなたの方へ倒れてくる。各キャラクターはサイコロ3つ分の生命力を失う。鎧は有効。
もしそれでもここにとどまるならば427へ。ここを出て降りてきた縦穴の所まで走って戻るつもりなら396へ。
491
その黒檀のオートマンは、あなたを連れて階段をのぼり、いくつかの小さい踊り場を過ぎて、大きなブロンズの両開きのドアへと導く。その中に案内されて入ると、そこは豪華な大きい部屋だ。壁には大きなブロンズで飾られた楯と、交差した武器が吊り下げられている。そのホールの奥には大きな鉄の玉座が置かれていて、おぞましい姿の人物が座っている。そいつはフードを後ろにそらし、悪魔が歪んだかのようなおそろしい顔があらわになる。冥界の恐怖と悪魔のような顔、ギラつく目とギラギラ光る牙。そいつが玉座から立ち上がり、あなたはそいつの足に蹄がある事に気づく。4本のキチン質の腕がそいつのローブから飛び出している。玉座の後ろにアルコーブがあり、そこに時の女神像が置かれていてほのかに光っている事にあなたは気づく。
黒檀のオートマンが言う。
「ご主人様がお呼びした者をお連れしました。オナカ様」
「私は誰も呼んでおらぬ」
と、その悪魔の王が答える。
あなたはここで悪魔の王に嘘をついてもいいし(91へ)、オナカとオートマンにサッサと攻撃を加えてもいい(443へ)
492
予言の呪文があなたに、モンスターから攻撃されることを警告していたので、あなたは武器庫を探っている間に何者かから攻撃された場合には、最初の1ラウンド一方的に自由に動ける。この1ラウンドを使って、もし逃げる事が可能だったら戦わず逃げてもよい。154へ。
493
最初に、ここにくる前の番号を控えていたか確認せよ。ここには、あなたがどの番号に戻るかの指示がない。
その本はスパイトの歴史の概要が書かれていた。多くの悪魔の守護者とその対処法についても書かれている。そのうちの1ページが特にあなたの目を引いた。赤いインクで本に丸印までつけられている。「南のガーデンホールで」と書かれていて「そこから階段をのぼると、水晶の視線の塔と呼ばれる建物につきます。この塔には死の天使と呼ばれる鳥の怪物が住んでいる。死の天使は空を飛び、真のマグス達の前では鳩のようにおとなしいが、見知らぬ者には躊躇いなく攻撃する。死の天使の目を見た者は死ぬ。だから、奴らの目隠しをするものか、研磨剤のようなものを奴らの目に投げつけるのが最善の対処法です。」
あなたは本をめくるが、すぐに役立ちそうな情報は無い。この本のタイトルは「あの大爆発後のスパイトの歴史」で作者はリエール修道院のボードレッド修道院長だ。
ではここへ来る前の番号に戻れ。
494
(魔術師)
周囲には渦巻く光の銀河がある。あなたはありえないスピードで疾走しているように感じますが、周囲の空間は特徴も空気もないので、光の何十倍もの速さで銀河間の何千万光年もの空間を疾走していたとしても、それを確信を持って知るのは不可能です。
あなたはすぐに何が起きたかを理解する。あなたは異次元の嵐のようなものに捕まったのだ。この不可解な魔法のエネルギーはスパイトの遺跡から放出されており、あなたは自分の呪文にこの手の妨害が入り得ることを想定しておくべきだった。今となっては遅い。あなたは現世に戻れるように自分の魔法をコントロールするのに集中しなければならない。
サイコロを3つ振り、合計と精神力を比較せよ。もし合計の方が大きかったら、あなたと仲間は(いるのなら)永遠に異次元の空間をさまよい、2度と現世には戻れない。この場合、あなたの冒険はここで終わり。サイコロの合計が精神力以下なら、何とかコントロールを取り戻して37へ。
495
(魔術師)
あなたはその絵にちょっとした探知の魔法をかけた。この肖像画には悪魔的な魔法が込められているのが分かった。340へ。
496
その巨大シラミ達はあなたの周りに群がる。それぞれは楯ほどの大きさで、巨人の死体の有機物を食べている。そしてあなたの事もエサとみなしたようだ。
巨大シラミ
戦闘力 6
精神力 5
鎧強度 0
生命力 6(12匹とも同じ)
打撃力 サイコロ1つ
機敏度 4
硫黄の煙に含まれる有毒ガスが戦闘で激しく動くあなたの肺を蝕むので、各キャラクターは毎ラウンド、生命力を1点引くこと。この減点に鎧は無効。なおこのシラミは、コールドロンの有毒ガスには耐性があるので生命力の減点は無い。かろうじて巨人の死体の上でバランスを取っているので、各キャラクターは移動の際は1ラウンド1マスしか動けない。
1つのラウンドで、合計12点以上のダメージを受けたキャラクターがいればそのキャラクターは474へ進まなくてはならない。シラミどもを全て倒したら468へ。
497
大きな音が鳴り響き、数着の鎧が棚から大理石の床に落ちてきてやかましい音を立てる。あなたは棚の後ろで眠っていたブロントフォンという名の怪物の睡眠の邪魔をしたようだ。そと怪物は巨大なドングリのような怪物で、4本のキチン質の蜘蛛のような足があり、たくさんの目が、甲羅の下にあります。そいつはツノのような嘴であなたを攻撃しますが、もっとも恐ろしいのはその怪物の出す音です。その音には石や人間の骨を砕く力があります。
ブロントフォン
戦闘力 8
精神力 7
鎧強度 5
生命力 40
打撃力 サイコロ4つ
機敏度 8
第一ラウンド終了時点でブロントフォンに隣接するマス目にいるキャラクターは音のために生命力を1失う。この失点に鎧は無効。第二ラウンド終了時点で隣接するマス目にいるキャラクターの失点は2になる。第三ラウンド終了時点での失点は4、第四ラウンド終了時点での失点は8と、ダメージはラウンドが経過するごとに倍々に増えていく。このダメージは奴が出す音によるもので、早く倒さないとダメージはどんどん大きくなる。逃げるなら14へ。勝ったら251へ
498
あなたは悪い病気に冒された。ベスト菌がこれ以降あなたの体を侵蝕する。今からあなたは新しい番号に進むたびに、その番号を読む前にサイコロを二つ振る。出目が2個とも1だった場合、あなたは生命力を2点失う(サイコロ2つの目が他の目だった場合はダメージ無し)。この失点は、僧侶の生命力回復術では治せない。何らかの魔法による治癒を受けるまでこの減点は続く。
では372へ戻って戦い続けよ。
499
(魔術師)
予言の呪文を唱え、あなたは武器庫を探す間にモンスターと遭遇して攻撃を受ける映像が見えた。モンスターに攻撃されるリスクとそのモンスターを退けてここにある魔法の武具を入手するリターンのどちらが大きいかを判断するのは難しい。予言では具体的なモンスターの強さも見つかる魔法の武具の性能も分からないからだ。
未来のイメージは消えた。さて、武器庫を探るなら492へ。探るのはやめて先を急ぐなら14へ。
500
あなたが急いでその上を飛び越え、安全な大地へと身を投げ出すと、巨人の巨大な下顎が不気味に震え始めます。突然巨人は自らの前足を上げると、コールドロンの裂け目の縁を掴んでコールドロンの裂け目をよじ登ろうとします。あなたはここにとどまって、巨人の最初のエサになるよりはと走り出し、命からがら、青い光の中の転移門の方へと走ります。巨人はあなたを見つけて掴もうとします。あなたは次元の転移門へ飛び込み、巨人の巨大なハサミは空を切ります。142へ。
501
その百目鬼の沢山の目こそが、奴を強力な敵にしている。奴は隣接したマス目にいる最大4人までの敵に同時に攻撃できるのだ。戦闘は通常通り行うが、やつの行動順の時は、隣接したマス目にいる全てのキャラクターに対し一度ずつ攻撃を仕掛ける。
百目鬼
戦闘力 9
精神力 9
鎧強度 3
生命力 54
打撃力 サイコロ3つ+3
機敏度 6
逃げることはできない。百目鬼はあなたよりこの迷宮内に詳しい。もし奴を殺せたら27へ。
502
その機械鳥は金属的な鳴き声を発して翼を広げる。不快な揺れとともにその鳥は一連のギクシャクとした歩みをしながら、コールドロンの裂け目の端へと向かう。あなたはそのままコールドロンの裂け目へ真っ逆さまに落ちるのではと恐怖を抱くが、その鳥は翼を上下に動かし始めます。他に信頼できる知識がないため、あなたは直感に頼り鳥が裂け目の縁に到達した瞬間に中央のレバーを引く。少しの間、裂け目の深淵から上がってくる煙のために周りが見えなかったが、上へ上がっているのは感じた。そして雲の上に出て、日没の最後の赤い光を見た。あなたはコールドロンの上を旋回しており、片側にはスパイトの遺跡が見えます。レバーを動かすことで、ある程度飛行を制御できるようです。天使達があなたを見ている。あなたはその光景に驚きながらも、鳥をスパイトの遺跡の方へ向けようとします。
ここでサイコロを一つふれ。もし4かそれ以上なら(僧侶がいるか、以前にも鳥の操作をしようとしていた場合には3以上でよい)あなたは操縦に成功し、鳥はスパイトの遺跡の方へ向かう。169へ。
もし出目が1だった場合には、105へ進まねばならない。それ以外の目だった場合には367へ。
503
その多面体の宝石を取り出すと、その宝石は百目鬼の前で多くの面が様々な輝きを見せた。百目鬼の沢山の目はその宝石の様々な面の様々な輝きに夢中になり、ある種の催眠術にかかったようにぼんやりし始めた。その隙にあなたは安全に先に進める。27へ。
504
あなたは左側の壁からの槍の一斉射撃を避けるために床に素早く伏せる。槍はあなたの頭上で音を立てながら反対側の壁にぶつかり、ガチャガチャと音を立てる。ホッと一息ついて、あなたは立ち上がります。あなたは依然として右の壁に近い目の前の石板に進みますか(104へ)。それとも左隣の石板に乗りますか(548へ)。あるいは左斜め前に進んで、9枚の石板のちょうど真ん中の石板に乗りますか(542へ)
505
その昇ってくるブルームーンの青い光の混じった青い夕暮れの光は、あなたを不安にさせる。あなたは何年も前のドラッケン森の惨劇を思い出していた。あの夜あなたは今の使命を受けたのだ。ブルームーンはあなたが最初に認識した真のマグスであり、そいつの魔法のおかげであなたは命を落とすところだった。
このように昔の出来事に思いをはせていると、突然右側にいるアイスベア(氷熊)が激怒したかのように叫び声をあげます。あなたは素早くそいつを見、アイスベアが後ろ足で立ち上がり、狂乱したかのように足を踏み鳴らしているのを見ます。レザーバードは羽ばたきしながら金切り声をあげてあなたの方へ飛んで来、バジリスクはゆっくり目を開けながら、同じくあなたを襲おうと向かってきます。バジリスクが鋭い遠吠えをし、それが合図であるかのように、レザーバードとアイスベアもあなたの方へと突撃を開始します。
ここに僧侶がいたら382へ。いない場合、あなたは奴らと戦うか(280へ)、コールドロンの裂け目へと逃げ出すか(393へ)決めよ。
506
(僧侶)
この五つの特徴は明らかに5人の真のマグスと対応している。機械の白い鳥はホワイトライトの機械だろう。プレイグスターは巨人の死体と関係があるに違いない。金の橋はギフトスターの狡猾な策略をあなたの心に呼び起こす。ギフトの名に違わず簡単に渡れるように見えますが、ギフトスターが本当にギフトらしいギフトをする事は稀です。次元の転移門はブルームーンと関係がありそうです。赤い色付きの宝石は、レッドデスと関係があるでしょう。レッドデスのイメージと宝石はちょっとズレますが、赤が決め手です。
では448へ戻ってどの道を取るか決めよ。
507
あなたが横へ跳ぶと、天井から黒曜石の鏃のついた槍が落ちてくる。そして床の石板にぶち当たると、大きな音ともに砕け散る。額の汗をぬぐい、あなたは立ち上がる。次にあなたは目の前の石板、真ん前の石板に進むなら183へ。左斜め前の石板に乗るなら85へ。左隣の、9枚の石板のちょうど真ん中にある石板に乗るなら542へ。
508
あなたは見事な彫刻の彫られた豪華な椅子を引いて腰をおろす。あなたが見上げると、あなたが座っている机は豪華どころか壊れて腐っており、ほこりやゴミが机の上に積もっています。壁は豪華な色は無く、色褪せてどす黒くなっているように見えます。周りの客は全員がガイコツで、何年も前に痛んでボロになった、元は服だったと思われるボロきれをまとっています。もちろん、机の上には豪華な食べ物などありません。貴金属は年を経ても錆にくいので、骨だけの手に指輪や腕輪がはまっていて、かえって不気味です。あなたはすっかり怖くなりました。
「どうしたのかね」
ボルト王の声で我に返り、もう一度あなたはあたりを見回す。色褪せた壁や壊れた机、ガイコツなどはすっかり消え、豪華な部屋でさっきまで見たゲスト達が陽気に宴会をやっています。吟遊詩人は陽気な曲を奏でています。あなたは頭をふり、今見ているのとさっきの光景、どちらが幻覚なのかといぶかしみます。
「いや…何でもないです」
と、あなたは答えます。
もしこのまま座って彼らと宴会を楽しむつもりなら67へ。先を急ぐからと立ち上がり、階段を上がって肖像画の部屋に戻るなら379へ。
509
あなたは4つの空の廊下のうちの一つを進む。特徴のない石の廊下が延々と続いているだけのようだ。もし引き返して老人が待つ廊下へ向かうなら136へ。このまま進み続けるなら450へ。
510
金の橋は、コールドロンの端から端へと幅1メートル弱で結ぶものの、手すりもなく、橋を支える構造物も下には見えない。あなたはこの橋がどうやって自重を支えているのか、知る術はない。さらにそれに加えてあなたの体重が乗るのだ。揺れないだけでもありがたい。手すりもなく幅も狭く、加えてコールドロンの亀裂はかなり深いので、あなたは下を見ないようにして進む。もし手すりのない橋のどちらかガラ落ちたら、底の見えない穴に落ちるのと一緒で命はないだろう。冷たい夕方の空気を切り裂く下からの熱気の上昇気流は、あなたの足元の亀裂の底で猛威を振るう地獄のような溶岩の存在を暗示している。あなたは一歩の踏み間違いがとんでもなく恐ろしい運命をもたらすと知る。
数分の緊張の歩みの後、あなたは橋の真ん中に来る。あなたは反対側の遺跡の入り口らしい門の輪郭が、渦巻く蒸気の雲と集まる夕暮れの影を通してかろうじて見える。あなたは下を見ないように気を配りすぎていたため、橋の真ん中に刻まれた五角形のシンボルに気づかない。あなたがその五角形に足を踏み入れると、あなたの目の前に金色のきらめきが現れる。
あなたがびっくりしていると、何もない虚空から変な形の物が姿を現しはじめ…95へ。
511
(魔術師)
なぜ今まで気づかなかったのか。あなたが仲間と呼んでいる者達は、あなたの究極の魔法の力に嫉妬している。彼らの貪欲な視線と内心の冷笑は、あまりにも長く続いた。これ以上は我慢しない。あなたは彼らがあなたを破壊しようとする前に破壊する。奴らが自らの嫉妬と貪欲に負けてあなたに襲いかかるのは確かだ。彼らが灰になるまで魔法で焼き尽くせ。奴らに魔法の力を見せるのだ。286へ。
512
もしサソリに殺された仲間がいれば283へ。いなければ、あなたは使えるものがないか武器庫を探ってもいいし(363へ)、スパイトの奥へと進んで行っても良い(14へ)。
513
カタクラフトのときの声は地上のものではない響きで、あなたの血は凍る。奴の巨大な一撃ごとに氷の槍から破片が飛び散るが、再び大気中の水分が氷の槍にすぐ凍りついて、鋭く強い槍へと戻っていく。
カタクラフト
戦闘力 8
精神力 8
鎧強度 5
生命力 90
打撃力 サイコロ6つ
機敏度 8
もし階段を降りて逃げるなら278へ。奴を破壊したら48へ。
514
キャラクターシートにWONDERLANDと暗号を記せ。
あなたはその縦穴から吹き上げてくる風をかきわけて進む。そして死体をひっくり返す。あなたはその死体が人間のものであり、かなり以前に死んでほとんど骨だけになった死体が、頭部はニヤニヤ笑っている頭蓋骨になっていて、死体を見下ろすあなたの視線とニヤニヤ笑うガイコツのそれが交差してびっくりする。
嫌悪感を飲み込み、あなたはその死体の外套のポケットを調べ始める。あなたはポケットの一つから、6服分の薬の入った瓶を見つける。あなたは栓を開けて、中の緑の水に指を浸します。それはピリッと辛く、あなたは即座に自分の体が変化するのを感じます。これはどうやら、体を小さくする薬のようです。ほんの少し指先に垂らして舐めると、体は少しだけ収縮します。大きさはしばらく経つと元に戻るようです。あなたは6服分の縮小薬を手に入れました。持っていくならキャラクターシートに記すこと。276へ。
515
あなたは後ろに飛び退きますが、壁の全面から槍の一斉射撃が飛んで来る。各キャラクターはそれぞれ2本の槍があたり、槍はそれぞれサイコロ1つ+2のダメージを与えます(鎧は有効)。もし生きているキャラクターがいれば、先へ進むこと。次は目の前の石板、依然として左壁にもっとも近い石板に乗るか(337へ)、右斜め前の9枚の石板のちょうど真ん中の石板に乗るか(542へ)、右隣の石板に乗るか(548へ)
516
あなたは銅板の壁をストーンマレット(石槌)で思い切り殴る。物凄い音が響き渡り、周囲の状況を聴覚で把握しているナイトシュリーカーにとって致命的な状況となる。音が収まる前にあなたはナイトシュリーカーに攻撃を仕掛ける。175へ進んで戦え。ただしナイトシュリーカーは周囲の状況をほとんど把握できないため、戦闘の間ずっと、奴の戦闘力と機敏度から5点ずつ引くこと。
517
あなたは彼の剣を取る。突然、あなたはそれが以前、ハクバットの地下でヤマトのエイケンと生命の剣を取り合った時に見た剣だと気づく。それは死の剣で、ブラッドソードの対となる剣だ。どうやって彼がその剣を入手できたのか、あなたは気になる。奴程度の腕前の人間が、ハサン・イーサバーから奪えたとも思えないのだが。
死の剣は、生命の剣と同じように、操る者に戦闘力3増やし、打撃力をサイコロ2つ分増す。また死の剣が真のマグスを含むアンデットに命中すると、そのアンデットはサイコロ2つふって合計が精神力以下の目を出さないと、即座に破壊される。もしあなたが戦士で、生命の剣と死の剣、両手に一本ずつ持って戦いたいなら、ここの番号を控えた上で40へ進め。40には進むべき番号の指示はない。
あなたは彼の指輪に、隠しポケットがある事に気づく。中には嗅ぎタバコのようなものがある。この嗅ぎタバコを試したくなったら、その時読んでいる番号を控えて102へ行くこと。102には進むべき番号の指示は無い。
準備ができたら34へ進め。
518
(コウモリに6以下を出されたキャラクター)
コウモリはあなたを掴むと羽ばたいて空中へと飛んだ。もし仲間がいても彼らは見ていることしかできない。あなたはそのコウモリに掴まれたまま戦いを挑む他ない。
巨大コウモリ
戦闘力 10
精神力 6
鎧強度 0
生命力 77(これまでの戦いで負傷させていたら、その分差し引け)
打撃力 サイコロ2つ+2
機敏度 7
あなたはコウモリに掴まれているが、攻撃を仕掛ける際と呪文を唱える際にペナルティは特に無い。ただし移動と防御はできない。巨大なコウモリもあなたを掴んではいるものの、攻撃の命中判定で10以下を振らないといけないのは変わらず、打撃力にもボーナスは特に無い。
もしあなたが一撃で8点以上のダメージをコウモリに与えて、かつコウモリが生きていたら400へ。コウモリを殺してしまったら441へ。もしあなたが死んで、コウモリがまだ生きていた場合、あなたが単独ならそれで冒険は終わりだが、仲間がいる場合は、その仲間は533へ。
519
その妖精は、閉じ込められていたベルから解放されると、等身大のサイズにまで拡大した。身長は1メートル50ほどもある。巨大な妖精だ。彼女は勝利の笑いをあげると、すぐに千年の眠りの魔法を使ってあなたに攻撃を仕掛けてくる。
ニンフ(巨大妖精)
精神力 11
鎧強度 0
生命力 30
機敏度 11
彼女は毎ラウンド、千年の眠りの呪文を使ってくる。これは1人の敵を対象とする精神魔法で、抵抗に失敗したキャラクターは眠ってしまう。眠ってしまったキャラクターに隣接したマス目に味方がいる場合は、1ラウンド使って起こす事は可能だが、必ず起こせるわけではなく、起こす際にサイコロを一つ振って3から6の目を出す必要がある。1か2なら、そのキャラクターは寝たままだ。
このニンフは千年の眠りを使うのに、魔法の準備状態に入る必要はなく、成功判定のサイコロもふらずに自動で成功する。つまり毎ラウンド、ニンフの千年の眠りの魔法が襲いかかってくる。
もしあなたが単独で眠ってしまった、または複数で遊んでいて全キャラクターが寝てしまった場合には109へ。
もし逃げるなら(逃げる際に眠らされたキャラクターがいる場合は、その者は置いたまま逃げる事になる)174へ。
もしニンフを殺せれば、眠らされたキャラクターがいれば起こすことができる。その場合は305へ。
520
金の橋は、スパイトの廃墟となった城壁の端から突き出たバルコニーへと続いています。遺跡に入る道は、バルコニーの後ろに続いているアーチ天井の通路だけです。
そのアーチ天井の通路への入口が、落とし格子のようなもので塞がれており、このままでは先へ進めません。あなたは夕暮れの光の中、もっと近づいてみます。落とし格子は4本の垂直な棒で構成されており、それぞれの棒の太さは人間の腕ほどもある。これらは灰白色の金属のようなクリスタルのようなものでできている。みた限り、あなたはさして困難無く、これらの棒を壊せそうだ。あなたがどんなに痩せてたとしても、棒を1本も壊さずに入る事はできず、入るにはどれか最低1本は壊す必要がありそうだ。
1本目のクリスタルの棒に手を触れたあなたは、あなたを呼ぶ優しい声を聞いてびっくりする。あなたがそのクリスタル棒を改めて見ると、火のような輝きの何かが見える。それがあなたの見ている前でだんだんと形を成していき、悪魔のような顔が浮かび上がってくる。
あなたは、それでもその棒を調べ続けるか?そうするなら217へ。スパイトの廃墟へ入る別の方法を探しに金の橋を戻るなら448へ。




