解説
専門家ではないため、説明に誤りがある可能性があります。ご注意ください。
蜘蛛自身を「わたし」と書き、それ以外を「奴」「奴ら」と書かせていただきました。
「わたし」や「奴」を人だと思って読んでいただけたなら、最後の真相には驚いていただけたのではないでしょうか?
さて、ここからは細かな設定を紹介していきましょう。
皆さん、よく話に出てくる団体さんとはいったいなんだか分かりますか?
1.前の奴の尻を追いかけるように移動する
2.集団で行動する
3.顔を見ても違いがわからない
わたしは彼らを「アリ」として描きました。
もう一度本文を読み返してみてください。きっと納得するはずです。
もしかしたら真相を知った後の本文は違った内容に見えるかもしれませんね。
次に蜘蛛の生態について説明します。
蜘蛛は大きな雌に小さな雄が取り付き、交尾をします。この時、雄はすぐに逃げだします。
逃げないと雌に食べられてしまうからです。
かわいそうでしょう?
…………
蜘蛛の食事について説明します。
彼らは獲物を捕らえた後、牙を突き立て毒を流します。相手から抵抗する力を奪うためです。
そして牙を突き立てる前か、その後には糸で相手をグルグル巻きにします。
理由はいろいろあるため、ここでは説明しません。
糸を巻き終えると、蜘蛛は何日かに分けて食事をします。食事は獲物を溶かしながら舐めるようにして行います。
………
蜘蛛の糸
作品でも扱ったように縦糸はひっつかず、横糸はひっつきます。
横糸がひっつく理由は粘りのある球がついているからだとどこかで読んだ記憶があります。
………
近親交尾について説明します。
蜘蛛は仲間を探すのに苦労するため、近親交尾をよく行います。
本作にあった姉と末っ子のお話ですね。
これがもし人間のことであればとんでもない話ですが、この話が蜘蛛の話であることを忘れてはいけません。
…………
そして最後は空を飛ぶ蜘蛛のはなしです。
彼らは風に乗って空を飛ぶ生き物です。
台風の翌日に室内に蜘蛛がいることはありませんか?
彼らは風に乗ってきたのです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
他にも一風変わった作品を投稿しております。
ぜひ一度お試しくださいませ。
(○○の名は。という映画とかぶる描写に気づきましたか?、、、縦糸と横糸、、、組紐、、、わかりますかね?)




