理想の世界で選択肢頼みの令嬢ライフ
いつものように家の扉を開いたら、そこは本に覆われた見知らぬ部屋へ続いていた。何でも願いが叶うというその部屋の不思議な雰囲気にのまれ、私はぼそりと言ってしまった。「理想の世界に行ってみたい」と。後でのたうち回るくらい後悔することになるこの言葉を。たぶんこの時、理想の世界なんてふわっとした感じじゃなくもっと具体的に説明すべきだったのだ。
貴族なら誰もが精霊と契約している私の新たに生まれた世界。不思議な力もゲットして、侯爵令嬢として順風満帆な人生の始まりだと思いきや……いつになっても精霊と契約できない私は、気がつけば落ちこぼれ扱いを受けていた。
貴族なら誰もが精霊と契約している私の新たに生まれた世界。不思議な力もゲットして、侯爵令嬢として順風満帆な人生の始まりだと思いきや……いつになっても精霊と契約できない私は、気がつけば落ちこぼれ扱いを受けていた。
夢境の館
扉 理想の世界への片道切符
2017/03/27 22:32
(改)
1人目 理想の世界のご令嬢(ロベリア)
2 理想の世界で精霊契約
2017/03/28 22:36
(改)
3 理想の世界のお茶会模様
2017/03/29 23:10
(改)
4 理想の世界で試験地獄
2017/03/30 22:30
(改)
5 理想の世界の婚約者候補
2017/04/01 11:30
(改)
6 理想の世界で選択肢頼み
2017/04/04 21:30
(改)
7 理想の世界の恋愛模様
2017/04/08 22:00
(改)
8 理想の世界からの逃走
2017/04/09 21:30
(改)
終 理想の世界のご令嬢
2017/04/10 00:01
(改)