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とあるおっさんSE47歳の人生記録。生成AIと共同執筆を試してみた。  作者: 実験者一号


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第2章 1話 中学時代

中学に進学した。


当時の中学は全員が部活動に入る決まりだった。

親からは運動部に入れと言われたが、自分は運動が得意ではなかった。団体競技も苦手だった。自分のミスで周囲に迷惑をかけるのが嫌だったのである。


そこで何となく卓球部を選んだ。

深い理由はなかった。


ところが入ってみると、その卓球部は地区大会30年連続優勝という伝統を持つ強豪校だった。

練習は厳しかった。

とにかく走る。

中学入学時に48kgあった体重は42kgまで落ちた。

最終的にはドクターストップまでかかった。

今なら問題になるかもしれない。


それでも続けた結果、長距離走だけは異常に速くなった。

陸上部より速いこともあった。


ただ、それで運動が得意になったわけではない。

卓球の成績も個人戦ベスト8。

正確には8位だった。


悪くはないが、自分はやはり運動で勝負する人間ではないと思った。


しかし卓球部に入ったことで、大きな出会いがあった。

仲良くなった先輩がいた。

その先輩は学年トップだった。


一方の自分は400人中250位前後。

ただ当時の自分に危機感はなかった。


小学生の頃の目標はALL3だったからだ。

しかも理由は単純で、「3」が並んでいると格好いいと思っていたからである。


成績上位を目指していたわけではない。


そんな自分にとって、学年トップの先輩は別世界の住人だった。


だから少し憧れた。

一度くらい真面目に勉強してみよう。

やってみると結果が出た。

順位は少しずつ上がっていった。

最終的には70位前後まで上がった。


今振り返ると、勉強の才能が開花したわけではない。


勉強のやり方を覚えたのである。

目標を決める。

やってみる。

結果を見る。

改善する。


後々の学習能力の土台は、この頃に作られたのだと思う。


中学時代に印象に残っている言葉がある。


担任の先生の言葉だ。

「下心でもいいから勉強しろ。動機を作れ」

当時の自分は妙に納得した。

人は理由がなければ頑張れない。

先生はそう言いたかったのだと思う。


そして当時の自分にも、人には言いづらいコンプレックスがあった。


中学や高校では、運動のできるスポーツマンが目立つ。


自分は違った。

長距離走は速かったが目立つ種目ではない。

卓球も地味だった。

なんせ反復横跳びしながら球を打つだけである。


当時は『行け!稲中卓球部』が流行っており、卓球部はいじられ役でもあった。


だから時々考えていた。

自分は何を武器にすればいいのだろう、と。


結局、この頃は答えが出なかった。

モヤモヤしたまま高校へ進学することになる。


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