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とあるおっさんSE47歳の人生記録。生成AIと共同執筆を試してみた。  作者: 実験者一号


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第9章 第2話 体が壊れた。

そこで初めて体の異変に気付いた。


腕の皮膚の色がおかしいのである。


赤と白のまだら模様が浮かんでいた。


常に37.5℃前後の熱が続いていた。


寒気がする。


そして眠れない。


疲れているはずなのに眠れないのである。


さすがにおかしいと思い、精神科を受診した。


診断結果は自律神経失調症だった。



それまでの自分は順調だった。


技術者として結果を出した。


リーダーになった。


PMになった。


業務統括も経験した。


無茶な案件も乗り越えてきた。


努力すれば何とかなる。


どこかでそう思っていた。


しかし、この時初めて体が壊れた。


現場からは、

「あなたがいなくなると困る」

と言われた。


その結果、稼働時間を9:00~19:00程度まで下げることになった。


また、結合テスト工程に入っていたため、他チームを含めた課題管理だけは継続して担当してほしいと依頼された。


その後、結合テストの終わりが見え始めた頃だった。


会社から医師の診断書を提出するよう指示が出た。


休職することになったのである。


現場都合で案件を離れることは、SES業界では珍しくない。


しかし今回は違った。


初めて、自己都合で案件を離れることになった。


そして、その頃。


嫁から衝撃的な言葉を告げられた。


「あなたについていけば人生安泰だと思った。だけど、あなたは壊れた。離婚したい。」


彼女と知り合う前から、自分はシステムエンジニアだった。


繁忙期があることも知っていたはずだった。


だから理解してくれているものだと思っていた。


両親からは、

「一年かけて話し合ってみたらどうか」

と言われた。


実際に話し合いもした。


しかし結論は変わらなかった。


36歳。


自分はバツイチになった。


この炎上案件によって、自分は初めて知った。


人生は何かを得るだけではない。


失うこともある。


失ったものは大きかった。


嫁という人生の一部。


そして、この先の人生を生きていくための体。


体を壊すまでは、自分は無敵だと思っていた。


努力すれば何とかなる。


頑張れば乗り越えられる。


そう信じていた。


しかし、この時初めて理解した。


人には限界がある。


そして、その限界を超えた代償は思っていた以上に大きい。


この経験を境に、自分の価値観は大きく変化していくことになる。


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