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とあるおっさんSE47歳の人生記録。生成AIと共同執筆を試してみた。  作者: 実験者一号


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第6章 第3話 出会い系の総務事務

次の配属先は総務事務だった。


この会社のサクラの給与計算は歩合制だった。

時給ではない。


受信したメール数を基準に、週ごとに給与を支払っていた。


さらに週間ランキング上位者にはボーナスがあった。


週10000通以上受信した場合は、1通あたり5円だった単価を20円へ引き上げる制度もあった。


給与計算はかなり複雑だった。


そこでエクセルを使い、マクロを組み、給与計算を自動化した。


また、受信数が極端に少ない場合は最低保証として時給700円程度になるよう調整もしていた。



少し話はそれる。

この仕事をしていて、改めて出会い系サイトの利益構造も見えてきた。

利用者はメール1通につき100円から200円程度を支払う。

メールアドレスや電話番号の交換には500円から1000円程度の料金が発生する。


一方でサクラへの支払いは1通あたり5円から20円程度だった。


今振り返ると、なかなかあこぎな商売である。


ただ、そのおかげで会社が儲かる仕組みも理解できた。


あと、ここでも1つだけ心に残った言葉がある。


出会い系の部長に言われた言葉だ。

「給料をもらう以上、その道のプロであれ」


当時はサクラの面接や総務事務をしていた。


なので心の中では、

「サクラのプロってなんだよ」

と思っていた。


だが、この言葉だけは妙に記憶に残った。


当時は意味がよく分からなかった。


しかし、その後プログラマやシステムエンジニアとして働くようになってから、何度も思い出すことになる。


プログラマになるために入社した会社だったが、プログラムを書くことはほとんどなかった。


それでも2年ほど正社員として働き、社会人経験を積むことができた。


そして出会い系サイトの仕組みも十分理解した。


そろそろ次へ進もうと思った。

今度こそIT業界へ就職することにした。


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