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とあるおっさんSE47歳の人生記録。生成AIと共同執筆を試してみた。  作者: 実験者一号


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第5章 2話 MMORPG廃人

そんな時に見つけたのが「闇の伝説」というMMORPGだった。


月額料金を支払ってログインした。


選択できる職業は4つだった。


戦士は普通だった。


魔法使いも普通だった。


僧侶は地味だった。


盗賊だけがよく分からなかった。

盗賊でプレイすることにした。


ゲームを始めた。


レベルを上げた。


最初はレベル帯の近い人とその場でパーティを組みながら遊んでいた。


ただ、ネット住民は会話が速い。


幸いキーパンチャーの仕事でブラインドタッチは覚えていた。

会話についていくことは苦ではなかった。


盗賊という職業も自分に合っていた。

相手の弱点を見る。

チャットで報告する。

同時に攻撃コマンドを入力する。

今思えばマルチタスクの練習をしていたようなものだった。


しばらくすると顔なじみができた。


毎回同じような時間にログインし、同じようなレベル帯で遊んでいると自然と覚えられるのである。


その頃、1つのギルドが頭角を現し始めていた。

強いギルドに入って教えてもらう。

そういう遊び方は性に合わなかった。


ならば自分で作ればいい。

顔なじみを集めてギルドを設立した。


こうして自分はギルドマスターになった。


ギルド紹介のホームページを作ったらもっとメンバーが集まるかもしれない。


そんな軽い気持ちでホームページも作り始めた。

ホームページビルダーを使いサイトを作った。

アップロードした。

メンバー紹介を書いた。

性格を一言添えた。

意外と好評だった。


このゲームでは2人の存在が大きかった。


最初に仲良くなったマイさん。


そして後に仲良くなった黒姫ちゃん。

黒姫ちゃんは自分と同じくらいゲームに時間を使う人だった。

平日も休日もログインしていると自然と一緒に遊ぶことが増えていった。

他に相方がいたが、ギルドに誘い強奪した。


闇の伝説は戻りのワープはないが、帰りのワープだけあるシステムだった。


最終ダンジョンは30階層。


現地に到着するまで30分ほどかかる。


長時間レベル上げをするので途中で休憩も入る。


その時間は自然と雑談になった。

ゲームのこと。リアルのこと。他愛もない話。


レベル上げよりも会話の方が印象に残るようになっていた。


気が付けばギルドも大きくなっていた。

闇の伝説はそこまで大規模なMMORPGではなかったこともあり、自分たちのギルドはゲーム内でも2番手の規模になっていた。


自分と黒姫ちゃんも個人ランキングでは上位に入るようになっていた。


ゲーム内イベントがあればメンバーを集めて参加した。


かくれんぼを企画したり、ゲーム内でできる遊びを考えたりもした。


ギルドマスターとして、みんなで遊ぶことそのものが楽しかった。


そんな生活を3年ほど続けたと思う。



後の話になる。

マイさんとはゲームの終わりとともに自然と関係が終わった。


一方で黒姫ちゃんとはその後も長く連絡が続くことになる。

30代後半になってから一緒に食事をしたこともあった。

ネットゲームの中で始まった縁だったが、不思議と長く続いた。


仕事が終わればネット。


休日もネット。


気が付けば生活の中心は完全にネットへ移っていた。


どっぷりネットにはまった時期だったと思う。


ただ、その3年間で得たものはゲームのレベルだけではなかった。


MMORPGという新しい世界。

ギルドマスターとしての経験。

ネット上の友人たち。

そしてホームページ作成。


後にシステムエンジニアとして働くことになるが、その土台はこの頃に少しずつ作られていたのかもしれない。


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