薬草取り道中膝栗毛
セシリア「いっちゃ悪いけどこの子結構不審者よ!?」
この子とは失礼な!これでも俺は17歳だぞ!...んまぁ、その、不審者っていう点は否定しないけど...
リア「いいじゃない、その子いい子そうだし...それに...」
セシリア「?」
リア「今、ちょうど人手が欲しいって思ってたとこだし!」
セシリア「なんで!?私がいるからいいじゃない!」
リア「あんたがサボるから人手が欲しいのよ??」
セシリア「うぐっ...」
ジュエル「あ、あの、流石に助けていただいた上にお世話になるのは申し訳n」
リア「あなた多分、このままだったら不審者認定されて牢獄か、外に出て飢え死にかの2択だけど?」
ジュエル「小林ジュエル、誠心誠意リアさん達のお手伝いをさせていただきます。今後ともよろしくお願いします!!!」
リア「よし!頼りにしてるわよ!」
セシリア「なに土下座してんのよ...」
この後一晩泊まらせてもらった...
(ちなみに屋根裏部屋を使わせてもらったよ!)
リア「小林....か」
ーーーセシリアと薬草取りーーー
セシリア「行ってきまーす」
ジュエル「行ってきます!」
セシリア「なんであんたもついてくるのよ!」
ジュエル「おいおいセシリアさん、さすがに俺も、タダで居座ろうなんて図々しい真似はしませんぜ」
セシリア「助けてもらった上に一晩泊まってる時点でもう十分図々しいと思うけど?」
ジュエル「それはマジでごめん」
パンチライン高すぎて吐きそう
リア「さっきから玄関でなーにずっと話してるのかなぁ?」
いつまで経っても薬草を取りに行かない2人を見兼ねたリアが、催促するようにそう尋ねる
リア「ほら!さっさといったいった!もう薬草の在庫ないんだから、いっぱい取ってきてよね!」
セシリア「はーい...」
ジュエル「では行ってまいります!」
リア「はい行ってらっしゃい!」
ーーーーーーーー
ジュエル「セシリアさんの家って薬草を売ってるの?」
セシリア「んーそうね、薬草とか漢方とか、まぁ回復道具専門の道具屋ってところね!」
薬局みたいなもんだろうか
セシリア「うちの薬はよく効くでしょ?」
ジュエル「うん本当にすごいよ、ありがとう」
昨日知ったのだが、実は俺もセシリアさん家の薬草の恩恵を受けていたらしい、この世界の薬は引くくらい凄い。なんでも、飲んだ瞬間に傷などが一瞬で回復するんだとか、一体どういう原理なんだ?
ジュエル「そういえばセシリアさんに聞きたいことがあったんだけど」
セシリア「ん?なに?」
ジュエル「魔法って、どうやって使うの?」
そう!おそらくこの世界には魔法が存在する!昨日リアさん達が魔法を使っているところを目撃した拍子にアゴが外れて以来、寝不足になるくらいには気になっていたのだ!
セシリア「ははーおもしろい冗談ねーさっさと薬草取りに行くわよー」
ものすっごい棒読みで言われた、え?
なんでこんな今年1面白くない話聞いたみたいな流され方したんだ???
こっち結構本気で聞いてるんだけど??
ジュエル「あのー冗談じゃなくて本気で...」
セシリア「よし!ここを抜けた先が薬草取り放題草原よ!」
ジュエル「あ、もうついたの?.....すご...」
ちょっとまってくれ流石にこれは.....綺麗すぎないか?
目の前には今までに見たことないくらい綺麗な草原が広がっていた。どこまでも続いて見える地平線!気持ちのいい風!ダメだ、綺麗すぎてなんか泣きそうになってきたわ
ジュエル「まさか森を抜けた先にこんな綺麗な草原があるとは...」
セシリア「あんた本当に何も覚えてないのね、昨日ここに倒れてたのよ?」
ジュエル「へー、俺はここに倒れてたのか...」
今更だが、なぜ俺はこの世界へ来てしまったんだ?んまぁ、大方あの青白い光のせいってところだろうが....
色々疑問はあるけど、ここらへんに倒れていたのなら、もしかしたら周辺に元の世界に帰る手掛かりがあるかもしれない、ちょっとこの草原のこと注意深く見てみるか...って、ん?森の方になんかいるな...
ジュエル「あれ?あっちの森の方にいるのウリボーじゃん!!!かわいぃ〜!」
セシリア「うりぼー?何よそれ、森の方にそんなやつ...が.....ッ!ジュエル!薬草取りはやめ!逃げるわよ!」
冷や汗を流したセシリアは、そう声を荒げるのだった
今回から定期的に後書きのほうでキャラ説明していこうと思います!
小林 ジュエル
・身長168センチ
・体重48キロ
・血液型 B
・一軒家に妹と2人で暮らしている。
昔エンジェルに家事を頼んだ際大惨事になったため、今では家事のほとんどをジュエルが担当している。
黒髪で髪は少し長め。なぜか顔が整っているため、高校入学当初はかなりモテていたが、時折性格がアレなため、1ヶ月後には残念イケメン兼ネタキャラとして定着した。
・性格
基本いつも飄々としている。
昔はもっとおちゃらけていたが、父母を失って以来すこし大人しくなった。時々素がでるので、側から見たら情緒不安定。




