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シトモス村

今ボクは、精霊のサポートを受け、この世界の事を覚えている

アンから教えてもらったところ

この世界は、身分格差生活格差がすごいこと。


魔法は発展してるが、使用できる人が全人口の半数と…そのほとんどが、1属性と生活魔法くらいで、属性攻撃魔法は国のトップクラスで、3属性が魔法LV.5で最高って



マジかよ、身分格差については貴族社会だからわかるけど



ちなみに、国に属している宮廷魔法師で、レベル95 魔素量19,000 魔法攻撃力16,500

一般冒険者で、魔素量4,400 魔法攻撃力 3,800 


《こんなに低いんだ》


魔法スキルレベル上げるには、魔素量・魔法威力・回数が関係してるらしい



《ボクのレベルと、能力値ってヤバイ》



あと種族のエンシントエルフも、絶滅した種族らしい



《っておい!ダメダメじゃん!》



(大丈夫ですマスター♪アステル様は、隠蔽魔法でステータスも種族も、ハーフエルフにしか見えないようにしてくれてます)



《ならいいけど・・》


《ねぇハイエルフとエンシントエルフの違いって見た目でわかるの?》


(すぐわかります。ハイエルフは水平で尖った耳が特徴で肌の色も小麦色です)


(エンシントエルフの特徴は、耳は同じように尖ってますが、ハイエルフより短く少し尖ってる程度で、肌の色もきれいな白です)



(あとは身長ですね)



《身長?どういうこと??》


(ハイエルフの平均身長は175cm、たいしてエンシントエルフの平均身長は135cmです。ちなみにこの世界の種族の、一番身長の低いドワーフ族でも165cmです)


《えぇぇ…!》


(あとハイエルフの平均寿命は1000歳、エンシントエルフは10000歳?です・・つまり病気や事故以外では、ほとんど死ぬことはありません、どちらも、生まれてから12歳くらいまで、身体が成長していきます。そこからは、寿命が尽きる直前に、老化が始まります。)


《・・・・》


(ご存じと思いますけど、マスターは声も容姿も完全に女性ですから・・いわゆる男の娘です♪ウフフ)


《えーーー!》


《成長したら変わるとか…ない?》


(ないです!アステル様自ら、マスターの身体を造られたのですから)


(成長すれば美少女・・美女と変わるはずです!よかったですね♪マスター)


《・・・・》


《まさか性別まで、女性に変わったりしないよね》



(・・・)


(ではマスターこれから、身体能力向上のお手伝いさせていただきます)



アンのやつ誤魔化したな、はぁ…もういいや


まずは、年齢に応じた行動しながら、身体能力UPだなぁ


絶対目立ちたくないし

それと女神アステル様が、ボクをこの世界に転生させた願いにも答えなきゃだし


《お母さんただいまぁ♪》



[ユウリおかえりなさい]



[もうすぐご飯だから、準備してね]



《はぁーい♪》



[今日は村に、冒険者の方が沢山の一角ウサギを持ってきてくださったから、一角ウサギのシチューよ♪]


《わーい!やったぁ♪》


《おいしそう♪》


[じゃ食べましょ♪]



《うん♪わぁ美味しい》



そうだいろいろ聞かないと



《お母さん、この村って、よく病気の人でるよね、どうして薬剤スキル持ってる人とか、治療してくれる人呼ばないの?》



原因はわかってる、シトモス村含めこの世界全体が、文明の発達が遅れてることだよなぁ


魔法があるんだから、どうして併用した発展しないのだろう


この村の生活環境の悪さ、生活習慣、風土の悪さこの変を変えていかないと、村はそのうち全滅してしまう


ボクの年齢で、ごまかしながら上手くできることって



まず村の、トイレ事情の改善からだよなぁ



「なんで病人が増えるのかはわからないけど、村が貧乏だから、、教会造ることも薬剤スキル持った人来てもらうこともできないのよ」



[それに大きな町にある、教会のシスターや神父様を呼びに行くにも、お金もだけど危険なのよ、魔物や魔獣のいる危険な森を、通らないといけないから]



わかってたけど


《お母さん、ボクいろいろ勉強して、村の人が病気にならないように、いろいろ考えてみる》


[ユウリ]



[でもねユウリ、絶対前みたいに村の外には出ないこと!いいわね!約束よ]



《はぁーい♪》



《お母さんご飯美味しかったぁ♪かたずけたら寝るね》



《おやすみなさい》



[はい♪おやすみユウリ]



まずはトイレ環境の改善だね、村全体に臭いしてるもんなぁ


村の合同トイレ5箇所、全部大きな穴ほっただけだもんなぁ


紙もないし手洗いもしない、いっぱいになれば塞いで別のところに掘っての繰り返しこれじゃいつまでたってもダメだよなぁ



《アン何かいい方法ない?》



(はい!ありますがマスターの今のスキルレベルではできません)



《え!ってことは方法はあるの?》



(はい!はっきりとは言えませんが、スキルレベルを全体的に上げることは使える魔法が増え、私サポートシステムも能力が上がります。)



なるほどよし!


(マスターお忘れではないでしょうが、マスターはまだ年齢が3歳だということを)



(あまりやり過ぎると、目立つことになりますので注意してください)



《わかった!気を付けるよ》









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