表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/61

第3女神アステル~side

行ってしまわれましたね、三枝木ゆう様

今まで苦労されたから、私の管理する世界では、幸せになってくださいね♪



『創造神アステル様』



「魔法神エステア何かしら」



『アステル様は、すごく優しそうなまなざしで、先ほど送った転生体を見つめていらっしゃったから、何かあったのかなぁと…』



「先ほど私がお送りした方は、大変苦労と沢山の悲しい思いされ、私がこちらに引き留めた方なの、獣神ウラルからもお願いされたわ」



ウラルまでどうしたのかしら?ウラルって、動物の生と死を管理してる神よね



「ウラルは、たまたま見ていたかわいそうな犬たちが、ある一人の人間に救われていくのを見てたみたいなの、それも何匹もよ」



『ウラルって、人間は無関心じゃなかった?』



「そうなんだけど、ウラルがね数匹の犬の魂を連れてきて、願をかなえてほしいとお願いしてきたのよ」



犬の魂ってか動物の魂全般は、獣神であるウラルが管理するはずなのにどうして?



「ウラルの連れてきた犬が、ある人間が死んだら転生させてほしいと、その人間が転生しないのであれば、自分は転生循環しなくてかまわないとまで言われてね」



普通は、優しい飼い主の下で寿命を全うしても、転生循環を代償にしてまで、育ててくれた飼い主に会いたいなんて思わないはずなのにすごい!そこまで思われる人間って



「ウラルからの願いは、連れてきた犬達の話を聞いてほしいのと、その子達を動物以外の種族に転生させてほしいと、言うお願いだったわけ」



『なるほど、ウラルがそこまでするなんて珍しいですね』



「私も話を聞いて即決よ!」



『アステル様は、それであのように見つめてたのですね』



ウラルの願いとは別かなぁ

三枝木様の生れてからの苦労を見てたから、女神として感情移入はダメなことなんだけど


「三枝木様には、創造神女神アステルの加護と、スキルをいくつか与えています、あと武神ガイザー・生命神イリシア・獣神ウラルたちも加護を与えたみたいね」



「エステアあなたも、私にいろいろ聞いてきたけどこっそりのぞいてたでしょ♪」



エステアも、他の女神同様に気にしてたみたいだし…


「エステアも加護与えてるじゃない♪」



『アハハはい!与えました』



女神の祝福のしるしである加護を、こんなに与えられた方は初めてじゃないかしら


三枝木様は、私の世界アステリアを救って頂きたいから、加護とスキルを使って、強くなっていただかなくては



『アステル様強くってことは…邪神ドラルドが封印される前にまいた種のことですか?』



「…そう」


邪神ドラルドが、封印消滅される直前に世界にばらまいた種・凶悪な心・・邪心、

この邪神の種がまかれ数十年、影響も少しずつでて来ている、凶悪な出来事も増えて来てる、あと数年もしないうちに数倍に膨れ上がるわ



だから三枝木様の、持ってる精神的にも強く優しい人柄にかけてみようかと


「エステア♪邪神ドラルドは、永遠の牢獄に封印されてるから心配ないですが、種が芽を吹き成長すると、眷属化してしまうそうなれば、アステリアは崩壊してしまうわ!」


アステル様…


『それで、三枝木様に託されたわけですか?』



「いえ三枝木様には、邪神の種のことは言ってません」


そんな…


「でも三枝木様ならきっと大丈夫よ♪だって彼の目標は、のんびりと暮らすことですもの」



「優しい人柄の彼なら、トラブルに巻き込まれてもきっと、なんとかしてくれます。きっとね三枝木様♪」



エステア私たちは、三枝木様を信じて見守りましょ



「『三枝木様よろしくお願いします♪』」









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ