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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

綺麗な薔薇には刺がある

 辺境都市デアイドル、そこには腕は確かだが性格が酷いと言われる不良冒険者をする、三人の男がいる。

 一人は強力な剣技と何者も恐れない暴勇を持つ、筋骨隆々の不良剣士でありながら、ギャンブルが好きすぎてそこに大枚を注いでしまい、常に無一文に等しく、そのため酒代を払わず常にツケで飲むしょうもない癖からついた異名をもつ、通称“ツケのヴォルフラム”。
 一人はいかなる敵をもその剛腕でもって叩き潰す、ありとあらゆる武器を操る巨漢戦士であるのに、何一つとして突出した技を持たず、また昼行燈な性格をしているためについた異名を持つ、“器用貧乏のフランク”。
 そして最後の一人が、豊富な経験と深い知識でもって、すべて計画通りに事を勧める賢者でありながら、酒と女とギャンブルに極めてだらしがなく、魔術師としての異名ではなく、その行動からひどく情けない異名を持つ老人、“好色酒飲み爺ジュゼッペ老”。

 彼らは自由に生き、自分の望むまま、好き勝手に冒険者をしていたが、ある日、不思議な出来事に巻き込まれ、その姿を本来のものから遠く離れた少女のそれへと変えられてしまう。

 ヴォルフラムは、茶色の柔らかそうな髪の上に赤い帽子を載せて、ひまわりの髪飾りを身に付けた、背の低い、愛らしい顔立ちの少女に。
 フランクは、出るところの出たメリハリのある体系をしているが、全体に華奢であり、顔立ちはかわいい、よりかは美しいと評される水色の流行のドレスを身に纏った少女に。
 ジュゼッペは、7、8歳と思しき、兎耳を生やした亜麻色の長く滑らかな髪の美しい、獣人の少女に。

 そんな彼らが自分の本当の姿を取り戻すために巻き起こす騒動の物語。
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