一話
〔サキュメアーレ王城〕
サキュバスになった三姉妹は母と共にお風呂にやって来た。
「そう言えばお姉様達それぞれで尻尾もツノも形が違うね」
アーリアの尻尾の少し縦型なハート型を基準とするとサーリアが横に広くネーリアがアーリアの物より縦に長いナタリアのモノはアーリアのモノと形は同じだがギザギザしている。
そしてアーリアのツノはクロワッサン型だがサーリアは尻尾と同じくアーリアの元と比較すると横に広いツノ。
ネーリアが縦に長くナタリアのモノは尻尾と同じく少しギザギザしている。
「そうだな、しかし形としてはお前のモノが王道かつ可愛いな」
「そうですわね」
アーリアのツノと尻尾は王道かつ綺麗な形で可愛らしいもちろん三人のモノもそれぞれの魅力があって可愛らしいのだが。
「…胸とお尻が大きくなった気がするわ」
ナタリアは胸は良いんだけどと呟きお尻を触る。
「そう?同じだと思うけど?」
「…あらなぁに?元から大きいって?」
「そ、そう言う意味じゃ…」
大きくなってないと思うよと言いたかっただけなのだ。
そのためアーリアは慌てて手を振ってそう言う意味ではないと言う。
「ははは、母上、あまりリアを揶揄わないであげてください」
「うふふ」
「もー!」
揶揄われたアーリアは頬を膨らませた。
「それじゃ髪を洗ってあげるわ」
「んー」
ナタリアがアーリアの髪を洗い始める。
ナタリアはアーリアの髪を触り普段アーリアの髪を洗っているこの城のサキュバスメイドはとても良い仕事をしているなと思う。
そのくらいさらさらでツヤツヤだ自分も手入れして貰いたいくらいである。
「気持ち良い?」
「うん!」
アーリアは嬉しそうに返事をしつつ楽しげに鼻歌を歌い始めた。
とてもご機嫌である。
そしてこう言うところもアーリアの可愛らしい所である。
「はい終わり」
ナタリアはしっかりとアーリアの髪の手入れをした。
「なら次は私だね!」
「ええお願い」
続いてアーリアがナタリアの髪を洗う。
ナタリアの髪もアーリアの物と同じくさらさらツヤツヤだ。
「お母様の髪綺麗だね」
「若返ったおかげねぇ…今の体は十八歳の頃の私の体だから」
ちなみにアレンはもう一度ナタリアの若い姿を見れて喜んでいる。
「普通なら若返れないし私を洗脳して利用した事はムカつくけどね」
「だね、洗脳して利用するなんて許せないもん」
「そうね」
許せないからこそナタリアもダークローズと戦うつもりなのだ。
「髪終わったよ」
「ありがとう」
アーリアとナタリアは身体を洗い終えると先にお湯に浸かっていた二人と共に楽しく話しながら暖まるのであった。




